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石原理「あふれそうなプール1」(HUG文庫/メディエイション)

え~っと。
つい先日、紺野けい子さんの「可愛いひと」(BBC DX)の感想をあげた際(感想はこちら)、イケナツ(そしてシンハル)以外の高校生カプには興味なし!!
な~んて、豪語しておりましたわたくし…。

前言撤回の勢いでハマった高校生モノ、それが石原理さんの「あふれそうなプール1」(HUG文庫/メディエイション)です!

あふれそうなプール 1 (1) (HUG文庫)
俺の体の奥にプールがある それは今にもあふれそうなほど 波立っている
自分を取り戻したい入谷の前に現れた木津のおかげで、入谷のプールはあふれる寸前に。
反発しながら惹かれあう二人・・・。絡み合う人間関係・・・。
大人気を博した『あふれそうなプール』が初の文庫化で復活!!

■初出■
あふれそうなプール・・・MAGAZINE BExBOY(96年6~8月号・10~12月号)掲載
あふれそうなプール2・・・MAGAZINE BExBOY(97年3~5月号・7月~9月号)掲載
描き下ろしマンガ・・・描き下ろし

---------------

石原さんがはじめて挑戦した高校生モノがこの「あふれそうなプール」だそうです。

石原さんと言えば、ガッツリ男気あふれる絵柄とストーリーで、根強い人気を誇る作家さん。
もちろん私も、お名前はだいぶ以前から聞き及んでおりましたとも。

でも、高名な作家さんほど敷居が高いと言いますか、どこからトライしていいのか迷うといいますか・・・。
ややしばらく手を触れないで置いた「聖域」でありました。

とりあえず最初の一歩、として選んだのが「君知るや」(新書館/Dear+コミックス)。
その後「羊たちの番人」(フロンティアワークス/DARIA COMICS)(10月に2巻が発売!)、「私の隠れ家へどうぞ」(ビブロス)などの短編を経て、この4月に文庫で再販されて読んだ「カリスマ」1・2巻(宙出版/宙コミック文庫)でガツンとやられ、どっぷりと石原ワールドに引きずり込まれることになりました。
そして、この作品に出会います。

数々の傑作がある石原さんですが、個人的にイチオシなのがやはりこの作品!
なんといっても、入谷鉄夫…が、素晴らしい

「あふれそうなプール」の魅力は、その登場人物の透明感ある描写にこそあると言えましょう。
10代の少年の持つ不安定な美しさを、どうぞ存分に堪能して下さい!




そんなに俺を かき回さないでくれ


もうね、この作品はなんと言っても入谷鉄夫(受)がいいんです。
彼のおかげでこの作品の9割は成功していると言っても、過言ではありません!(勝手な当社比)

その存在自体がエロくて、なんとも可愛い…。
作中で連呼される、「エロウサギちゃん」の呼称がまさにぴったり!!

こりゃあ、木津でなくとも、良太でなくとも、その泣きボクロに殺されますとも~!笑


かつて対人恐怖症であった入谷鉄夫は、そんな自分と決別するためにあえて格下の男子校に入学する過去を持っていた。そんな入谷のことを見透かすように、不遜な視線を送ってくる同級生・木津。ある日偶然目が合ってから、何かにつけ入谷に絡んで来る木津の本心は…!?


左目の下の泣きボクロがチャーミーな入谷鉄夫は一見弱々しく、守ってあげたくなるような風貌の美人さん。
ですが、そこはほれ、石原さんの作るキャラクターですから、そんな可愛いだけの代物じゃあございません。

親友・良太(暴力反対が信条の空手経験ありの大男)が街で良からぬ連中にからまれれば、なんなく相手を地に沈め、学校で先輩からいじめられれば、ひと声かけて助け出す、腕っぷしもなかなかの男前なのです。


そんな入谷も中学までは、対人恐怖症で人と上手く接することが出来ず、鬱屈した日々を送っていました。

以前いたエスカレーター式の私立の学校への入学を拒み、あえて選んだ並以下の高校で同級生の木津涼二に出会います。
意味ありげな目線を送り、隙をついて自分に触れてくる木津にとまどいながらも魅かれていく入谷。そして、木津のことを知れば知るほど、どうしようない木津への想いが入谷の中にあふれてきます。

そんな簡単にはいかねぇんだよ!


人間関係に怯えるかつての自分を知る友人・花田がいる学校を受験し直し、正面からトラウマと対峙する様子や、木津に魅かれながらも簡単に流されないように必死に踏ん張る入谷の精一杯な様子が…
とてもいい

木津に魅かれる入谷の気持ちを知って、親友以上の感情を持ち始める良太も加わって、さらにストーリーが膨らんで来るのですが、木津との男同士の関係に悩みながらも、常にまっすぐに、良太に対しても真摯に向き合おうとする入谷の生真面目さにはぐっと来ました。

こんな抱き合い方をしたら きっと もう2度と
他の誰とも抱き合えない そんな風に思えて
怖かった―――


文庫1巻のラスト、ついに木津を受入れる入谷ですが、この時の入谷の初心なHさが最高!
ここのモノローグの素晴らしさに、ワタクシ、石原先生に一生ついていくと決めました!!爆

いかなる時も入谷のエロは決して下品にならなくて、素晴らしいです。
決して過激ではない描写ですが、木津のムッツリぶりも堪能出来る名シーンだと思います。

結局なんだーかんだー言っては、なんとか鞘に納まりかけた木津と入谷ですが、どっこい最後に良太が控えておりました。

俺のプールは広くて深いぜ


この良太の意味深な台詞を残して、文庫2巻に続きます!

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