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山田ユギ『開いてるドアから失礼しますよ 新装版』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)

『最後のドアを閉めろ!新装版』(感想はこちら)の文字通りの兄弟編!!
ちょっぴりアダルト!アーンド切なさ120%増し!!な『開いてるドアから失礼しますよ 新装版』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)を読みました~!

開いてるドア新装版

本田の兄・正一は、税務署に勤めるお堅い青年。
ある日仕事の最中に、失踪していた真ん中の弟・俊二と再会する。正一と俊二は10年前、たった一度だけ抱き合った。そしてその直後に俊二は、正一のために家を出たのだ。
本田兄カップルの家庭内恋愛、描き下ろしを加えた新装版★☆★

■初出■
開いてるドアから失礼しますよ/MAGAZINE BExBOY(’02年1.3.9~10月号)掲載
開いてるドアから失礼しますよ♡ おまけ♡/描き下ろし
小間使いの日記/Guilty vol.1(’01年11月、心交社)掲載
※本書は2003年1月にビーボーイコミックス「開いてるドアから失礼しますよ」として刊行されたものに以下の作品を追加収録しました。
描き下ろし連動企画①俊二&正一編/描き下ろし

開いてるドアから失礼しますよ (ビーボーイコミックス)
←ちなみに旧ビブ版の表紙はこちら
 心なしか、新装版の方が、二人とも若返ってる…!?







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「ドアシリーズ」のサイドストーリーとしてあまりに有名なこちらは、1冊丸まる本田家三兄弟の長男・正一と次男・俊二の禁断の恋のお話です!
頭にネクタイを巻き酒をあおる永井さんも好きですが(褒めてない?)、私はどちらかと言えばこちらのストイックな長兄・正一が好み♪

頭でっかちな長男肌で、職業もガッチガチな公務員(しかも、税務署員)。
真面目が服を着て歩いているような正一ですが、そのネクタイをきっちり締めた襟元の内側には、ほとばしる熱い情熱を抱え込んでいるのです

そして国内外を10年放浪し、各種特殊技能を身につけて堂々の凱旋?を果たした次男・俊二は、無精ヒゲを剃ると実は嫌味なくらいのいい男!
秘めた過去を抱きつつ、さりげなく兄のサポートにまわる姿がいい!
人当たりがよくて、軽く見えるんだけど、決めるところは決める。
さすが賢三の兄!って感じです。

この年になってきますと、勢いにまかせて兄弟の禁忌を犯してしまうというよりは(いや、犯してるんだけれども。)、じっくり時間をかけ、覚悟を決めて育もうとする二人の愛を、心底応援したくなるというものなのですね。

あ、そういえば。

井上さんが俊二を演じていたため、この作品は「ドラマCD 」も持っていました~!

ルボーサウンドコレクション 開いてるドアから失礼しますよ
ドラマCD 置鮎龍太郎 井上和彦 森川智之 鈴村健一 小西克幸 立木文彦 白石涼子 吉原ナツキ
マリン・エンタテインメント (2003-10-24)
売り上げランキング: 58681


ちなみにキャストは井上和彦(本田俊二)×置鮎龍太郎(本田正一)と森川智之(本田賢三)×鈴村健一(永井篤) の豪華版!!

井上さんが弟役っていうのに魅かれて購入したんですが、これは「当たり」でした~♪
井上さんのソフト、かつ、ちょっとやらしーい口調が、俊二にぴったりです!笑


税金のこともちょっぴり分かりますが、税金マンガではありませんよ!
理性と恋情の狭間で揺れ動く、義兄弟の切ない恋物語です。


【開いてるドアから失礼しますよ】
両親を自己で亡くして本田家に引き取られた長男・正一は、そのせいもあってか現在の両親に対して義理堅く、融通の利かない性格。
次男の俊二はそんな兄に対して、いつしか抑えがたい感情を抱き始めていた。
そんな二人はかつて、一度だけ体を重ね、その後俊二は正一の前から姿を消したのだった。
仕事先で10年ぶりに偶然再会した兄・正一と、弟・俊二。
兄と弟、家族としての関係にこだわり、固執する正一と、兄への恋慕を断ち切れない俊二。
10年前隔てられた二人の距離が、今、微妙に変化していく…。
* * *

