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今市子『B級グルメ倶楽部 1~3』(ダリアコミックス)

限定版を求めて、電車で「オ●オン書房T川店」まで行ってしまいました・・・。
その直前に勇んで買いに飛び込んだ「ア●メイトT川店」に在庫が無かった時は、思わず泣きそうになりましたけど、なんとか見つかってよかった~!
まあ、メイトと同ビルにある「天使のすみか」T川店を見る目的もあったので、それはそれ、だったんですけど。

そろそろ近所の書店で予約をする厚かましさを身に着けろ、自分。

ということで、実は今市子さんの現代モノの中での1番のお気に入り♪
『B級グルメ倶楽部』1~3巻(フロンティアワークス/ダリアコミックス)の感想です!

B級グルメ倶楽部1
B級グルメ倶楽部
―天上天下唯我独尊なカレーの王子様が登場!―
新入社員の吉野は、高校の時に、かっこいいけど恐くて変でカレーパンが好きな先輩・鬼塚に憧れていた。 しかし恋に臆病になっていた吉野は、鬼塚に思いを告げぬまま転校してしまう。 そんなある日、吉野は偶然会社で鬼塚と再会し…。
表題作とその続編描き下ろしに加え、単行本未収録作品「木村&為永シリーズ」などをコミックス化!

■初出一覧■
B級グルメ倶楽部act.1…Daria Autumn(’02 11月号)
B級グルメ倶楽部act.2…描き下ろし
微笑…1998年同人誌/作品解説…描き下ろし/絶対零度…1992年同人誌
-6m…1993年同人誌/灯火をかかげて…1993年同人誌/病院日記…1997年同人誌
作品解説…描き下ろし

B級グルメ倶楽部2
B級グルメ倶楽部2
―俺様なカレーの王子様との恋愛模様は…!? ―
ゲイでクリームパンが好きな新入社員・吉野英介は、天上天下唯我独尊でカレーパンが好きな高校時代の先輩・鬼塚耕造と会社で再会し、7年越しの思いをやっと通じ合わせる。 しかし、平穏で幸せな日々が訪れるのかと思いきや、実際は誤解やすれ違いばかりで…。 更に、2人の家族や友人を巻き込んだ騒動から、鬼塚の浮気疑惑までが浮上してきて……?!

■初出一覧■
B級グルメ倶楽部act.3…Daria2004 Autumn(’04 11月号)
B級グルメ倶楽部act.4…Daria2005 Spring(’05 5月号)
B級グルメ倶楽部act.5…Daria2006 4月号
B級グルメ倶楽部act.6…Daria2006 6月号
B級グルメ倶楽部act.7…Daria2006 8月号
他人の趣味…描き下ろし
あとがき…描き下ろし


B級グルメ倶楽部3
B級グルメ倶楽部3 ミニドラマCDつき限定版
―浮気疑惑にお見合い騒動!? ―
ゲイでクリームパンが好きな会社員・吉野英介と、天上天下唯我独尊でカレーパンが好きな、高校時代の先輩・鬼塚耕造。7年越しの恋を実らせた二人だったが、何故だか平穏な日々は訪れずにいる。家族や友人、ついには弟・芳記の彼氏まで巻き込んでの、鬼塚浮気疑惑や吉野のお見合い騒動。毎日が誤解やすれ違いの連続で――?! ハイテンションJUNK LOVE♥

■初出一覧■
B級グルメ倶楽部act.8…Daria 2007 4月号
B級グルメ倶楽部act.9…Daria 2007 6月号
B級グルメ倶楽部act.10…Daria 2007 8月号
B級グルメ倶楽部act.11…Daria 2008 2月号
B級グルメ倶楽部act.12…Daria 2008 4月号
愛のニュアンス…描き下ろし

----------

初出入れると、なんか無駄にページを使うなあ。
しかも、「act.2」はまるまる描き下ろしだったんだ!!
へ~。

と、それはさておき。

2002年に第1話が掲載されてから、すでに6年!がたつんですね~。
今回久しぶりに1巻から読み返してみましたが、「絵柄の変わらなさ」に改めてびっくりしました。

私の脳ミソでは「一度読んだだけではイマイチわからない」、という今作品特有の複雑で凝りに凝った伏線もなく、二人の恋愛模様だけをニヤニヤしながら傍観出来るこの単純さ。

そして、「マジメにバカップル」なオニーとヨッシー、そしてその愉快な家族と仲間たちがもの凄く好き!

