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山田ユギ『人はなぜ働かなければならないのか』(バンブーコミックス)

最近、すっかり感想から遠のいております…。
本当に看板(ブログタイトル)に偽りアリの状態で申し訳なく…。
こんな大それた(そして長い)タイトルにしなけりゃよかったよ…。汗

と、そんな気力低下の中、手に取ったユギさんの新刊が…

さすが面白かった!

ということで、山田ユギさんの『人はなぜ働かなければならないのか』(バンブーコミックス)を読みました♪

人はなぜ働かなければならないのか (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
 真夜中のオフィスー 
そこには口の悪い上司とその仕事を手伝うデキる部下の2人のみ。 
眠気覚ましのバカ話から事態はとんでもない方向へ・・・? 
「麗人」誌上で人気を博した夜の残業現場を舞台に繰り広げられる「人はなぜ~」シリーズが描き下ろしいりで待望のコミックス化!! 
表題シリーズ他、先輩×後輩、遠距離カップルなど、オフィスラブ満載の最新作品集!!

■初出■
人はなぜ働かなければならないのか(麗人2006 11月号)
人はなぜひとりでは生きてゆけないのか(麗人2007 11月号)
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか(麗人Bravo!2008春号)
人はなぜ幸せになりたいと願うのか(麗人2008 5月号)
closed(小説June2002 6月号)
僕らはただ走るだけ(麗人2009 5・9月号)
CALL ME①(MAGAZINE BE・BOY2005 4月号)
CALL ME②(MAGAZINE BE・BOY2006 3月号)
CALL ME③(MAGAZINE BE・BOY2006 11月号)
CALL ME④(MAGAZINE BE・BOY2007 12月号)
あとがき(描き下ろし)

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最近、たまたまお2人の方から「好きなカップリング」および「好きな萌えシチュ」なるものを聞かれる機会がありまして、基本的には納得できる展開のお話であり、かつキャラであるなら、どんなものにもフレキシブルに対応できる自信があるのですが、でもあえて言うなら、「小難しい受けと単純な攻め」とか「不安定な受けに安定剤的な攻め」とかが好きです~。
なんてしおしおと?お答えしていたのですが、重大な好みがすっぽ抜けていたことに、この作品を読んで気づかされました。

それが、「攻x攻」と「リバ」!!

加えて「リーマン」!!

いやまあ、今さら声をそこまで大にして言うほどでもないですが・・・。汗

これまでにもブログ内で機会あるごとにこの発言を繰り返して来たのですが、普段BLではめったにお目にかかれないパターンであるため、自分のリバ好きを忘れてました。←ダメじゃん

おかげで、今回は己の嗜好を再確認するよい機会となりましたよ!

「お前はなぜそのシチュが好きなのか」
と聞かれれば、
「攻x攻も、リバも、“男同士”の醍醐味だから」
と答えたい。

でも、この好みって、あまりもろ手をあげて賛成して頂いたことが無いのも事実なのですけど。汗

とまあ、そんな御託はおいておいて、おっさんや胸キュンな遠恋ものに弱い方には必読の1冊!

ユギさんはやっぱり面白いワ~と、ついつい拝みたくなりました。


実際は表題作の片方が「暫定受け」、ってだけで、正真正銘のリバカップル(どっちもタチをやる)というではないのですけどね。

見た目が「攻x攻」な作品が多い(2作品)ので、なんかそれだけで楽しかった~♪
あと、何気にちっちゃいのにバリタチとかも好きなんで。←って何でもアリだな。汗

それから、「ドア」を髣髴とさせるシーンが何箇所かあって、「おお!デジャヴ。次にどうなんの!?」と期待を込めてページをめくったら、展開がものすごい進化していたことにも感心してしまいましたよ。


【人はなぜ働かなければならないのか】

門倉が密かに思いを寄せて来た相手は、10歳年上バツ1で、さえないおっさんの中津主任。
ひょんなことから、門倉の気持ちが中津にばれて…。

* * *

「人はなぜ働かなければならないのか」
と問われれば、
「それはBLを買うためです」
と、ちょっと前の私なら迷わず言っていたと思います。
今はしがない無職なので…。涙

各話タイトルが秀逸ですね。
特に、色々と迷うことがあるアラフォー世代にとっては!爆

そして、その扉イラストの中津も、ホントにフツウのおっさんで笑える~!
最終話だけちょっぴりエロイのは、サービスか?笑


第一印象「今時の若者って感じ」で仕事も出来るいい男、門倉・28歳
  x
第一印象「要領悪そうなオヤジ」なバツ一彼女なし、の中津主任・38歳

なんだかんだ言って「門倉の中津ぞっこん愛(ラブ)」、なお話で、出来る男がさえないおっさんに毒を吐きつつも愛情をたっぷりと注いでいるのがたまりません。

印象どおりにイマイチ頼りなく、はっきり言って仕事もあまりできない(汗)中津をあれこれフォローするのも、愛がゆえ。

ドSで腹黒な門倉がチラリと覗かせる純情がカワイイです。
(でもこれも計算か!?)
門倉の「ニヤリ」が目に焼きついて離れません~!!笑

それにしても。
中津の、二日酔いでいかにもよれよれな“まさにおっさん然”とした感じのリアルな描写に、酒くささ以外に、思わず加齢臭を感じそうになる自分。
ちょっと~、こんなのBLでありなのか~?笑

門倉のつぶやき。
「たまんね~、あのへっぴり腰」に爆笑しました。


【closed】

幼なじみ、2人だけで過ごす時間にすることは…。

「耳かき」

それだけでほのかに漂うエロス。

8pの短編です。
しかも、2002年の小June掲載作品とは!!
たしかに、ジュネっぽい!