何年かけても やっぱり お前のこと 
弟だと思えなかった―――


「男同士」で「いとこ同士」で「義兄弟」・・・。
こんな三重苦なラブを描こうとした山田ユギさん、すごい「萌え視点」ですよね。
義父、とか、義兄、とかいう言葉に弱いそうですよ。
わかります!!笑


2歳年上の正一が本当の兄ではないと知ったのは、俊二13歳、賢三11歳の時のこと。
兄弟で一人だけ顔が違うと感じてたし、「やっぱり」というのが正直な気持ちで、兄だろうと、いとこだろうと、俊二にとってはどうでもよかった。

意識したのはほんの子供の頃
俺が知りたかったのは、ひとつだけ
あんたの気持ち、ただそれだけ


って、俊二、切なーい!!

出会うべくして出会った運命の相手が、一つ屋根の下にいる。
兄弟という繋がりで…。

探るような視線と、気配、互いのささいな仕草までが気になって、心を埋め尽くす日々。

ユギさんお得意の「切ない系モノローグ」が次々とページを埋め尽くして、正一と俊二の本音が語られていきます。
これが実に素晴らしい

特別なことがあった訳でなく、この人たち、ホントに自然に惹かれあってるのがいいな~と。

でも、やはりもらわれっ子の長男を人一倍自覚して生きてきた正一にとって、家族の繋がりを冒す事は耐え難いこと。
その気持ちを痛いほどわかっていて、1度は姿を消す俊二。
でも例え何年離れていても、きっと何も変わらないと正一の前に戻ってくる俊二…。

決して無理強いしようとせずに、正一の気持ちを一番に慮って行動する俊二の大人の対応に心惹かれます。
だからこそ、徐々に正一も頑なな態度を改めて行きます。

本当に大切なものを手に入れるためには、どう行動するべきなのか。
俊二にそれを教えてもらった気がします。

本田家の兄弟三人が、この関係についてはそれぞれに胸に秘めて墓場にまで持っていこうとする姿に、紛れもない「兄弟としての絆」を感じました。


さて。

俊二と正一、この二人のXXシーンなんですが、本田家三男・賢三と永井さんの「ガチンコ愛」!に比べちゃうと、ちょっと物足りないと感じませんか?
正直言いまして、私ははじめて読んだ時はそう思いました。汗

でも、今読み返してみてみると、正一の伊達眼鏡で本音を隠そうとする奥ゆかしい?性格を考えた場合、この位に抑えてもらった方が、かえって萌える!!

でも、そんな少ない描写の中でも気付いたことが…。
それは、きっと正一の性感帯のひとつは間違いなく「耳」だろう、と。
何気に俊二は必ず「耳」を攻めてってます。

キャー!!
耳攻め」も新しいよ~~!!

きっと正一は読者に見えなところで、俊二にあーんなことや、こーんなことをされてるんでしょう。
それに気付いた時、なんだか上級の「萌え方」を発見した気分になりました。笑



同時収録【小間使いの日記】

ここに出てくる攻めが、ほんとに次男にそっくり~。
放浪している間に、俳優でこういう仕事もしてたってオチかと思いましたが、そうではなかった。笑
でも、お話自体はすごくいい。
この小間使いの子、きっといい男になりますよ。



そしてウワサの、「描き下ろし連動企画第一弾!!俊二&正一編」は、こちらに掲載!

俊二の誕生日に、プレゼントを送ろうと画策する正一。
いくつになっても、ストイックなお色気とかわいらしさは変わりません。
ラブラブ~な俊二X正一の姿に、思わずうれし涙が…。
くく~~ッ。よかったね!!

本田家の血が途絶えてしまおうとも、きっとHONDA村の村民が応援してくれる!!
だから、末永くどうぞ幸せにね♪


ところで。


非常に個人的な思い込みなのですが、「開いてるドア」と言うと、脳裏に焼きついて離れないイラストがあります。
新装版の表紙見返しのカラー、俊二が正一の黒靴下に愛おしそうに口付けてる、あのイラスト。

これ、ビブ版やドラマCDの中にも使われているから、この作品を代表するほど有名なイラストなんでしょうけど、これを見るたびに思い出してしまう、とんでもHがあるんです…。
それが「春抱き」8巻の黒靴下履きプレイ!!←プレイじゃないか?(詳細はこちら
あ~、ホントあのシーンは強烈だった。爆

俊二X正一の二人には、どうぞこれを脱がしてから本番にはお入りくださいと、切に願うばかりです。笑

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