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新田祐克『春を抱いていた10』(ビブロス/SBBC)

『春を抱いていた』(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)も、もう10巻です!!
BLもので10巻なんて、そんな大作が未だかつてあったでしょうか?
いや、(多分)ない。

春を抱いていた 10 (10)映画「冬の蝉」の北海道ロケも順調に進んでいた。そんな中岩城と香藤の元へ招かれざる客・宮坂と小野塚が襲来!!宮坂は岩城にマジ惚れしており、携帯に彼の写メ画像を隠し持っていた。それを黙認しようとする岩城に「それが優しさだと思ってんの岩城さん!?」と香藤が逆上して…!?

「パペット・メイト」b-BoyLuv 2004年7~9月号掲載
「ハーミット・クラブ」BE・BOY・GOLD 2004年10月号掲載
「ジュメ・ビュ」BE・BOY・GOLD 2004年12月~2005年2月号掲載
「ハザード・ライト」b-BoyLuv 2005年1月号掲載

↑「単行本も10巻だって!俺達も金婚式めざそうね!岩城さん!」と10巻発行記念に祝杯をあげる2人。笑

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「この2人のナイロンザイルよりも強い絆を引き裂くものは何もない。」
9巻の最後でそう思いました。

だけど、忘れてた…!!
そう、最強の横恋慕男、宮坂の存在を~~~!!

お帰り!待ってたよ~!宮坂ぁ~!!」←手を振りつつ…

岩城さんにすっかり心奪われた宮坂は、岩城さんと香藤の間に割り込めるのか?
そして吉澄さんの「冬の蝉」復帰を心待ちにする2人にもたらされた、衝撃の事実とは!?

ラブラブなだけじゃ面白くない。
10巻を超えて、ますます目が離せません!



どうしてこうも嬉々として、宮坂を迎えてしまったのでしょうか。
アンチ宮坂の皆さま、すみません。

いや、この際宮坂はどうでもいいんです。
私の「本命」は…小野塚くんなんです!!

問い:小野塚くんの魅力を3つ述べよ。(30字以内で)
答え:
①クールに見せつつ、実はすごく友情に篤い。
②常に全体に目を配り、自分がすべきことをさりげなく実行する。
③ルックスが4人(主役2人と宮坂&小野塚)の中で、一番好み。

とまあ、これだけ条件が揃えばそりゃあ肩入れしちゃいますよ~。
宮坂が登場すれば、彼も必ずセットで登場しますからね!

というわけで、「パペット・メイト」の表紙だけで大喜び!
だって、小野塚くんと岩城さんのツーショットですから~♪

岩城さんにマジ惚れして落ち込む宮坂を見て、北海道ロケの陣中見舞いを切り出す小野塚。この関係を茶化しているようでいて、その実香藤と宮坂を直接話し合わせ、こうさせた責任を取らせようとしたのだった。


このお話で印象に残るのは、なんと言ってもタクシーの中での小野塚と宮坂の会話。クールで冷静な小野塚くんが、彼なりのやり方で香藤と宮坂の関係を修復しようとします。

現実でも友達の恋人を好きになって、友情と恋心の間で悩むパターンは多いと思うんですが(まあ、男同士ってのはあまりないでしょうけど)、結局ドロドロと悩んで苦しんで…って話になりがちなところを、小野塚くんの存在が新鮮な切り口となって読ませてくれるのがよいです。

含みを持たせた終わり方で、なにかこれからの展開を匂わせてるのもさすが新田さん。
男同士の「友情」というものを、この3人を題材にどう料理してくれるのか。期待させてくれます。


それにしても、2人と別れた後ホテルに泊まることにした岩城さんと香藤のラブラブぶりはなんですか!?←いい加減慣れろよ

新田さんにキスシーンを描かせたら天下一品なのはいやと言うほどわかってますが、「いつまでも新婚でもないしね…」なんて会話しながら徐々に唇を寄せていくページには感動すら覚えました!!
がっつくだけじゃない、余裕のある大人の恋人同士ってまさにこんな感じですよ。←この2人は夫婦だけどね。

でも、どうしてこの人達、名前で呼び合うのにそんなに時間をかける必要があるのか??
照れ??
それとも名前で呼び合うようになると、作品上より甘甘感がアップしてしまうからでしょうか?



