HOME>スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
HOME>[感想]映画・ドラマ

韓国映画「アンティーク~西洋骨董洋菓子店」を見てきた

チュ・ジフン逮捕(関連記事はこちら)のあおりを受け地方では上映中止が危ぶまれていた中、S台では無事に公開されましたよ。

ということで先日、よしながふみさん原作の韓国映画『アンティーク』を見てきました!
(公式サイトはこちら

韓国映画「アンティーク」ポスター幸せな時に、人はケーキを食べる。
ほろ苦い人生を少しでも甘くするために─。

静かな町にひっそり佇む、小さな洋菓子店'アンティーク'そこに集まる4人の美しい男たち・・・それは、甘くてミステリアスな物語の始まりだった─。

甘いものが苦手で、実は財閥の御曹司であるジニョク(チュ・ジフン)は、突然務めていた会社を辞めて'女にモテそう'という思いつきで洋菓子店を始める。パティシエとなったのは、とびきり腕がいいにも関わらず働く店ごとに恋愛トラブルを起こしてしまう'魔性のゲイ'ソヌ(キム・ジェウク)。元ボクサーで甘いものに目がないキボム(ユ・アイン)や、ジニョクの幼なじみのスヨン(チェ・ジホ)も加わり、一風変わった'アンティーク'での毎日が始まる。
しかし、多くの人が極上のスウィーツと、美しい男たちに魅了されてゆく中、町では連続誘拐事件が発生する。そして、次第にオーナー・ジニョクの隠された過去が明らかになり始める・・・。

【キャスト】
チュ・ジフン ・・・ ジニョク役 (富豪の二世、アンティークのオーナー)
キム・ジェウク ・・ ソヌ役 (魔性のゲイ、天才パティシエ)
ユ・アイン ・・・ ギボム役 (元ボクサー、見習いパティシエ)
チェ・ジホ ・・・ スヨン役 (不器用なウェイター)

【監督】ミン・ギュドン
【原作】よしながふみ
【製作国】2008年韓国映画
【上映時間】1時間51分

-----------

ま、とりあえず、見られてよかった。

と、いうのが正直な気持ちです。笑

だって今後のDVD化は正直難しい…。
ですよね?汗

レディースデイに行ったので、女性客が大半でしたが、その平均年齢がけっこう高くて驚きました。
しかも、小さな映画館だったのですが、9割方座席が埋まっていてこれにはびっくり!

50代くらいの女性グループで来てる方が圧倒的に多く、「韓流」好きな人がたくさん来てるんだろうな~、と予想出来ました。

が、内容わかってて来たのかしら…?汗

ともかく、ネタバレ&ちょっと(かなり?)ビターな感想です。


これは「アンティーク」であって「アンティーク」でない。
不思議な二次創作でした。

最初から最後まで、原作での4人のエピソードをほぼ忠実に再現し、逸脱することはありません。
でも、それがかえって仇になった気がします。

原作のよさを伝えようと監督もスタッフも俳優達も奮闘しているのはわかるのですが、原作ファンから言えば、どれも空回りしてしまっている感じ。

なんというか、饒舌すぎる…。

そう。

作品の温度が、高すぎるんですよね。

よしなが作品のよさは、テーマそのものを声高に唱えないところにあると思っているのですが、4人の抱える苦悩を、より大げさに、そしてあけっぴろげにして見せる描き方は、一言で言えば「日本人の感性」にはあわなかったかな、といった感じ。

原作のイメージを大事にするなら、そこは強調するところじゃないのでは?と感じる場面もしばしばで、これでもか!!という過剰な演出には正直「ひく」。笑

でも、先入観なく見た人(前述の韓流ファンたち)には、けっこうウケていた部分もあるので(でも、おもにキスシーンだったので、ひょっとして照れ笑いだったのか…?)、娯楽作品としてはテンポもよく、勢いがあって、かつミステリーも上手く絡めた、なかなか楽しい作品だったと思います。