よくも引っ張り出してくれました、竹書房さん。
やっぱりちょっと懐かしいタッチですね。

でも、この話、しみじみといいな~。
胸にじんわり迫るこの読後感は、ユギさんならでは。
ホクロ萌え、いいですね。


【僕らはただ走るだけ】高校陸上部の後輩・沓沢x先輩・正木の10年愛。

陸上部の憧れだった正木センパイに片思いして10年がたつ沓沢。
彼女とも上手くいってるみたいだし、もう自分には望みはないと思い始めた矢先、先輩の部屋に見知らぬ若い男・春がいるのに出くわして…。

* * *

オレの憧れのあの先輩がゲイだったなんて!
しかも、そっちだったなんて!!

みたいな超展開。

このお話は先が読めなくて、BLでは久しぶりにワクワクしました!(え?)

正木先輩みたいな、見た目スポーツマンの短髪が淫乱受けとは、ある意味かなりリアル~。笑
攻x攻好きにはたまらないビジュアルです!←あ、もういい?

そしてユギさんのお話は、すごくひどいことをした当て馬の子にも、きちんとフォローがされている。

こんな優しさが好きですね。


【CALL ME】同期入社2人の海を越えた遠距離恋愛

入社直後にブラジル支社に配属されて、顔も覚えていない同期の河野。
人恋しいのか、一週間に一度だけ広瀬にかけてくる電話だけは欠かしたことがない。
そんな河野が出張で日本に帰ってくることになって・・・。

* * *

「BE・BOY」で連載終了後、いったいどこへ行ってしまったのかと思っていましたが、こんなところでお目にかかれるとは…!!
公式サイトに「ユギさんのお部屋」(BBS)も無くなってかなり経ちますし、もうリブレには戻らないのでしょうかねえ。汗

と、それはおいておいて。

これは切なさとラブのバランスが素晴らしい作品でした!

遠距離恋愛のもどかしさとか、それゆえに生じる誤解とか、それが解けた時の実に幸せそうな表情とか、胸がときめきます。

この距離感、そして切なさは、なんかこう…

昭和な恋愛っぽい!?

今は携帯があるから待ち合わせなんかもとても自在に出来るのでしょうが、一昔前は違ってた。
約束をして、実際にデートするまでの時間と手間のかけ方と言ったら大変なものだった!
わけです。笑

広瀬がはじめて河野に会うシーンでは、まるで文通相手にはじめて会うときのようなドキドキ感がフラッシュバックして来ましたよ。(実際にはそんな経験ないですが。汗)

地球も反対側まで行ってしまえば、こんなもどかしい恋愛になるんだな~。
ネットや通信網がいくら発達しても、距離と時間に阻まれてなかなか思うようにならない恋愛はやっぱり辛い。
そんな焦れ焦れしたシチュエーションが、とてもよかったです。

転属で距離がかなり縮まったとはいえ、2人が早く同じ社屋で仕事が出来るようになることを祈ってます!

-----

感想書けませんとか言いながら、言いたいことがある作品はまた別らしい。
長々とすみませんです。汗

それにしても、自分はユギさんの描く、黒い髪と黒い瞳をもった可愛子キャラのルックスに弱いことを再確認。

広瀬、か~わいいなあ~
ツヤツヤの髪を撫で撫でしたいなあ~。←おっさんか!

あんまりキラキラしていないところがポイント高いのですよ!
ひざに乗せて、しみじみと可愛がってあげたくなるようなところがいい。

でも、このタイプはすべて野島弟さんの声に変換されてしまうのです…。
日下(『誰にも愛されない』)の刷り込み!?汗
もっと幅広げていこうぜ!自分!

そしてユギさんの攻めのルックスは、このところセンターパーツ(&眼鏡)、が定番化して来ましたね。
この作品にもじゃんじゃん登場しています。
あとがきでご自分でも触れてましたが。笑

「カバー下」も相変わらずのレベルの高さ。
年下攻め同士は…、「あんたらの感覚がどうにかしてるから!」
中津のアレは目の毒です。笑

春クンには早く次の彼氏が見つかるといいですね~。

あとがきでは水野とピーチパイのママも、元気そうでなにより。
でも、イトケンさんの声が聴こえてきた~!!笑

もしCD化するのなら、中津には誰がいいでしょうね~。ふふふふ。
と、しばらくそんな妄想でも楽しめそうです~☆

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コメント

Papicoさん今日和(*^_^*)

さすが山田ユギさんおもしろかったです(たぶんコミックは全作所有してると思います)
甘あまな感じは少ないですがそこがまた淡々したなかに萌えを感じる私です
やはりユギさんはすごいなあ~と思う作品でした。
早いものでもう10月ですね 只今J庭のパンフ眺めながら策略中です。
それではごきげんよう( ^^) _U~~
ゆずはさん、こんばんは☆
> さすが山田ユギさんおもしろかったです(たぶんコミックは全作所有してると思います)
ですよね♪私も全作もってますよ~。ユギ仲間ですね。笑

> 甘あまな感じは少ないですがそこがまた淡々したなかに萌えを感じる私です
おおう!なるほど~。確かにあんまりベタベタしてるわけでないのに、いいですよね。でも、そのよさもあの年代ならではなのかも。笑

> 早いものでもう10月ですね 只今J庭のパンフ眺めながら策略中です。
皆さん、チェックも追い込みですね!!
良い獲物をゲットンできるように、みちのくからお祈りしてます☆ガンばって下さいね~!

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