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有吉京子「SWAN 白鳥の祈り」全2巻(秋田文庫)

勢いにのって「SWAN 白鳥の祈り」(秋田文庫)全2巻の感想も載せたいと思います。
言わずと知れた有吉京子さんの名作「SWAN―白鳥―」(SWANの感想はこちら)の続編です。

SWAN白鳥の祈り (1)
全日本創作バレエコンテストに自作の作品を出品するため、ドイツから帰国した桐生拓巳(きりゅうたくみ)は、長年パートナーを組んでいた相手から出演を拒否され、失意のまま日本で新たなパートナーを見つけることにする。そんな時に偶然出合ったのがフィギュアスケート選手の古舘雫(ふるだてしずく)だった…。


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バレエはまったく未経験で恐いもの知らずの雫が、バレエと出会うことでどう人間的に成長していくのかが物語の中心になっています。

また「SWAN―白鳥―」のレオンと真澄のその後が描かれている点や真澄のライバル青石さんも重要な役どころで登場し、SWANファンならこちらの作品も要注目!!です。



驚異的なジャンプ力があるというだけで、桐生に見初められてしまった雫。
持ち前の負けん気と生まれつき備わっている身体能力で、その過大ともいえる期待にこたえようと努力する様子が、健気です!!

でも、どうして言葉使いや服装が「スケバン刑事」を彷彿とさせるのか…。
ちょっと調べたら1982~83年にかけての連載とのことなので、これも「時代」なのね、と納得しました。

明るく快活な性格の雫は、とてもポジティブ!
青石さんの宣戦布告やライバルの草子の活躍に嫉妬を覚えたりと、多少は悩んだりもしますが、夜遊びに目覚めて道を踏み外しそうになったり(?)、ちょっとワルっぽい男の子にちょっかい出されたりと、バレエ漫画というよりも純粋な少女マンガ的要素も多く、作品自体が軽い仕上がりです。

それが「SWAN―白鳥―」の続編としては物足りない!認めない!との印象を与えるのかもしれません。
でも、レオンと真澄がクラシックバレエのダンサーとして再び成功を収め、日本公演で「ジゼル」を踊り、その姿に雫が感動して、改めてバレエに真摯に取り組もうとするシーン。
感動的に美しい描写で描かれる二人の姿を見られるだけで、「SWAN―白鳥―」のファンは納得なのかもしれませんね。

拓巳と雫のその後の活躍もどこかで見てみたいと思いました。
でも、取り急ぎは「まいあ」をチェックしましょうかね。

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