CGを駆使しての仰々しい演出、インド映画のように唐突に歌い踊り出すシーンの多さ、店の内装や調度がまったく「西洋骨董」を無視していたり、看板の「ANTIQUE」のQの部分に女の子がデザインされていたり(ピンサロか!)、冒頭の告白シーンが学ランでなかったのはお国柄仕方ないとはいえ、そこでどうしてホールケーキを投げつける必要があるのだろうとか、韓国の女子高生の間では白いハイソックスが流行ってるのかとか、ジニョク(橘に相当)のタブリエはなぜアジアン雑貨店に売ってるような布ッ切れなのかとか、車が真っ赤なフェラーリじゃないよとか、ギボム(エイジに相当)がぜんぜんアイドル顔じゃない上に、いきなり人を殴りつけるようなボクサーの風上にもおけない奴だったとか、韓国のゲイバーはまるでディスコ(死語)のようだとか…etc、etc

あと100個くらいはツッコメるところがあったので、心の中でツッコミつつ観ているのに非常に疲れました。苦笑

でも、その中でも特に納得がいかなかったのは、作品中のケーキの扱い方でしょうか…。

投げつけたり、素手でつぶしたり、食い散らかした挙句ゴミ箱に捨てたり。

しかも、何十個も!!

食べ物をあんなに粗末にする意味が、まったくわかりません。

「もったいないお化けが出るよ!」と叫び出したくなりました・・・。


でも、チュ・ジフンとキム・ジェウク(ソヌ=小野)がものすごいイイ男で、たしかに変なフェロモンが出てました~!爆

チュ・ジフンがサンタ服姿で朗々と歌い踊る様を観ながら、ひょっとしてこの人今キメちゃってる・・・?
なーんて、ちょっと切なくなりましたが。
日本と違い韓国芸能界はク○リには厳しそうなので、今後復帰はないでしょうね。残念です。

キム・ジェウクは、まさにゲイとしての体当たりの演技(つってもたいしたことないけど)で作品を盛り上げていたことは間違いないです。

肌がきれいでほっそりと華奢だから、確かに小野っぽい(これでサル頭なら)と、思いつつ画面に見入ってしまいました。笑

そして、ジャン役のフランスの俳優さん(アンディ・ジレ)が思いのほか良くって、彼のおかげで観るモチベーションが保てました!

ちゃんとアゴ割れてたし!
ジェウクとちゅっちゅ頑張ってたし!
アンディー、ありがとう!!笑

チェ・ジホ(スヨン=千影)も、大きな体を丸めて不器用にお皿を運んでいるところに、チィの面影見たり。
それだけに、ジニョクの家を去るときに、カバンから靴下がはみ出していなかったのが悔やまれます。←細かい

反面、ギボム(エイジ)の描き方には不満がいっぱいです。

あんなのエイジじゃないよ~。
どうして彼だけぜんぜん違う個性にしちゃったのかがナゾです。

スヨン(チィ)を不器用だと言って小突き回してるけど、本当は一番の理解者なのに。
ただの粗野な乱暴ものとして描かれていて、納得できなかった。

しかも、なんだ「兄貴」って!?あくまでジニョク(橘)は「オヤジ」だろ!?
と、最後の最後、そんな部分にも切れそうになりました・・・。涙

誘拐犯とジニョクがすれ違う例のシーンも、最後の振り返りと会話は…いらないよ。
その一言が余計なんだよな~、と残念な気持ちに。

まあ、ラストには余計な演出がなかった分、ちょっとほっとしましたが。


とまあ、今回は黒いオーラいっぱいの感想で申し訳ないです。汗

わたしのように原作びいきじゃなければ、単純に面白い映画だと思いますよ!←とってつけてみた。汗

でも、この作品が見られなかったら、それはそれで悔やまれたと思うので上映館の「S台フォーラム」さんには感謝!

