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語シスコ『ラブ&カタストロフィー』(ジュネコミックス)

語シスコさんの『ラブ&カタストロフィー』((株)マガジンマガジン/ジュネコミックス)を読みました!
R‐18指定です。
18歳未満の方はどうぞ大人になってからのお楽しみにして下さいね~。

ラブ&カタストロフィー (ジュネコミックス)
「抱き合えば何もかもどうでもよくなる気がした
よりかかるものなんて
失うくらいなら欲しくはない―」
ホモエロマンガ家・菊地春人(21才)。
行きずりでワルで調子こきのイカレヤローに
ナメられハメられそのあげく、永遠の恋に落ちた―
愛と孤独と欲望に生きれば、未来は明るい。
語シスコの1stコミック、堂々登場。
読まずに明日を語るなかれ!

■初出■
「ESCAPE」…BOY'Sピアス'98年9月号
「ソウルフルチェリーボム」…BOY'Sピアス'98年7月号
「何処へも帰らない」…BOY'Sピアス'99年9月号
「明日どーやって笑えっちゅーの」…コミックJUNE'99年6月号
「昔の名前で出てんじゃねェよ。」…コミックJUNE'99年10月号
「LOVE&CATASTROPHES」・・・描き下ろし
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三浦しをんさんの『シュミじゃないんだ』(感想はこちら)「第四章チャック全開の星間探査」を読み、語シスコさんのこの作品の紹介文に心を動かされました。

語さんは「セックス」がテーマの回で取り上げられているのですが、実は今まで名前は知っていても全く読んだことのない作家さんでした。

ああ、そしてまた運命の作家さんに出合ってしまった…!!

本当に、語シスコさんを読まずして明日のボーイズラブは語れません!


私がいくらこの作品のよさを語ろうとしても、上手に伝わらないと思うので諦めますが(早ッ!)、まだ未読のようならまずは一度読んでみて下さい。

この作品の特徴はその独特な「言葉使い」、そのひと言に尽きます。

語シスコさんが巷で「ネームの天才」の名を欲しいままにしていることを後で知りましたが、尤もだと思います。

勢いで描かれたようでいて、細部まで緻密に練られたストーリー。
リアルで過激なS○X描写も、ここでは必然です。

このあたりに感じることはしをんさんが素晴らしいレビューを寄せてくれていますので、どうぞ『シュミじゃないんだ』(新書館)をお読みになってみてください。
(って、なげやりですみません。汗)

絵柄と過激な性描写が一時の小野塚カホリさんを思わせますが(単にキャラにタレ目率高いから!?)、読後は180度真逆の印象を受けました。

小野塚さんは行間によって登場人物の気持ちを表現する作家さんですが、語さんはまさに気持ちを語りつくします。

膨大な量の台詞が押し込まれたページ、そこに交叉するモノローグ、さらにコマをはみ出すほどに描き込まれた言葉達…。

それらに無駄なものはひとつもなく、全てで一つの物語が紡がれていきます。

気弱ヘタレ作家攻x純真天使受の「何処へも帰らない」が、最後のオチを含めて秀逸。

それと、BL漫画家・菊ちゃんが主役の3本「明日どーやって笑えっちゅーの」「昔の名前で出てんじゃねェよ。」「LOVE&CATASTROPHES」は、やっぱり外せません。

というか、どれも外れません!笑

お読みになる際は、どうぞ一字一句おとりこぼしのないように、その「語節」をご堪能下さいね!

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