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新田祐克『オトダマ―音霊― 1』(新書館/WINGS COMIX)

おや~?
新田先生ったら、いつの間にかにこんな作品を発表されてたんですね・・・。

ということで、男同士のイロコイ皆無の、新田祐克『オトダマ―音霊―』1巻(新書館/WINGS COMIX)を読みました!

オトダマ-音霊 1 (WINGS COMICS)かつて『警察の耳』といわれた、天才音響捜査官・音無 要。彼の耳は、どんな音も聴きとってしまう。死者の声も。この世は要にとって、あまりにさわがしい。
その要に厄介ごとを持ち込む、元刑事のヒデは、この世のすべてを愛するビンボー探偵。ふたりの前には、つぎつぎに死体があらわれ、さまざまな霊の叫びが要の耳を突き抜ける。
新田祐克がイロコイを封じて挑む、美しきオトコたちの本格ホラーミステリー、開幕。


track0 音感過敏症 ウィングス’06年8月号
track.1 歪んだ音叉 ウィングス’07年1.3.5.7月号
track.2 雨音の招待状 予告 描き下ろし

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「ホラーミステリー」…。
そう来ましたか。

そういえば「春抱き」でも、岩城さんに超常現象が起こっていたこと、ありました。(6巻です。感想はこちら
あれは香藤の生霊の仕業か、くらいに思ってましたが、新田先生、実はこういうジャンルがお好きなのかも。

果たして、新田作品にイロコイ抜きで、本当に面白いのか!?

そんな無粋な心配は、稀代のストーリーテラー「新田祐克様」を前にしては引っ込めざるを得ませんでしたね。

美しい男達が繰り広げる新田さんのまさかの新境地、とくとご覧あれ!



若い女性ばかりを狙い、死体を吊るす異常な殺人事件が続く中、警察では永妻管理官を捜査本部長に捜査が進められていた。
かつて警視庁の耳と呼ばれた音響捜査のスペシャリスト、音無要(おとなし・かなめ)は、今は警視庁を辞めマスタリングを生業としている。かつての相棒である元刑事の永妻恭秀(ながつま・やすひで)=ヒデとは、今もパートナーとして一緒に仕事をこなす間柄だった。
そんなある日、ヒデにストーカーの調査依頼をして来た女性からの音源テープから、要は異常な「音」を聞き取って…。


ともかく。
この表紙を見たら、誰だって中を見たくなりますよ。
なんと言っても、要が…美しい!!

この人、新田さんの描く人物の中では3本の指に入るかも、っていう位お気に入りキャラになりました!
(ホストシリーズの鷹秋、公使閣下の孝司、そしてオトダマの要、の三つ巴かな。美人受け好きなので♪←注:要はノーマルです)

モサモサした髪型と、放っておいたらご飯なんて食べないんじゃないかっていう儚げな容姿に母性本能をくすぐられるぜ。
本来ならこういうキャラは願い下げなんですが、時折見せるぶーたれた顔がラブリー
今回はまんまとしてやられましたね。

それは相方の関西系熱血元刑事・ヒデと、その双子の兄(さすがツボ押さえるな~)でエリート警視正の永妻がいい具合に要を引き立てるからに他なりません。

「普通の人には聞こえない音」が聞こえる世界をリアルに活写して、連続する事件の展開も切れがよく、最後まで飽きさせずに一気に読ませる構成力はさすが!!

それにしても唯敷(ただしき)警視、アニマルX(感想はこちら)の摩耶にそっくりで驚きました~!笑

そして。
全員サービスのドラマCDが保志・小西・置鮎・森川各氏参加という豪華さ!!
ファンのツボを押さえるすべを、さすがによくご存知であらせられます!笑



要とヒデが警察を辞めた原因は、永妻管理官にあるらしいこと。
それが本編に伏線として張り巡らされている上、2巻予告の書き下ろしでこれでもかというほどにアピールされているので、次巻ではそこらへんの秘められた過去が暴かれるようです。

新田さんも、この作品を機に新しい読者を獲得していきそうな予感がします。
かつてのよしながふみさんのように。

要、ヒデ、永妻。
三人の男の絡み、これからも楽しみです!!

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