HOME>[ライトノベル]喬林 知/マ王シリーズ

「めざせマのつく海の果て!」(喬林 知 著/イラスト 松本テマリ) (角川ビーンズ文庫)

コンラッドの仕打ちに耐えかね、絶読(そんな日本語あるのか?)しておりましたが、夏休みに入って息子の前ではあからさまなBLは読むことが出来ない…ということで~~、この作品の新シリーズ(といっても、発売後三年経過してますが)を読むことに致しました!
それが「めざせマのつく海の果て!」(喬林 知 著/イラスト 松本テマリ) (角川ビーンズ文庫)です!

めざせマのつく海の果て! (角川ビーンズ文庫)
いろんな気がかりを異世界に残したまま、地球に帰ってきちゃったおれ、渋谷有利(職業・魔王)。もう戻れないのかな、なんて不安になってた矢先に、他人んちの学校プールから流されて懐かしの眞魔国へ。ところが到着早々、おれを待っていたのは深刻な外交問題。長いこと鎖国状態だった聖砂国とやらがついに動き出したってどこよ!? 大人気シリーズ、待望の新章スタート!
平成16年4月1日初版発行


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ま~たまた表紙にはギュンターとコンラッドの2人がおりますよ♪

でも、これに騙されてはいけません。
表紙の人物の活躍を期待していても、本文でまったくお目にかかれないこともざらなんですから。

なーんて、冷静を装いつつ読み進めると・・・。

よかった~~!!
今シリーズではまごうことなきこの2人が登場し、かつ大活躍しております~~

この日が来るのはいつかいつかと待ちわびておりましたとも。

だけど、ギュンターは相変わらず期待を裏切らない壊れっぷりですが、コンラッドに関してはまたまた素直に喜べる展開ではありませんでした~。涙

王に忠誠を誓った日から、その(命で償う)覚悟はとうにできています。



王命を胸に敵対する小シマロンへ赴く決意をグウェンに問われ、ヴォルフラムが返した台詞です。

く~、ヴォルフよ・・・!!
コンラッド亡き後(死んでないけど)、やはり君しかいない。
君がいるからこのシリーズ、読み続けていこう。


ところで、(マ)王シリーズは、機関銃のように放たれるギャグや怒涛の展開に阻まれ、重大な事柄がすっかり頭から抜け落ちることがしばしば。
今回は「ユーリにとうとう彼女が出来ちゃったよ~!!」ってこと。

これって、すごく大事なことだと思うんですが、最後のページを閉じる時に、きっと読者の98%は忘れてるよね。

橋本さん(ユーリの彼女の名前ね)たら、お気の毒…。
そういえばフランがユーリの初キッス(一方的だったけど)のお相手だっていうのも、かなりの確立で忘れられていると読んだよ。


さて。

今作ではまたまた重要な新キャラが登場!!
それが小シマロンの王さま、サラレギー!

美少女と見まごう中世的な美しさが魅力の少年王。
しかも小シマロン名物「羊風呂」で裸のご対面、って…。
これも読者サービスですか!?

サラレギーの麗しさをこれでもかこれでもかと称える描写が続くけど、今ひとつ興に乗れません。
わたくし、少年らしい「美少年」が好きなんですね。
女性っぽいっというところで、著しくテンション下がります…。
それに比べてヴォルフは「そこから見ても男に見える」(ユーリ談)とのことで、至極満足です!笑

それはさておき。

今作の一番の見ものは、やはり大シマロンの使者としてユーリの前に現れたコンラッドとギュンターの一戦でしょう。

この一件でコンラッドと互角に件を交えるギュンターを見直しましたとも~♪
王佐かつ教育係の面目躍如です!

・・・・・・あなたは、魔王の御許にいればいい


ぐわ!
このギュンターの台詞…!!いい!!

喬林さんは年代モノのギャグの冴え(←失礼)にばかり目がいってしまいますが、時折胸をえぐる素晴らしい台詞を書き出してくれますね。

そして、ヴォルフが胸を射られた時のユーリの反応。
ナイスです!!

やっぱりこれはジャンルは「ファンタジーBL」なんですね、うん。

と、確信したところで次作(感想はこちら)に続きます!


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