はた迷惑な隣人(や家族)に振り回されたり、振り回したり。
そんな日々がひたすら淡々と描かれて・・・

とまあ、はっきり言ってそれだけとも言えるのですが、次々と巻き起こる「ありそうでありえない騒動の数々」が、いかにも今さん風で面白い!!

高校時代のバド部の先輩後輩から、互いにかけがえのないパートナー…
あれ、伴侶?いや、愛人!!?
として絆を深めていく二人の人生を…

「大村さんになって、そばで見ていたい~!」叫 ※【問い】大村さんとは誰でしょう?

読み出すと途中で止められなくなる面白さ、保証します!


こういう人生を選んで安楽の道が用意されているわけはないのに 
唯一の得難い伴侶さえ 守れないでいる



* * *

1巻目をまるまる『B級グルメ倶楽部』収録だと思って買われる方も多いようなのですが、実は「B級~」としてのお話は2話分のみで、残りは同人誌の再録となっています。

「微笑」「絶対零度」「灯火をかかげて」の“木村為永シリーズ”は、じんわりと怖さが迫ってくるホラーテイストがいかにも今さんらしく、代表作「百鬼夜行抄」につながる源流が感じられる作品です。

3巻を読んだ後に、振り返って最初から読んでみようかな、と思われた方はそこを胸に留めておかれるのがよろしいかと。

さて。

この作品の魅力は、性格は素直でバカ正直、でも意外と嫉妬深いところがまたなんとも言えないかわいこちゃんの“吉野英介”(通称・ヨッシー)と、その彼氏で高校時代は「バド部の鬼」との異名をもった“鬼塚耕造”(愛称・オニー「お兄」の意味ではないです。念のため)のキャラ設定によるところが大きいかと思います。

特に…
何て愛しい存在なんだ!!
鬼塚耕造!!

共働きの両親(いずれも教師)のもと、おっとりした長兄に代わり、弟妹からさらには甥っ子姪っ子の面倒までも、一気に引き受けずにはいられない世話焼き体質。
ちょっと口うるさい上に、かなり押し付けがましいところもあるかなりの自己中で、基本的にオレ様系。
さらに、自信家のくせに実は意外と小心者で、変なところにこだわりが強く、一度好きになったらそれ一辺倒。
そんなオニーは、今も昔もヨッシーとシミズ屋の“カリーパン”が大好き

って、もうオニーってば最高~☆

彼がヨッシーや周囲の人々の一挙手一倒足に振り回されて、泣いたり笑ったり焦ったり怒ったり吐いたり?している様子を、出歯亀的気分で眺める…というのがこの作品を読む際の最大の喜びです。←悪趣味?


高校時代のバド部の先輩後輩だった二人が、7年後、ヨッシーの職場に派遣のSEとして働きに来たオニーと再会。学生時代にはすれ違ってしまった気持ちを確認しあって、めでたく付き合い始め、今に至る(作品中では3巻までで2年経過)…

わけなんですが、互いの個性的すぎる家族をはじめ、行きつけのゲイバーのカオリ&さやかという心強いおねえ達にも取り巻かれ、その間に巻き起こった「オニーの浮気騒動」やら「鬼塚弟ホ●疑惑騒動」やら「強盗騒動」やら「吉野姉酒乱騒動」やら「再びオニーの浮気騒動」やら「ヨッシーのお見合い騒動」やら「いろんな人へのカミングアウト騒動」やらなんやらかんからで、とにかく二人の周囲はいつも大賑わい!!だと。笑

