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夏目イサク『タイトロープ』(ディアプラスコミックス)

やっぱイサクさんの描くツンデレは可愛いのぉ~。

ということで、夏目イサクさんの『タイトロープ』(ディアプラスコミックス)を読みました!

タイトロープ (ディアプラス・コミックス)
直樹と龍之介は幼なじみ。龍之介が極道一家の跡取りだったり直樹に惚れていたりしつつもそれが当たり前の毎日を過ごしていた。だが高校卒業間際、龍之介が突然組を継がないと言い出し周囲は大騒ぎ。その理由というのが……? 大人気リーマンシリーズ番外篇「どうしようもないけれどリターンズ」も収録した、幼なじみ仁侠ラブ

■初出■
タイトロープ/Dear+2008年1月号,7月号~9月号
どうしようもないけれどリターンズ/Dear+2008年10月号
その後の龍之介妄想日記/描き下ろし

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表題作が「幼なじみ+任侠」モノで、加えて「どうしようもないけれど」の二人がリターンしております!
なんて美味しい1冊!笑

年末にとら●あなで買いましたが、発売日直後ということもあり、レジに並ぶ女子の手には皆これが握られていました。

同様にこの本を手にしながら、その様子を涼しい顔で観察しつつ、「さすが・・・!!」と胸中では驚嘆してましたとも。

で。
イサクさんの魅力はなんと言ってもその絵柄かと。
どのページをとってもきれいでとっても丁寧~
その豊かな表情に、ドキドキさせられます。

さらに今回は多分はじめての「幼なじみ」と、ご本人曰く「なんちゃって任侠」のコラボレーション。

基本(実は)リーマン好きなので、『どうしようもないけれど』(感想はこちら)の二人が一緒に入っちゃうと、どうしてもそっちに軍配を上げたくなりましたが、なかなかどうしてこの若い二人の青春ストーリーも熱かったです!!

タイトルに込められた意味が、読み終えたときにじんわり効いてきました。


【タイトロープ】

おれは お前が何者でも一緒におるぞ


大原組4代目の跡取り息子・龍之介と普通の料理屋の息子・直樹は母親が親友同士の幼なじみ。
龍之介は子どもの頃から「直樹命」で通してきて、直樹もそんな龍之介を親友として受入れてきた。
けれど、いよいよ進路を決める高校卒業間際、龍之介は本気で「組は継がない」と言い出して、周囲を巻き込み大騒ぎに。
加えて直樹が大原に恨みをもつ西島組の跡取りに拉致されて…。

* * *

タイト‐ロープ/tightrope=綱渡り用の綱。転じて、映画などでの危険をはらんだ場面の意。


任侠モノ(まだ組も継いでないけど…)といえど、シノギ合いで死人が出るようなこともなく、あくまで「幼なじみ視点」で進むお話が、なんだかとってもハートフルでした。
関西弁のやり取りも軽妙で、ちんまい二人のイラストにも心和みます♪

危険ととなり合わせのヤクザの世界で生きることを余儀なくされ、好きな人と片時も離れたくないという気持ちがありながら、好きな人を危険に巻き込みたくないというジレンマに翻弄される龍之介と、その想い人の直樹。

龍之介はヘタレ攻めを通り越していっそ一途な乙女攻めなんですが、対する直樹が非常に男気あふれる男前受けに加えて、超級のツンデレが炸裂!!

まったくもってイサクさんの描くツンデレは、島野といい、サ●ジといい、最高~です。笑

だけどかえって、そのキャラに「どこかで会った」的デジャヴを感じてしまう読者もいるかもしれません。
いえ、正直いって初読の時の私が実際そうでした。
イマイチ話に入りきれんかった…。

でも、描き下ろしの直樹のスーパーツンデレっぷりを見たとたん…

「かわいいもんはかわいい。
ツンデレ受けが好きで…何が悪いんじゃッ!!
と、いっそ開き直る心境に。

さっぱりした気持ちで読み返したときは、非常にニマニマがとまりませんでした。
おかげで、直樹にぞっこんの龍の気持ちがすっごいわかって、よかった。笑

果たして5代目問題はどうするのか、という「どうにもこうにもならない話」はおいておいて(汗)、まだ高校生の二人が、真剣に自分たちの未来を考えて出した答えを、手ばなしで応援してあげたくなりました。

将来乗り越えるべき壁はきっといろいろあるだろうけれど、この二人が一緒なら、きっとなんとかなる。
そんな力強い気持ちになれる、読後感がさわやかな作品でした。


【どうしようもないけれどリターンズ】
相変わらずラブラブな日々を送る島野と黒川だけど、ひょんなことから島野父に二人の関係がバレてしまい…!?

