HOME>[BLコミック]夏目イサク

夏目イサク「どうしようもないけれど 2」(新書館/Dear+コミックス)

1巻(感想はこちら)に引き続き、2巻の感想です。

ファン待望の2巻の発売日(11/30)からずっと、市内の書店を虱潰しに探してもなかなか見つからず(そもそもDear+コミックスを置いている書店があまりない~。涙)、「こうなったらK祥寺のアニ○イトまで行って、ペーパー付をゲットするか!」と意気込んだ矢先、隣町の鳩のマークのスーパー内の書店で発見~!
いやはや、こんな穴場があったとは。

とまあ、やっとこさっとこ手にいれた、夏目イサクさんの「どうしようもないけれど 2」(新書館/Dear+コミックス)の感想です。

どうしようもないけれど 2 (2) (ディアプラスコミックス)
島野にお見合い話が持ち上がる。相手は上得意先のご令嬢。反対するかと思われた黒川は、自分が口出しすべきことではないと、煮え切らない態度。社長の息子としては断りきれず、見合いに出向く島野だが……。果たして黒川の真意は!? 
描き下ろし35ページ超!! 中篇「春なので」も収録した、大人気リーマンシリーズ完結巻!!

■初出■
内緒の話は明日まで/Dear+2006年10月号,11月号
たぶんきっとあの時に/Dear+2007年1月号
みんなの街の電気屋さん/Dear+4月号
春なので/Dear+20075月号,6月号
春なのに/描き下ろし
もうすぐ夏なのに/描き下ろし
フワラーフライデー③/描き下ろし
おまけ4コマ/描き下ろし

-------------

気持ちも確かめ合って(だよね…?)、安定したかと思われた二人にまたまた事件が勃発!!
2巻は島野の“お見合い騒動”と“部署異動”がメインです。

いつも超然としているのに、ここに来ておっさんのいじらしさを垣間見せた黒川が必見です。
島野の照れ線も、1巻以上に磨きがかかってますよ~。

また、同時収録【春なので】の受けのツンツンぶりに、これまた魂をさらわれてしまいました~!

描き足し+描き下ろし満載35ページ超で、これは絶対に読まなきゃ損!
雑誌派の方は、ぜひ購入をおすすめします♪



【どうしようもないけれど2 あらすじ】

会社の跡取り息子に舞い込んだお見合い話のお相手は、取引先最大手の令嬢で、島野の高校時代の後輩・マユ。断りきれずに話を受ける見合いをすると報告した島野に対し、黒川の態度はあまりにもそっけない。なんとか理由をつけて、見合いを断ろうとする島野だが、飲めない体質がまた災いして…!


大会社の跡取りともなれば、結婚さえも自社のため・・・。
「自由恋愛」という一般常識が通用しないのが、セレブ社会なのでしょうか。

1巻ではまだ大人の余裕をかましていた黒川が、島野のお見合い騒動で見せた動揺ッぷりが微笑ましいです。

島野のお見合い相手として登場するマユは、その持ち前のしたたかさでもって島野を攻略にかかりますが、そこを助けてくれるのが黒川の元嫁・冴子さん!自分の元夫の恋人が男であっても全然動じないばかりか、しっかりフォローまでしてくれるその懐の広さが男前です~!
惚れた!!笑

10年もの間「ある思い」を胸に仕事に打ち込んで来た黒川が、会社とプライベートに挟まれた苦しい胸の内を告白するシーンには、不覚にも胸がきゅんとしてしまいました。爆

それにしても、ささいなことで嫉妬し、またそれを隠そうとせず、時に威嚇し、時に吼え(?)、島野のピンクオーラに惑わせられまくりな黒川は見もの!
10年愛が成就したのが嬉しくて「どうしようもない」のね~と、思うとニヤニヤがとまりません。笑

そして。

描き下ろし【フラワーフライデー③】の社員旅行のアレ、にはこっちがびっくり!
おいおい、社員旅行で露天貸切ってありなのか!?
誰か入って来ちゃうでしょ!?いや~ん!

エプロンとか、浴衣とかのシチュに弱い、おっさん嗜好丸出しの黒川には参っちゃいますが、島野がまんざらでもないようなので、ま、いっか。爆


部署が変わっても相変わらずラブ全開の様子には、SHIMANOの社長(=島野父)がこの関係を認めるのも時間の問題かと。
この二人に任せれば、きっと会社も安泰ですよね。
跡継ぎ問題は別としてね…。汗



【春なので】【春なのに】【もうすぐ夏だから】

大学生の河口大輔(かわぐち・だいすけ)が5年ぶりに再会した花屋の富沢恵太(とみざわ・けいた)は中学時代の同級生で、忘れられない因縁の相手。壊した花瓶のかたに花屋でバイトするはめになる大輔だけど、相変わらずつれない恵太が今でもやっぱり気になって・・・。


出たよ。
黒髪でこの手の受けに弱いわたくし…。
このツンツンぶりが日下(by「誰にも愛されない」(感想はこちら)を髣髴とさせますね。

中学時代、恵太にまとわりついていた自分の行動の出所が何だったのかを、再会した後に再認識する大輔。
そして、いつもつれない態度を取り続けていた恵太でさえ、実は…。
という落とし方、ホントに上手い!

特に卒業式での二人を描いた描き下ろしの【春なのに】は、秀逸!!
二人の学ラン姿と桜のイメージもあいまって、すれ違う二人の気持ちが甘く、切なく、とても印象に残る一編です。

まったく、二人とも初心いのぉ~。

だけど、勢いだけであーなったり、こーなったりするお話よりも、こんな風にじっくり時間をかけて成就する恋物語も味わい深くていいものです。

あ、でも「どうしようも~」も結局10年かかってるし、こちらは5年か!
ひょっとして、夏目さん自身こういう展開が「萌え」ツボなのでしょうか!?

Dear+1月号」で任侠ものの新シリーズが始まっているようですし、また次回作でどんな恋模様を読ませてくれるのか、楽しみにしています♪

この記事のトラックバックURL

http://lovecomix.blog89.fc2.com/tb.php/166-b95a383b

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

  Template Designed by めもらんだむ RSS

special thanks: web*citron, ARCHIMIXDW99 : aqua_3cpl Customized Version】


FC2Ad