ああ、とてもこの面白さは言葉に出来ません~!
未読の方はぜひ一度読んでみて~!!←と、結局こうなる。汗

で。

オニーの空回る“オレ様振り”にはもう大分免疫ついたんですが、3巻での「オニー浮気騒動編」を読んでいて特に気になったのは、ヨッシー持ち前のねちッこさが「これでもか!」という位に描写してあった点。

『B級~』はストーリーに絡むグルグルがあまりない分、今さん独特のグルグルが、人物の心理面上で展開されているというか・・・。

中にはこういうネガティブな心理描写が続くのは不得手な方もいるかも、と思うのですが、「好きな人が浮気したんじゃないか」という疑念に捉われたら、不安と猜疑心で誰でもこういう状態に陥るものじゃないかと。
男も女も恋する気持ちには変わりがないよね~、と思わせてくれます。

そして、弟・芳記の恋人と気づかずに一夜を共にしてしまった鬼塚と、そのお相手・卓郎に対してカオリが語った言葉が実に辛辣だけれども情に厚く、漢らしい!
このシーンがとてもよかったです。

見直したよ!カオリ!
さすが、苦労人。笑

私も知りたくもない真実を知らされて、心に棘を抱えながら一緒にいなくていけなくなるなら、秘密は一生隠し通して欲しいと思う性質なんですが…。

さて、あなたはどっち!?


その後親戚一同が集まる法事の席で、理解のない叔父から心無い言葉を浴びせられても、黙って耐えるしかないヨッシーの心情が描かれますが、ゲイというマイノリティに対する世間の視線の冷たさを嫌が上にも思い知らされながらも、恋する相手に想いを馳せる姿に心動かされました。

そして、続く「お見合い騒動」の席で、ただの手違いが元なのに、ノーマルの男から突然振るわれる理不尽な暴力と、世間の風評の厳しさ…。

ただ面白いだけじゃなく、少数派には起こり得るだろう困難を描いて、さらに未来を予感させる今さんの手法は、「ボーイズラブ」というジャンルをただ楽しみたいと思う方には重いかもしれません。
でも、そこから目を離さずに描き出すからこそ、読者に見えてくる物語もあると思います。

すったもんだの挙句、高校時代のバド部の仲間にも付き合っていることを告げた二人。
プライドの高いオニーが下したこの決断には、不覚にもじーんと来てしまいましたよ…。

オニー、頼む!
ヨッシーを幸せにしてやってくれ!!
そして、もう泣かせるなよッ!!

だけど、この二人がゴールイン=入籍=養子縁組?するのは、いつになることやら…。
ひょっとして、3巻で完結!?ってこたぁ、ないですよね!?

披露宴の参列者がそうそうたる面々になりそうな上、またそこでひと悶着おきそうで、それが楽しみ!!爆

恋する甘さと苦さが絶妙に絡んでこその『B級グルメ倶楽部』の世界。
こうなったら、ダブルタキシードで迎える晴れ舞台にたどり着くまで、二人のラブをとことん応援して行きたいと思います♪

※限定版の3巻はドラマCD化記念?のミニドラマCD付き!
こちらの感想は、また改めて~。
※【答え】大村さん=ヨッシーに告ってふられた後、なぜかいつも成り行きで恋愛相談に乗ってしまうハメになる会社の先輩女性です。

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コメント

長くてごめんなさい
どちらに書き込もうか迷いまして…、こちらをお借りします。
ということで、papicoさん、こんにちは!
百鬼の画集、ご覧になったようですね♪ 私も先週購入したばかりなんですよ~。「百鬼」自体は読んだことがないのですが(恥、今市子さんのイラストが素敵で、つい…。
あっ、もちろん「B級3」も読みました。鬼塚の浮気(手違い?)に、本当に彼でいいのかと吉野に問いただしたい気もしますが、結局は恋する者同士、障害があればあるほど燃え、絆を確かめあうきっかけになるってことなんでしょうか。ここまできたら二人には結婚までこぎつけて欲しいですよね。ちなみに私はうそをつかれても見抜けなかったことがないので、いっぱい悩みましたよ~。若いころのほろ苦くて良い想い出ですが(^_^;)
ごめんなさい、以下、余談です。