これをきっかけにコリアン俳優ファンの方たちにも、ぜひ原作を読んで欲しいな~、と思います♪

では、字幕つきの映画予告をば…

この記事のトラックバックURL

http://lovecomix.blog89.fc2.com/tb.php/552-3f753174

コメント

papicoさん、こんにちは。
「西洋骨董洋菓子店~アンティーク」観ていらっしゃったんですね。
くろーい感想でも全然構いませんよ。参考になりました。

もともと韓流に興味がないので見に行くことはありませんが、papicoさんの感想を読んでいて、映画の表現にもお国柄が出るんだなぁと思いました。
こちらと思うとあちらの国の方々は感情表現がはっきりしていますし、ちらりとナナメ見したことのあるドラマでもこれでもか!というくらいに感情表現が豊かでした。

「アンティーク」に関してはフジテレビでアニメ化したものも見ていましたが、私もコミックに思い入れがたっぷりあるので、あのアニメのHPで”原作に忠実に~”というような文言を発見したときには”ウソつけよ!”と叫んでしまいました。
1クールの中に4巻分の内容を収めるのは大変なこととはいえかなりストーリーを端折った感があったので残念でした。(なので途中で見るのもやめちゃいました)

それにしても他の国の作品の舞台を自国に置き換えて映画化orドラマ化するというのはやはり難しいのですね。
国民性もそうですが各国のお国事情(倫理的タブーなど)ともすり合わせないといけないので。
それとも「アンティーク」の舞台は一応日本ってことなんでしょうか?それとも韓国?

でもよしながふみさんの作品が外国の人が読んでみても、別媒体で表現してみたいと思わせる作品であることは嬉しいことです。


みゆさん、こんにちは♪
くろっぽい内容にお付き合い頂いて、すみません~!
原作と映画はまったく別物として楽しめる方もいるのでしょうが、私はついついどんなものでも原作重視してしまうので、つい考えることも偏ってしまうのです。汗

> こちらと思うとあちらの国の方々は感情表現がはっきりしていますし、ちらりとナナメ見したことのあるドラマでもこれでもか!というくらいに感情表現が豊かでした。
私もまったく韓国ドラマ見ないのですが(例外はヨン様の大王四神記。再放送でファンタジーと甲冑コスにハマりました)、韓国の方はやっぱり大陸的なんだと思います。お葬式の泣き屋とか見ると、すごいなあ、と思いますものね。

> 「アンティーク」に関してはフジテレビでアニメ化したもの
それにアニメは絵がどうしようもない惜しいことになっていましたよね・・・。
途中何度も挫折しそうになりながらも、一話からブログに感想を書いていたので、そのためにがんばって見てました~~。そっちの感想もかなり黒いです。汗

> それにしても他の国の作品の舞台を自国に置き換えて映画化orドラマ化するというのはやはり難しいのですね。
> 国民性もそうですが各国のお国事情(倫理的タブーなど)ともすり合わせないといけないので。
たしかにそうですよね。俳優さんたちのインタビューを読みましたが、今回はゲイも出てくるので、小野役の俳優さんはかなり葛藤があったようですよ。

> それとも「アンティーク」の舞台は一応日本ってことなんでしょうか?それとも韓国?
韓国です。ジャンが「フランスから韓国に来た」って言ってましたし。役名もすべて韓国人のお名前になってます。ちなみに橘と千影の男夫婦の食卓には、しっかり「キムチ」もありました!笑

> でもよしながふみさんの作品が外国の人が読んでみても、別媒体で表現してみたいと思わせる作品であることは嬉しいことです。
たしかに!ここ最近アジア(台湾や韓国)で日本の少女マンガが広く流行しているので、そういう意味で実写化が進んでいるのでしょうね。

そういえば、来春は日本で「大奥」が映画化ですよね!日本映画として世界に配信されたら、そっちが本当の江戸幕府の歴史だと思われたりしそうですね。
それから、キャストが誰になるかが心配ですが。汗
こんばんは~。
先日は拙ブログへコメントありがとうございました。

私はレディスデーでない平日の夜の回だったからか、会社帰りの女性らしき人が多かった気がします。(しかし、両手で足りる程しか人がおらず。あのニュースでプレミア感が出て多少混雑しているのでは、と思っていたので、なんだか複雑な気持ちでした。)

相次ぐツッコミに、papicoさんの原作への思い入れを強く感じたのですが、冒頭の告白シーンが学ランでないことにチェック入れられてるのが興味深かったです(笑)。そうか~、papicoさんにとっては、そこも重要なんですね。私が「いやいや、チュ・ジフン、高校生役は無理があるよ…」(彼を知ったきっかけの「宮」という韓ドラでは全く違和感なかったので、彼が変わったのか、私の見方が変わったのか…両方かな…)としみじみしたシーンなので、全く違う観点が新鮮でした(*^_^*)。

