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「お嬢様とは仮の姿! 」(喬林 知著/イラスト 松本テマリ)(角川ビーンズ文庫)

いかん、いかん!
コンラッドのあまりの仕打ちに打ちのめされて、すっかりこちらを忘れていました。

と、いうことで~、「お嬢様とは仮の姿! 」(喬林 知著/イラスト 松本テマリ)(角川ビーンズ文庫)の感想です☆

お嬢様とは仮の姿!
お嬢様とは仮の姿、エイプリル・グレイブスが祖母から受け継いだ裏稼業は、誇り高きトレジャーハンター。相棒と共に依頼をこなすうち、亡き祖母が守り続けた禁忌の箱にたどりつく。だがそこに箱の“鍵”の持ち主と名乗る将校が現れて…?この世には、触れてはならぬ物が四つある。「風の終わり」「地の果て」「凍土の劫火」そして「鏡の水底」。マルマシリーズの謎が明らかに!?秘密のストーリー登場。

マ王シリーズ番外編。
4つの「禁忌の箱」にまつわるサイドストーリーですが、舞台は1930年代のアメリカ、第2次世界大戦中の地球です。

良家の子女ながらトレジャーハンターとしての顔も持つ、お転婆娘エイプリルと、ナチの将校でありながら「箱の鍵」の所有者である謎の多い青年や、ムラケンと深いつながりのあるフランス人も登場し、内容は盛りだくさん!
外伝とはいえ、本編を読み進める上でもかなり重要な物語といえます。

表紙をご覧の通り、コンラッドに似た謎の青年は誰なのか!?
本編での次兄の仕打ちに涙する方には必見です!



「箱」の所有者であるエイプリルを軸に、「箱の鍵」の所有者であるリチャード(ドイツ名リヒャルト)が繰り広げるスピード感溢れる冒険物語。

このエイプリルが明るい、活発、前向きと三拍子揃った女の子で物語をぐいぐい引っ張ってくれますが、やはり気になるのはリチャードです♪

容貌から言ってもウェラー卿と関係があるのは一目瞭然なのですが(笑)、この性格がいいんです!
コンラッドの穏やかで控えめな(登場当初の)性格もなかなかですが、リヒャルトはもうちょっと快活というか、豪胆というか。

いや、もちろんムラケンの前人格者であるフランス人医師レジャンも頑張ってるんですけどね。くす。

4つの箱の謎が全て解決される訳ではありませんが、地球とあちらの世界との繋がりを示唆するような描写もあり、やはりファンには必読でしょう。

それにしても、エイプリルとリチャードの恋の行方が気になる~!!
あれって最後は結ばれなかったってことなのでしょうか?
切ない。

そして、最後1980年代になって姿を見せてくれた「彼」のことを、懐かしい思いで見つめてしまいました。
もしかしてクリスタルと何かあったのか!?
勝手にその後を妄想して、イライラする私…。すでにコンラッド病なのか!?
ああ~、もうその掴みどころの無さに鷲掴みにされてます~!!叫

ともかく「4つの箱」編がまだ未読なので、これからの展開が楽しみ♪
本編を補完する内容なので、未読の方は必見ですよ。




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