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黒娜 さかき「青春♂ソバット 1」(小学館/IKKI COMIX)

昨日、久しぶりに「乙女ロード」に行ったら、「まん●らけ」が棚卸しでお休みだった。
お休みなんてあるんだな~。
それは仕方ないとして、「K-BO●KS同人館」に中古同人誌を買い取りに出したら、在庫過剰とのことで持参した内の95%は買取拒否られた。
せっかく重いの担いでいったのに~。
さらに「アニ●イト」では「乙女ロードクッキー2008年度版」を買い忘れ。
ちょっと!これが今日一番のお目当てだったろ?自分!?
でも、また引き返すのもおっくうだったので、そのままジュンク堂に向かい、憂さ晴らしに買ってきたのがこちらの単行本。

黒娜さかき さんの「青春♂ソバット」1巻(小学館/IKKI COMIX)です!

青春ソバット 1 (1) (IKKI COMICS)
■CONTENTS■
vol.1ボディ・ブロー/月刊 IKKI 2007年4月号
vol.2ネリチャギ/月刊 IKKI 2007年6月号
vol.3サマーソルトキックⅠ/月刊 IKKI 2007年8月号
vol.4サマーソルトキックⅡ/月刊 IKKI 2007年10月号
vol.5サマーソルトキックⅢ/月刊 IKKI 2007年12月号
vol.6エスキーヴァ/月刊 IKKI 2008年2月号



子供じゃない、大人でもない生き物――男子高校生!!

清く正しい童貞・有田青年と、深くこゆ~いゲイ・白洲くんの
嬉し恥ずかし青春譜―開幕!!

-------------

ソバット=プロレス用語「横回転して足の裏で相手の腹を蹴りつける技」
のことだそうですよ。

ついでに調べたら、ネリチャギ=かかと落とし、サマーソルトキック=初代タイガーマスクの相手の体を利用してバック宙する技、エスキーヴァ=ブラジル生まれの伝統芸・スポーツ・ダンス・格闘技を兼ね備えたカポエィラ(カポエラ)における相手の攻撃を避ける基本動作、だそうです。
勉強になるな~。

と、それはさておき。

BL好きの皆さんの間で話題のこの作品、発売以来ずっと気になっておりました。
表紙がめちゃくちゃ素敵ですし♪

青年誌流BL」ってどんなものなの!?という興味が先走って読んだみたのですが、なんだかすっごいツボでした。

よしながふみさんにより、「週刊モーニング」誌上でもゲイカップル(ケンxシロ)の啓蒙が進んでおりますが、こんなところ(「月刊 IKKI」)でも着々と進められていたんですね!
青年誌ってば侮れません。←相変わらず疎い

小学館の「月刊 IKKI」で隔月連載のこの作品。
青年誌だからこそのBL、という感じはいなめませんが、あっけらかんとした明るさの中に、ところどころ日が蔭るように散りばめられた、シリアスなエピソードのバランスが絶妙です。

彼らの日常に、自分も入り込んでみたくなりました。


【青春♂ソバット 1】

かつて「桜の園」とうたわれたお嬢さん高校・桜女子高等学校がその名を桜学園と変え、男女共学に。その男子学生一期生として入学してきたのが、有田ユウタ(ノンケ・童貞)と白州マサヒロ(ゲイ・メガネ)。有田は白州に人前でファーストキッスを奪われてしまい、以降ゲイ疑惑が持ち上がってしまうが、その道に詳しい白州をお手本に、今日も童貞卒業の日を目指して奮闘中!

* * *

コミックス派の私は、「月刊IKKI」と言えば、オノ・ナツメさんの「さらい屋五葉」と芳崎せいむさんの「金魚屋古書店」シリーズしか知りませんでした…。
なんか、「IKKI」ってテーマが幅広いんですね。ふむふむ。

先日「恋の口火」(茜新社/TENMA COMICS EDGE COMIX)をたまたま中古で見つけて読んでみたら、けっこう好きな絵柄だったので、この新刊も読むのが楽しみでした。

一瞬オノ・ナツメさんや草間さかえさんあたりの絵に見えるような見えないような気もしなくもないですが、ラフでざっくりとしたタッチが、この作品にはぴったりです。

さて、なんといっても気になるのが、黒髪、眼鏡、さらにドSのくせになぜかネコ、というスタンダードBLにおいてもなかなかいない貴重なキャラ、白州。
15歳の設定だけど、こんな15歳がいたらマジ怖い!

