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町屋はとこ『またあした』(リブレ出版/スーパービーボーイコミックス)

―年下、敬語、優しく、逞しい、迫り来る、「男」。―


この帯の文句に誘われて、ほぼ1年前に購入…。
町屋はとこさんの「また あした」(リブレ出版/スーパービーボーイコミックス)を、やっと読みました!
(正直、押入れに埋もれていた。汗)

今作品が初コミックスだなんて、信じられないくらい上手ですよ!?
どうして今まで読んでなかったんだろう~~。
わたしのバカバカ~!!←いつも言ってる

またあした (スーパービーボーイコミックス)
―家に荷物を届けにきた年下の逞しい働く「男」―。
自分をかばったせいでケガをしてしまった間中に、謝罪したいと家を訪ねる木下に思わぬ展開!?一度きりのはずだったのに、交わす小さな約束「また明日」・・・。いつしか泣きたいくらい、体が欲情に熱くなる!
肌で愛を感じ合う―不器用な大人の恋情・リーマン大全集!!

■初出■
また あした/BE・BOY GOLD(’05年10月号)掲載
あしたのつづき/MGAZINE BExBOY(’069月号)掲載
引っ越し/描き下ろし
ア・ロット・オブ/BE・BOY GOLD(’05 2月号)
愛は降り積もる/描き下ろし
やっかいな恋と君/BE・BOY GOLD(’05 6月号)
やっかいな境界線/描き下ろし
あとがき/描き下ろし

-------------

穏やかなのにどこか熱すぎて、仕事の合間に何度も体を重ねたくなる恋♡


・・・ってこれも帯にある言葉なんですが、上手いですね。
思わず買ってしまったじゃないですか。
これに煽られて買った人、多いんだろうな~。笑

宅配便業者×リーマン、やり手後輩×先輩リーマン、若手社員×眼鏡上司の3作品の短編集。
リーマン、リーマン、リーマンづくし!
重ねて全てが「年下敬語攻め」の「乙女誘い受け(しかも無自覚)」!!

これは読まずにいられまいよ。

意外性のあるキャラの作り方は、乙女受けが苦手な方も挑戦する価値大!
今までにない読後感を味わえる、貴重な1冊です。



元来乙女な受けは苦手です。
でも、この作品に登場する受けは、すべて天然で無自覚な「お花ちゃん♪」ばかり。
思わず「1限目はやる気の民法 2」の伊藤教授を思い出しちゃったりして。笑

でもその免疫?のおかげで、受けの昼夜の顔の変貌ぶりも楽しみつつ、読み終えることが出来ました!

表紙のイラストのイメージから、勝手にほんわかBLだと思っていたんですが、「そうだよ、これスーパーBBCだったんだ~~!!」と、まれに見る濃厚Hシーンで再認識してみましたよ。笑


表題作【また あした】【あしたのつづき】【引っ越し】

自分をかばって怪我をした運送業者・間中が気になって、一度会って謝罪がしたいと連絡を入れる木下。お見舞いと称して部屋に上がりこんだ木下と間中は、徐々に親しい関係に。
「また明日」と言いつつ、二人で会う日が続いたある日、木下は自分が女性が苦手なことを告白し…。


無口でたくましく、気が利いて優しい、そして、敬語…!!
そんなガテンな攻め・間中と、乙女リーマン受け・木下の、日常のやり取りがいちいち可愛いんですけど。笑

木下のバックに、ほわほわ~~んとお花が飛んだり、キラキラ~~ッと星が輝いちゃったりするのが、だんだん当たり前に思えてきます。爆

そして、年上だからって訳じゃないでしょうが木下の口調がたま~に、時代劇がかっているのもご愛嬌。
「うむ…気にするな」とか出てくると、「殿様!?」とツッコミつつ読むのも面白かったです。

木下の「恋する乙女ワールド」全開の描写が、また新鮮。
間中のささやかなひと言で天にも昇るような浮遊感を感じちゃったり、ふとしたことで相手に嫌われたんじゃないかとドキマギして地獄に叩き落されるような感覚を味わったりと、好きな相手の一挙手一投足が気になって仕方のない様子が、読んでるこちらにもすごくよく伝わってきます。

そうか、これが、「」というものなんですね!
BLに「ラブ」を求めてばかりの私に、基本を思い出させてくれました。

でも…
いえ、だからこそ!!

ガッツリ細部まで描き込むH描写にはびっくり!!
しかも、7ぺージにも渡って…!!←数えてみた
雰囲気Hでもオッケー♪みたいな絵柄なので、かえってそのリアルな描写がインパクトです。笑

間中の男相手がはじめて(だよね?)とは思えない、堂々の攻めっぷりはお見事でした!


