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「ANIMAL X―原始再来―」④⑤⑥(徳間書店/キャラコミックス)

引き続き、「ANIMAL X―原始再来―」④⑤⑥(徳間書店/キャラコミックス)の感想です!

ANIMAL X 原始再来 4 (キャラコミックス)原始再来原始再来

高取(たかとり)の協力で中国に渡った 湊(みなと)と裕司(ゆうじ)。 そこで出会った中国の血族・申竜(シンロン)の手引きで、 裕司はグローバー財団の医療施設に潜り込む。 だがそこで高取と裕司が見たものは、かつて裕司が産んだ高取の娘の変わり果てた姿だった…!!

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この『中国編』は、裕司に対してあまりに酷い仕打ちが続くので、きっと途中で読むのを止めてしまった読者もいたのではないかと心配になるほどです。

どうしてここまで裕司を痛めつけるの!?

「人間」と「血族」の違いをいやが上にも突きつけられます。




【4~6巻のあらすじ】

高取と共に中国にわたった裕司と湊。
中国の血族・申竜の手引きにより財団の施設に潜入を図るが、そこで裕司が目にしたものは高取との間に生まれ、すぐに手放した娘の変わり果てた姿だった。裕司は深く後悔し、哀しみにくれる。

一方、申竜は財団討伐へと動き出し、財団幹部が集まる北京のホテルでのクーデーターを謀る。その企てを阻止するため、湊は弱った裕司を高取に託して申竜を追う。

クーデター対策部隊としてBAMが派遣され、ダイナソーロイドとの戦闘が始まるが湊が申の説得にあたり事態は収拾。ホテルに仕掛けた爆弾を作動させて申達は脱出を図る。現場に駆けつけた裕司は、爆破からかろうじて逃れた湊と再会する。

その頃、結をグエンから奪おうとしていたフォシュバーグはフィギスの手によって射殺される。フィギスらBAMメンバーの体は、フォシュバーグの施した遺伝子操作の副作用によって徐々に蝕まれていたのだった。

フォシュバーグの後任にグエンが就くことに決定した頃、軟禁されていたリネアも脱走を計る。リネアは養母グエンによって、幼少の頃から優秀なダイナソーロイドの遺伝子注入を受けて育てられた特別な子どもだった。

クーデター後、北京から申の故郷の村に逃れる湊と裕司。
申竜に渡された薬を飲み続けていた裕司は、ある日正気を失い、申や村人達から血族の雌としての役割を強要されてしまう。

申の計画するテロを阻止に来た白河によって救われた裕司は、計画を中止するように申を説得する。申に村の血族の雌としての役割を果たすなら中止すると告げられ、即座にその申し入れを受入れる裕司。だがその姿に打たれた申は、長老と共に裕司に非礼を詫びるのだった。

テロの中止を納得した中国の血族と共に、財団から結(ゆい)奪回に成功した湊。だが親子3人での再会の喜びもつかの間、人質に捕らわれた血族の命と引き換えにすることで、再び結を財団に奪われてしまう。

湊達はさらに結の足取りを追い、 一路ベトナムへ旅立つが、同じ頃財団も血族の殲滅(せんめつ)に動き出していた…。



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5巻以降は「ANIMAL X」の読者としての正念場です!

辛い。痛い。苦しい。

裕司のそんないたましい場面の連続です。
でも、不思議と「もう読むのをやめよう」とは思いませんでした。

それはどんなに酷く扱われようとも、自分の信念の元に懸命に生きようとする裕司の姿に希望が見えるから。

そして、そんな裕司だからこそ人間とダイナソーロイドの架け橋になれるのだと信じさせてくれます。

裕司…その姿はまさに聖女のよう!!

湊、白河、申、そして高取さん(は、さん付け…笑)。
彼らを骨抜きにする裕司の魅力は、その「魂の美しさ」なんだと、しみじみ…。

どんなに蔑まれても辱められても汚れない


ここで3巻での高取の台詞が効いてくるのです。

ところで、高取さん、裕司に熱烈にプロポーズを繰り返していましたが、引き際が実に男らしい!!笑
でも、あまりにあっさり引きすぎで、なんか残念~。
ある意味、一番裕司を幸せに出来る人なのに…。

だけど、裕司に真の幸せを与えることが出来るのは湊なんだと、行動を共にしたことで納得したのですね。どこまでも大人の男です!


そして、申のキャラクターもとっても魅力的。
白河を挑発しつつも、裕司への初恋に苦悩する様が今後展開されますが、初心な申がぜっんぜん裕司に相手にされないのが気の毒なほど!

裕司から見たら、あくまでも年若い青年って感じなんでしょうね…。
はじめの一撃が強烈だった割りに、一番気の毒っちゃ気の毒な役回りです~。


さらに。

BAMのメンバーにも、大きな変化が訪れます。
不完全な実験材料として扱われたことで起こるフィギスのフォシュバーグに対するの心境の変化、その後引き起こされる悲劇、さらにメンバー間の恋愛模様…。
裕司と湊から見ると、あくまでも「敵」であるはずの彼らにもドラマがあることで、より物語に深みが出てくるのです。

そして。

結ちゃんの描かれ方が本当に可愛いです~!
ただ赤ちゃんらしい可愛らしさでなくて、その悟ったような瞳が素敵♪
ほっぺや仕草の愛くるしさと、その大人びた瞳のギャップがたまりません。
杉本さんはこの時点ではお子さんいらっしゃらないとのことなのに、的確な描写にびっくりです。
そして、各話の扉で湊や裕司と一緒にいる姿を見ると、早く二人のもとに戻してあげたい、と切なくなりました。


さて、7巻からはいよいよ『ベトナム編』!←勝手に決定

これまた曲者のフエン医師と、白河と湊、裕司の四つ巴のからみが正念場を迎えて、ますます盛り上がります!(あくまで申は場外…笑)


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