【ハーミット・クラブ】

冒頭の香藤の台詞=ノロケについて、ちょっと考えちゃいましたよ。

あんな優しくて出来た旦那さんいないよ~~~~
妻としても最高だし!!

これって、香藤としては岩城さんに妻と、夫、両方の面を見ているってことですよね。

続く香藤の言葉から推察するに、
岩城さん=夫としては、収入を得てくる、落ち込んでいる時頼りになる。妻としては、やっぱ夜(とは限らないが)が最高。
香藤=妻として自覚しているのは家事を担っている部分。
って感じ?
なるほど、この2人の間ではうまく役割分担がされているという訳なのですね。長年の胸のつかえが取れた気分です。

入院中の吉澄のお見舞いに、殻にペイントされたやどかりを選ぶ香藤。岩城にたしなめられつつも、吉澄に「次々と住み替えるヤドカリは、役を移り変わる役者と似ている。今の俺にもケガをした吉澄さんにも、移り住むべき貝はない…だから必ず今の役に戻って来て」と告げる。

ああ~~、吉澄さん、なごみます~~~!!
細目がいいっす。

それにしても岩城さんて、Hの時にこんなに自分の要求を素直に口にする人でしたっけ?
ほんと、この2人のHはすでに「愛の営み」です。
ソファも大活躍してますし、吟味していいもの購入しといてよかったです!笑


【ジュメ・ビュ】

入院中の吉澄の代役として、相沢役に浅野が抜擢されることになる。吉澄の復帰を待ち望んでいた2人にとって寝耳に水の出来事だった。特に岩城は役者への情熱を取り戻すきっかけをくれた吉澄の降板を、受入れられないでいた。

このお話での一番の見せ場は、やはり岩城さんが吉澄さん降板を聞き、そのショックを隠しきれず香藤の胸で泣くシーン。
岩城さんを抱きしめながら、香藤がひと言「妬ける」とつぶやきます。
色恋抜きで感じる初めての嫉妬。
でも、その嫉妬ごと岩城さんを包み込もうとする香藤。
見直しました。

吉澄さんとはまったく違う解釈で相沢を演じようとする浅野くんに、正面からキツイ言葉を浴びせる岩城さん。傷つく浅野をフォローする香藤は、口調もいつもと違っていて一人前の役者であり、大人です。

結局、吉澄さん本人に諭されて、自分がいかに私情を交えて浅野くんに接していたかを思い知る岩城さん。考え方を変えて、浅野くんの演技そのものを認めます。

岩城さんって、本当に素直でスレてない人ですね。
頑固で真面目っていう以外に、心を開いた人にはとことん尽くす。
かつて香藤が「こんなに情が深い人いない」って言ってた理由がわかりました。
はっ!あれも伏線だったのか!?
新田さん、恐るべし!

でも、ここで吉澄さんとお別れすることになるなんて、岩城さんでなくとも信じられない気持ちです…。
吉澄さんの手紙を読んで、その性格に2度惚れしてしまいました。
岩城さんのためだけでなく、多くの吉澄ファンのためにもまたの登場を心待ちにしています。


【ハザード・ライト】

キタキタキタ
宮坂、キタ~~~!!

こんな展開になりそうな予感はしましたが、宮坂、ほんと直球なやつですね。
まさに若気の至り!?

でも、貞操の危機には、岩城さんもそりゃ男です。
本気で抵抗したら、きっと相手は吹っ飛ぶよね。
妙なリアリティに感心しました。

それにしても、ここで宮坂、どれだけ食い下がれるのか。
次巻がここまで気になるのも、『春抱き』でははじめてです。


これまでの『春抱き』は岩城さんと香藤、2人の間で起こる出来事中心で来ましたが、10巻以降は宮坂や小野塚、吉澄さん、浅野君など、大勢の人たちが話しに絡んできて物語に厚みが出てきました。

あんまり長いとたるんじゃうな~、と心配していたファンの方も、ここで一安心だったのでは!?

で。
巻末あとがきのOVA化記念「耳シッポつき岩城さんと香藤」にはびっくりして声も出ませんでしたが、犬猫化した2人はすっごいハマッてました。笑

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