* * *

Dear+ (ディアプラス) 2008年 10月号 [雑誌]
これは雑誌『Dear+ (ディアプラス) 2008年 10月号』で読んでましたよ。
「100号記念特別ふろく “どうしようもないけれど”ミニドラマCD」目当てで買ったので。

でも、色々細かいところが雑誌掲載時より加筆されているらしいですよ。
(某腐男子Aさんのブログ記事より)


エプロン姿もすっかり馴染んで、いそいそと新妻っぷりを発揮する島野はやっぱ可愛い。
会社で旦那(黒川)のピンチともなれば、とりあえず父親(社長)にヘルプを申し入れて手伝いたいだなんて…
初々しいにもほどがある!!な。 

結婚10年目を迎えた自分には、そんな島野の姿がひたすらまぶしかったデス!笑

そして「仕事の出来る男」、黒川はやっぱカッコよかった。
次期後継者を支える人間として、島野父もやはりコレは手放したくないでしょう。
いや、息子が“嫁”の立場だと納得するのは、酒が入っていなければ不可能だと思いますけど。

二人の仲と、ますますの会社の発展をお祈りします。笑

でもって、2月25日発売予定のCDが楽しみ。
おまけCDで聞いた島野(武内健さん)の喘ぎがめっさ可愛かったので~。←ってそこかよ!
別に、そんな言うほど楠さんの黒川ボイスはうさんくさくないんです。かえってすごいマジメな感じ。笑
島野はともかく、黒川は勝手に“中井さんイメージ”があったので(まんまだよ)、そこを払拭するのが自分的に厳しいんですよね…。
二人とも、今度はどんなお芝居になるのか、そこに期待します!


【その後の龍之介妄想日記】

今まで 死ぬほど聞いてきた 名前まで 甘い


って、いいな!コレ!

直樹の、直樹による、直樹のための描き下ろし。

“ツン=ビター&デレ=スウィート”キャラってば最高~

友だちから恋人になりたてで、うまく距離がつかめない(甘え方がわからない)直樹が…もう…!(鼻血)

スウィートの神さま、私からもありがとう!爆

とまあ、非常にほのぼのした1冊で王道の良さを噛みしめました。
やはりイサクさんは上手ですね。

でもって、何度も見返したんですけど、龍之介が小学校の時作った「例の」置物がぜんぜん探せませんでした…。
ぜったい和室だと思うんだけど、一体どこにあったんだろうか。汗

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コメント

papicoさん、こんばんはー♪
毎日、さ、さむいですね~(≧_≦)
龍之介×直樹だけは常夏・愛ランドなんでしょうけど…くぅーうらやましいぜッ
というわけで?私もタイトロープ読みました。
>キャラに「どこかで会った」的デジャヴを感じてしまう読者
まさに私ですよ!でもなんか惹き込まれてしまうんですよね…。読まずにはいられないというか。papicoさんのおっしゃる「やはりイサクさんは上手ですね」のひとことに感想は尽きる、そんな作品でした。
ちなみに、これを買った決め手は、裏表紙の投げ飛ばされる龍の図だったりします
ふたりの力関係を物語っているというか、龍も投げ飛ばされてあげてるっていう雰囲気に愛を感じて。どうかスウィートの神様、私にも降りてきてください~(≧▽≦)
それから…
>「例の」置物
答えは、「中一の時 龍が突然目覚めて」から7ページ目、「直!!」と逃げ腰な龍の膝付近に
空美さん、こんばんは♪
> 毎日、さ、さむいですね~(≧_≦)
いや、ほんとですね。PC部屋にはちっこいハロゲンヒーターが一つしかなく、ついつい足が遠のいてお返事遅くなりましてすみません~。
> 龍之介×直樹だけは常夏・愛ランド
ブハ~~!!ついつい「あい・あい・あい・あい♪」とのメロディーが口をついて出てしまいました。笑
> ふたりの力関係を物語っているというか、龍も投げ飛ばされてあげてるっていう雰囲気に愛を感じて。
そうそう!本当は直樹よりも腕っ節は強いだろうに、怖がらせまいとして本気になれないヘタレっぷりがくすぐりますよね~。やる時はやる龍の背中に、直樹も男惚れだったんでしょうね♪
> >「例の」置物
おお!さすが空美さん!!ありがとうございます!!相変わらず節穴な目の私…。ほかにも大切なことをポロポロ見落としていると思うので、その時はそっと教えてやってください~。汗汗

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