そして、描き下ろしのサイレント漫画、「お引っ越し」がこれまたいいです。

同居を決めて、引っ越しの当日。
手伝いに来た間中が、重たい段ボールを軽く持ち上げる姿を、まぶしげに見上げる木下。
うわ!出た!!乙女~!!

入居する新居はすでに間中によって、ほとんど片付いています。
自分の部屋に荷物を運び、ほっとした木下に、寝室を見せる間中。
ああ~、ここでもバックにお星様がキラキラ飛んでる~!!爆

引っ越しで汚れてしまった木下に、お風呂をすすめる間中。
恥じらいつつ、「一緒に…」(台詞ないのにマジこんな感じ)と誘う木下。
またしても稲妻の落ちる間中。←町屋さん的ずっきゅん♡ の表現 笑

新居で迎えるはじめての夜も、ラブラブな二人でございましたとさ。



【ア・ロット・オブ ―a lot of…―】【愛は降り積もる】

堀内の会社のひとつ後輩の仁村大(にむら・まさる)は仕事もバリバリこなして、女性にももてる、かっこよくてセンスのいい出来るヤツ(ただしゲイ)。
そんな仁村にある日、突然告白された上にキスまで奪われ、動揺しまくる堀内。

「恋に臆病になってる原因は何ですか?」

仁村に問われて、堀内は自分の中に存在する、ある感情に気が付いて…。


この仁村、絵に描いた様な「攻め」サマですね。←事実そうですが
まさに「プリンス」の呼び名がふさわしい。
登場直後、ドアップで決める「ゲイスマイル」にやられてしまいました。笑

非の打ち所のない仁村に言い寄られ、女性に対しては及び腰なことを指摘されながらも、「男x男の関係なんて論外だ」と突っぱねる堀内。
でも心の中は

仕事中の仁村は かっこいい


・・・。
はい、これもう恋に落ちてます。笑

ところが、この堀内がなかなかの強情ッぱり。
自分の気持ちに正直になるまでに、ひと山ふた山乗り越えねばいかんのです。

遊びなれていそうな仁村が真摯に堀内を口説く姿が、素敵です。
頑張れ、仁村!!とつい応援にも力が入ります。

だけど作中で堀内が展開する「恋愛論」に、なるほどそうかも、とうっかり納得してみたり。

「1回きりでいい」と言われて体を許す堀内は、その言葉に傷つき、ようやく自分の気持ちに気付くのですが、その後の二人のやりとりが上手。

仁村よ、これからもラブエネルギ-を充填し続けて、臆病な子ネコちゃん(?)に愛を証明してあげて下さい。笑


【やっかいな恋と君】【やっかいな境界線】


社内でも真面目で優秀な社員で通っている藤井は、ただ今直属の上司である部長に片恋真っ最中。でも、その部長は無類の浮気者で、部長のために合コンをセッティングするのも藤井の役割。
女の子をお持ち帰りする部長の背中を切なく見送る合コン帰りの夜、若手社員の榎木田(えのきだ)に、そのことを指摘された上、告白されてしまって…。


まずこの扉絵の二人に釘付けですよ。
これ、オフィスだよね??
うわ~~!!期待MAX!!
…だったけど、作中にこのエピソードはありませんので、妄想のネタにしときます。

ということで。

眼鏡の似合う知的リーマン、藤井さん(受け)がとってもよいです。
日中はバリバリに仕事をこなすやり手社員も、恋をすれば一人の乙女…いえ、人間ですもの。
部長への報われない思いを榎木田にすくい上げてもらってからは、一気に「可愛い受け」路線へ転換です。

「お花ちゃん♪トリオ」(=木下・掘内・藤井ね)の中でもこの藤井さんが意外性№1!

真面目かつ天然なものだから、誘い方も直球で、面白い!!
「境界線」での日中と夜の顔の落差は見もの。
これも10Pにも渡る初々しいHが読者サービス満点ですよ。←しつこく数えた 笑

それにしても、実際こんな人が上司で恋人だったら、ぜんぜん仕事になんないと思うけどね。
榎木田、尊敬に値します。笑


町屋さんの描くものは、どの作品にも愛が溢れていて好感度大!
どのお話でも、相手を思いやる優しいやり取りにほっとして、きゅんとさせられました。

回を重ねるごとに、絵柄も演出もぐっと良くなって来て、力のある作家さんの予感がします。
この路線を変えないで、ずっと描いて頂けるとうれしいな~。
でも、次のコミックスはいつになるのかしら~??

なにはともあれ。
これからがとても楽しみな作家さんです♪

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