そして、健全な高校生1年生らしく「春時代」を謳歌したいと切に願いつつも、白州との初チューを目撃されて以来ゲイ疑惑がつきまとい、いつもカラまわってしまうのが、白州とはまったく正反対の健全キャラ、有田。
15歳なりの一生懸命さが、なんともピュア!

高校の中でも大変貴重な男子学生であるこの2人が、友情を育てたり、模擬デートをしてみたり、危険なバイトにハマったり、中庭でワルツを踊ったり、恋に迷ったり、するお話し…
なのですが、フランス人ハーフなのに、なぜか関西弁の滝川クリス君や、有川と白州の尾行が趣味?のクラスメイトの加藤さんなど、愉快な仲間たちに囲まれた二人の高校生活はなかなかに忙しい。

そこにゲイの詐欺師の鳥羽(オッサン)とか、 ゲイの白洲の元カレの百瀬(オッサン)とか、うさんくさい人種が入れかわり立ちかわり現れて、あれやこれやとちょっかいを出して来ます。

15歳にしてすでにその道のエキスパートであろう白州が、あちらこちらでチラつかせるエロスの香りに、純情有田が赤くなったり青くなったり固まったりするのがかわいいです。

「何か」を抱えこんだまま、いつもどこか投げやりのように見える白州が、有田を前にすると素直になって年相応の高校生に見えるのがとってもツボ。

ラストでは、有田が白州を恋愛対象として意識し出しちゃうっぽいのですが・・・
こうなると、これからの展開がすごく楽しみなような、怖いような。

白州が「有田といると和む」と自覚したところで、これまで付き合って来た人たちとは異なる“男同士の友情”を結ぶというのも、それはそれでまたなかなかよい気がするんですよね~。
有田は逆に今、恋に恋して流されちゃってる状態なんじゃないかしら、と思ってみたりして。

この二人にはこれ以上の関係には進まずに、ずっとこのままゆるゆるとつながり合っていて欲しいと思うのは、BL読みとしてはダメですかね?

青年誌流BLとしてはどういう着地を見せてくれるのか。
今後の展開に、多いに期待したいと思います!

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コメント

こんばんは~
またお邪魔します☆
「乙女ロード」お疲れ様でした~!でも、残念でしたね。特に買取。乙女ロードクッキーは、気になりつつも、同じ値段なら…と本を買ってしまう私です(苦笑)。

あ、品切れになってるとおっしゃってた、ふゅーじょんぷろだくとさんの「やまと&ハガイノチ」本。最近、新刊書店でですが、1冊見かけました。差し出がましいかと思いましたが、もしご入用なら遠慮なく言ってくださいね。

そして、「青春♂ソバット 」。この作品が評判になっていることも、「月刊 IKKI」も、全く知りませんでした。完全に遅れています(笑)。それにしても、陰影が印象的で、目を引く表紙ですね。私は、アングルが紺野けい子さんぽいなあ~と思いました。

>ドSのくせになぜかネコ、
というと、草間さんの「肉食獣のテーブルマナー」を思い出しますね。しかし、白州君は眼鏡も装着し、しかも15歳ですか~!そうすると、表紙では一見やんちゃそうにみえる子の方が、「清く正しい童貞・有田青年」なんですね。へぇ~。なんだか意外な。また、古本でですが(汗)、機会があったら読んでみたくなりました。

>この二人にはこれ以上の関係には進まずに、ずっとこのままゆるゆるとつながり合っていて欲しいと思うのは、BL読みとしてはダメですかね?
わかります~その気持ち。どの作品かは忘れましたが、私もそんな気持ちになったことがありました。でもそうか、BL読みとしてはちょっと…なのですかね、もしかして。
ただ、漫画読みとしてはアリだと思います♪

それでは~。
akiさま、こんばんは!
コメント嬉しいです~♪いつもありがとうございます(^_^)

「乙女ロードクッキー」は、や○いの師匠の友人にうけ狙いでお土産にしたかったんですよね。汗 その友人に同人誌を買取してもらえなかった愚痴メールを送ったら、「私は昨日ダンボールで送ったよ~」と返事が来て、初めてそんなことが出来ることを知ったんですよ。汗 持ち帰ってくるのがしんどかったので、それを早く教えて欲しかったです。よよよ。