7/16 >テッペンカケタカ&ぱふ 
読みましたぁぁ!!死語でもいいんです!キュン、キュンです!萌えセンサーに落雷したかのように、全身しびれまくり!しばし頭が使いものになりませんでした~~石原さん最高!今年度のマイベスト「同級生」に匹敵するぐらいです!どんどんやばくなってください、お願いしますって感じ(笑

9/2 >『秘密』の新刊(5巻)
この巻で初めは、薪さんは鈴木さんや青木が好きってこと?と思ったんですが、よく考えたら三好にリモコンを投げつけるって、それって薪さん、ホントは三好が好きで、お前それに気づけよバカァ~って意味?それとももっと深い秘密があるの?と、まるで私、水族館の狭い水槽で、同じところをぐるぐるまわっている魚のようです。あはは…。どのみち最後はうまく清水さんにしてやられるんでしょう。清水さんには思い切ってBLを描いて欲しいなんていったら、コミ友の方にご迷惑ですよね(滝汗

なんにしても
>やはりBLというジャンルが面白すぎます
の一言に尽きますよね!!(o^-')b
空美さん、こんばんは!
コメント嬉しいです~♪
>私も先週購入したばかりなんですよ
私も先週買いました!中を見て、もっと早く買えばよかったと後悔しました~(^_^;)「百鬼」はホラーですがチラっと「それっぽい」描写もあるので、なかなか楽しいですよ。

>本当に彼でいいのかと吉野に問いただしたい
確かに…。あれは惚れた弱みっていうやつですかね。「B級」は徐々に路線変更してますし、色々障害を乗り越えつつ最終的には恋を成就させる!のがテーマになってるんでしょうね。二人のバージンロードを期待しましょう。笑

>若いころのほろ苦くて良い想い出ですが(^_^;)
うふふふ。 スイートメモリ~♡

>石原さん最高!
同感です!どの作品にも一本芯の通った作者の心意気が感じられて大好きです♪「テッペン~」はあのピュアさがキモですよね!

>薪さん、ホントは三好が好きで、
私は4巻の時にそうなのかと思ってたんですよ~。薪さんが青木を好きだとしたら、そのまんま過ぎて面白くないかな、って…。でも、やはり薪さんは同姓が好きという設定かな~と思うんですが…。実はこないだ「メロディ」をチラッと立ち読みしちゃったんですが、薪さんにはいっそ岡部はどうですか?と言いたくなりました。なんか命懸けで幸せにしてくれそうな勢いでしたよ。笑  清水さんはそういうテーマを正面切っては描いてませんが、「ジャックとエレナのシリーズ」はかなりBLチックだったし、『秘密』でとうとうそこに到達したのかしら!?と勝手に期待してみようかと思います~。
管理人のみ閲覧できます
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そ、そんなことに…
Sさん、こちらにもコメントありがとうございます♪(鍵コメなので、一応イニシャルでお返事をば…)
アニメではそんなことになっていたんですね~。チェックしていないのですが、その展開はかなり驚きです。う~ん。
もともとH泉社は少女マンガ界に「そういう」風を吹き込んだ1社ですし(もう1社はS学館)
、私としてはSさんがそういう方向に向かうのも全然違和感がないんですが、最近の作品から入ったファンの方には抵抗が強いのかもしれませんね・・・。私も作品は作家さんのものだと思うので、表現したいことがあれば、なるべく自由に描いて欲しいと思うのですが・・・。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
またまたありがとうございます♪
Sさん、こんにちは!FC2コメントは「秘密」にすると管理ページに「鍵」マークがつくので、こう呼ばれているみたいですよ~。って私も最近知りました。笑
>スタッフのサービス
そうですね。アニメは脚色が多いですから・・・。Sさんが仰るように、まったく別物と思って楽しめばどうってことないことも、思い入れのあるファンには堪らないんでしょうね。汗
>貝沼の演技
おお!そうですか!
なんか今まで録画しっぱなしでスルーしてましたが、Sさんのおかげで見たくなって来ました~!今度少しずつチェックして行こうと思います♪

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