そして、何と言ってもケーキの扱い方ですよ!私も、すごく気になってました。まず、橘やエイジの食べ方が汚いのは演出上仕方ない…と気持ちを落ち着かせつつ、そして、ケーキ廃棄場面も展開上仕方ないのよ…と自分を無理やり納得させつつ帰ってきたんですけど、けど…。そのケーキの廃棄場面が印象的すぎて、ケーキが、愛されてないように感じてしまうんですよね…。これまた、お国柄で受け取り方が変わってくる場面だったのかもしれませんが。でも、私の個人的な感情としては、生理的な嫌悪感が抑えられませんでした…。

確かに、映画単体として観られれば、概ね楽しいと思える映画だったのかなーと思うのですけど。。

ちなみに、今日CATVで放送していた実写版「デトロイト・メタル・シティ」を観たんですよ。こちらは、同じく原作付きとはいえ、心の底から楽しめました。もしかしたら、原作が完結してない、もしくは映画ならではのエピソードを絡める方が、先の展開を想像してわくわくできる分、楽しめるのかもしれないと思ったりしました。そうでないと、ついつい頭の中で展開をなぞってしまうので…。
読書メーターの感想でしたか、papicoさんも観られる予定と書かれていた覚えがあるのですが、こちらは観られました?

と、いつもながら長々と(しかも、くろい)&話それてしまってスミマセン(^_^;)

akiさん、こんばんは!
こちらこそ、わざわざありがとうございます~♪

>しかし、両手で足りる程しか人がおらず。
おや?そうなんですか??劇場で何度も見ようというファンはあまりいなかったのでしょうか?汗

>告白シーンが学ランでないことにチェック入れられてるのが興味深かったです(笑)
そうそう!そこは私的にはかな~り大切なところなんですよ!!爆

>「いやいや、チュ・ジフン、高校生役は無理があるよ…」
そう…言われるとそうかもしれませんね。逆に私はぜんぜん気にならなかったですよ。笑

>「宮」という韓ドラ
あれですよね。皇太子スタイルの。確かにあの頃の写真と比べるとだいぶトウがたった…気がしますね!今さらですが!!滝汗

> そして、何と言ってもケーキの扱い方ですよ!ケーキが、愛されてないように感じてしまう…
そうそう!!やっぱりあの扱い方は気になりましたよね~。
特にエイジは師匠のおケーキ様を愛してやまないわけですからね。もっと大切に宝石を扱うようにして欲しかったですよ。←思い入れすぎですか?汗
あと、なんで手づかみで全部食べるんでしょうか?フォークは…?それもお国柄なんですかね?

> 確かに、映画単体として観られれば、概ね楽しいと思える映画だったのかなーと思うのですけど。。

>実写版「デトロイト・メタル・シティ」を観たんですよ。
私も観ました!観ました!!あれはよかったですよね。
はっきり言って原作より面白い上、100万倍いい話になっておりました。笑
実写なのにコミックの再現力が素晴らしくて驚きました!!

>原作が完結してない、もしくは映画ならではのエピソードを絡める方が、先の展開を想像してわくわくできる分、楽しめるのかもしれない…
そうなんですよね。どうせ作るなら、原作のまったくのコピーはいらないと思うんですよ。オリジナリティが入ることで、よりレベルの高い作品になるなら、文句はでないような気がします。
どうせ予算かけてやるのなら、みんなあのレベル(「DMC」)を目指してほしいです。←暴言

それにしても読書メーターの感想なんて細かいところまでチェックして頂いていて恐縮です。汗
最近、ますます雑食になってます。しかも、BLを読む量が目立って減って来てる気がしなくもないという…。焦

何か面白い作品がありましたら、今度ぜひ教えてくださいませ!

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

  Template Designed by めもらんだむ RSS

special thanks: web*citron, ARCHIMIXDW99 : aqua_3cpl Customized Version】


FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。