>ふゅーじょんぷろだくとさんの「やまと&ハガイノチ」本
わ~、嬉しいお申し出、ご親切にありがとうございます♪
そ・れ・が、昨日無事にヤフオクで入手できました~! 困った時のオク頼みです。笑 今思い起こせばよしながさんの「アンティーク」本も、ほとんどオクで揃えてます。どっから資金が出てたのか、すごく不思議です。滝汗

>アングルが紺野けい子さんぽいなあ~と思いました。
ほんとだ!カラーだと似てますね!黒娜さんはカラーとペン画の絵柄の印象が、けっこう違う作家さんだと思います。

>草間さんの「肉食獣のテーブルマナー」
あ、そうですね!これも言われるまで記憶が飛んでいました(>_<) でも、亮司(でしたっけ?)は見た目がとてもネコっぽいので納得だったんですけど、白州君は見た目がもろ「鬼畜攻め」なんですよ。だけどXXシーンでは見事にネコです。青年誌なんですべて寸止めなのが惜しいです。笑
で、茶髪の子が有田君です。やんちゃでかわいいです。男にも女にも茶化されつつ可愛がられるタイプです。ゲイ疑惑さえなければ、悲願の達成は早そうなんですけどね。笑

>ただ、漫画読みとしてはアリだと思います♪
そうですか!なんか励まされて勇気がもてましたよ!どっちに転んでも温かく見守りたいと思います(^_^;)
中古で出たら、ぜひ即買いでチェックなさってみて下さいね!
では~♪
またまたこんばんは☆
当方ブログの掲示板にコメントありがとうございました♪

>ふゅーじょんぷろだくとさんの「やまと&ハガイノチ」本
わあ~、手に入れられたんですね!よかったです♪
よしながさんの版権同人誌の方は私もオクで揃えました…ホント、どこから資金が出ていたのか…。アンティーク同人誌は再録1しか持ってないんです~が、「いつか必ず同人活動を再開する」とのよしながさんの言葉を信じて、気長に待ってます(^_^)

>草間さんの「肉食獣のテーブルマナー」
ああ~なんか勘違いしてました私!聡司が「受とみせかけ鬼畜攻め」だったのを、その逆だと思い込んでいた…!なんでこんな逆転現象が…。同人誌でリバるの?という場面(結局それは潰えましたが)があったからかしら。ともかく、変なこと言ってすみませんでした(汗)。

ソバットくん。昨日今日と、新刊書店でも平積み台を見た限りではみつけられなかったな~と思ってた所、amazonのマケプレで定価以上きてますねΣ(T□T)めっちゃ人気なんだあ、と驚きました。
またまありがとうございます♪
akiさま、こんばんは!
無事に免許取得おめでとうございます~♪あっという間に取られましたね。素晴らしいです!

さて、
>よしながさんの版権同人誌
これは「スラ●ン」のことですか?全部??すごい!!私も何冊か持っていますが、自分的にミッチーは「総受け」にカテゴライズされていたのと、追いかけるにも資金が全然間に合わなくて断念したんです(^_^;)その分「アン●ィーク」に総てをかけてしまったという…。
だから、是が非でも小野が本当の幸せを手にするところを見届けたいので(いえ、チィでは幸せに出来ないという意味ではないんですが…汗)、同人活動の再開が本当に待ち遠しいです。

>聡司が「受とみせかけ鬼畜攻め」だったのを
ああ!!聡司でしたね!私こそ、記憶が混線してます。すみません~!
今「夢見る肉食獣」を読み返してみましたが、例のシーンはサトシの夢オチですよね?それにしてもこのサトシの業もなかなかに根深いな~、と気持ちを持っていかれてしまいました。

>amazonのマケプレで定価以上
そうですか!「IKKIなのに~」みたいなことで話題なんでしょうか?いや、でも確かにBLとしての枠じゃなくても、充分面白い内容だと思います。そして、BLが初心者の方にもその奥深さがわかってもらえる良作かと。「これ、面白いよ」って人にすすめやすいのがポイント高いのかもしれませんね。笑

それでは、また~(^o^)/

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