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「ダ・ヴィンチ」2008年2月号 特集2“よしながふみは好きですか?”

特集が気になって買っておきながら、しばらく放置プレイしてしまっていたこの雑誌。
この3連休に所用があって急きょ帰省した折り、長距離バスの中で熟読してしまいました。

もー、早く読めばよかったわ~。

ということで、「ダ・ヴィンチ」2008年2月号特集2“よしながふみは好きですか?”を読みました!

ダ・ヴィンチ 2008年 02月号 [雑誌]

【特集1】 この小説の書き方がすごい-やっぱりは文豪すごい!、すごい古典に学べ座談会、本読みのプロがこっそり教える・いま狙い目な文豪、文豪にすごい小説の書き方を直撃!、文豪に学ぶすごい小説の書き方/【特集2】 作家・マンガ家にもファン続々・・・男女逆転『大奥』3巻発売!-よしながふみは好きですか?/スタジオインタビュー-松山ケンイチ/表紙-松山ケンイチ




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「あ、Lだ~♡ 」
そう、表紙は松山ケンイチさん。
インタビュアーの方が「少年のイメージだったが背が高い。180cmある」と書いていて、私もびっくりしましたよ。

それはともかく。

もちろん今回のお目当てが【特集2】の方であることは、言うまでもありません。

「よしながふみは好きですか?」
と問われれば、
「はい、好きです」
と、お答えしましょう。

だけど、
「じゃあどんなところが好きですか?」
と問われると、なんだかこれが難しい。

「どんなところが好きなのか?」という質問は、=(イコール)「どんなところが面白いのか?」という問いかけだと思うのですが、私が「よしなが作品」に抱いている感情は、もう「スキ」とか「キライ」とかの枠を超え、とにもかくにも「よしながさんの作品がそこに存在する。ならば読む。」としか言いようがないのです。

この特集では、各界の著名人が「よしなが作品」についてのご自分の思いを、熱く熱く語っています。

それを読んでいるだけで、
「そうそう、この気持ちわかる!」とか、
「そうか、このシーンで感じた感覚は、実はこういうことだったのね」とか、
相槌を打つこと多数。

おかげで、今まで私が「よしなが作品」に対して抱いて来た、なんとなくもやもやとした、形になるようでならない、これまでうまく表現が出来なかった感情が、だいぶ整理されたような気がします。

特に三浦しをんさんと萩尾望都さんの対談は、小説家と漫画家というお二人のベースから読み取った「大奥 」既刊3巻(白泉社/ジェッツコミックス)に対する視点が面白く、とてもよかったです。
少女漫画界の「神」・萩尾望都先生にここまで絶賛されるなんて、よしながさん漫画家冥利に尽きますね。

また、BL作家の松岡なつきさんのお話も、同じBLを描く作家さんの視点から「よしなが作品」を読み解いていて、とても興味深かったです。

ダ・ヴィンチ読者に聞いた「あなたの好きなよしなが作品は?」のアンケートの上位6位までがBL以外だった(ちなみに一位は「西洋骨董洋菓子店」)のは、ここ数年の代表作から言えば納得なのですが、まだよしながさんのBLを読んだことの無い方には、ぜひ恐れずにこっちにもトライして頂きたい。

よしながさんが真摯に描き出す「物語」に、きっと取り込まれること請け合いですから。

ちなみに、私が一番好きなよしなが作品は「ジェラールとジャック」。
このブログでもたびたび語っていますが、BL読みとして復活したきっかけとなった作品で、BLなんて言葉もなかった時代に親しんでいたJune的世界が、10数年を経てこんなに豊穣になっていたことを思い知り、興味を掻き立てられてしまって、今に至るという実に罪深い名作。笑

この作品を超えるBLに出会うため、これからもBLをガンガン読み続けていきたいと思います!

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