2008年01月

  1. 2008/01/31 ドラマ「RH+(アールエイチプラス)」(原作:諏訪絢子/エンターブレイン)を見てみる
  2. 2008/01/29 山田ユギ/原作 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」ピアニッシモVol.1
  3. 2008/01/27  白泉社「メロディ」フェア(原画展) IN 有隣堂ヨドバシAKIBA
  4. 2008/01/25 ヤマシタトモコ『恋の心に黒い羽根』(東京漫画社/MARBLE COMICS)
  5. 2008/01/21 西田東『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)
  6. 2008/01/19 「BL読み」が息子にばれそうになった時・・・
  7. 2008/01/17 木下けい子「隣の彼」(大洋図書/ミリオンコミックス)
  8. 2008/01/14 「ダ・ヴィンチ」2008年2月号 特集2“よしながふみは好きですか?”
  9. 2008/01/10 ヤマシタトモコ『タッチ・ミー・アゲイン』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)
  10. 2008/01/08 劇場版 BLEACH ブリーチ 『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』
  11. 2008/01/01 新年のご挨拶&2007年に読んだBLコミック【マイBEST10!】

ドラマ「RH+(アールエイチプラス)」(原作:諏訪絢子/エンターブレイン)を見てみる

今、諏訪絢子さん原作の「RHプラス」(B’s-LOG COMICS/エンターブレイン)が東京MXテレビ他民放10局でドラマ化、放映中ですね。  

【ドラマ RH+(アールエイチプラス)】公式サイト http://www.rhplus.jp/
◆スタッフ 原作:B’s-LOG COMICS「RHプラス」諏訪絢子/エンターブレイン  監督:市野龍一/會田 望  撮影:菊池 亘  照明:井上幸男  美術:塩田 仁  録音:川田 保  音楽:田尻光隆  脚本:笹野 恵/うえのきみこ  アクションコーディネート:ACファクトリー(冨田昌則/新上博巳)  VFX・視覚効果:日本映像クリエイティブ・ソニーPCL 衣裳協力:カズプロジェクト  制作プロダクション:ゼネラル・エンタテイメント  製作:「RHプラス」製作委員会
◆キャスト  野上誠…三浦悠  瀬戸あげは…栩原楽人  田村政和…尾嶋直哉  きよい…高野八誠

  【原作】はこちらです↓
RHプラス (B’s LOG Comics)
管理人をきよいが務める月長館でごくフツーに暮らす、高校生の誠とあげは。
しかし彼らには大きな声で言えない秘密がある――。 それはみんな“吸血鬼”だということ。彼らを取り巻く環境や事件によって、慌しく過ぎる日々。
フツーだけどフツーじゃない高校生の元気で切ないヴァンパイアストーリー!


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実はこのドラマ、私の小学校からの友人が脚本を書いてます。

私が「子供の頃から漫画好きであり、現在もBL好き」であることを知る彼女から、「今度漫画原作の脚本やるので、そのことで一度話したいの」と電話があったのは昨年晩秋のこと。

友人はもうシナリオライター歴10年を超えるベテランで、これまでも様々なドラマやアニメの脚本を書いているので、こんな相談自体が珍しい。

「へ~、今度は何ていうやつ?」
「『RHプラス』っていうんだけど、知ってる?」
「・・・。ごめん、勉強不足で。」

と、まあ、漫画読みとしてはなんとも情けない反応をしてしまいましたが、出版元がエンターブレインでB’s-LOG COMICSと聞いて、「ははぁ、もしや『匂い系』!?」と思い至ったのです。

つまり、『腐女子』である私に「萌えツボ」を確認したかったのですね。笑

そんな訳で、急ぎ原作を読み込んで、友人と数時間に渡って語り合った思い出深い作品・・・。
正直、「この内容を実写化するって、相当チャレンジャーだな~」と当初は思いましたが、スタッフの気合と頑張りが伝わる仕上がりですよ。

現在、完全無料パソコンテレビ『GyaO』で無料配信中!→http://www.gyao.jp/
(’08 1/31現在第3話を放映中。毎週日曜正午に最新話更新です。)

放送地域外にお住まいでも、これまでの放送を見逃した方も、何度も繰り返し見たい方も…
これを機にご覧になってみては!?

私が『最大の萌えどころ』として熱く語っておいた“きよいさん”の過去がどう語られるか、私自身とても楽しみです。笑

山田ユギ/原作 三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」ピアニッシモVol.1

以前からぎゃーぎゃー言っていた(その模様はこちら)この作品に、いよいよお目にかかれた。

いや~、この仕上がりは想像以上でした…。
さすがです!というほかは無い。
なんだかもう、いろいろ生意気言ってすみません、って感じです。

というわけで、先日「メロディフェア」で都心に行った際(その模様はこちら)に、張り切って有隣堂ヨドバシAKIBA店で購入してきた(というかうちの近所には売っていなかった…)、新装刊「ピアニッシモVol.1」(ポプラ社)の新連載、三浦しをんさん原作、山田ユギさん画「まほろ駅前多田便利軒」を読みました!

ピアニッシモ表紙
とにもかくにも、この表紙の二人をご覧あれ!!
「いや~~ん、素敵~~

表紙の多田と行天があまりにカッコよくて、卒倒しそうになりました。
それにしても、何ですのん??この雰囲気…。

ファンの皆さんに怒られるのを覚悟で、言ってもいいですか?

「これって、BL!?」
答え:違います

わかってるんだけど、「そう」としか見えない。
それもこれも、ユギさんの艶っぽい作画のなせる技なのか。



しをんさんも、ご自身のブログ「ビロウな話で恐縮です日記」で、この作品について触れていらっしゃいますが、ユギさんにキャララフを見せてもらった際に「多田がしみったれすぎますか?」と聞かれ、「多田はしみったれてるんです!」と断言したそうです…。

うん、そうだね。
作者もそう言うんだもん、その「キャラ設定」は間違いないですよね。笑

そして、なんと言ってもやっぱり行天!!
彼が素敵すぎ~~♡
ユギさんが描くキャラのタイプで、顔とスタイルがど真ん中ストレートに好みだった…。


連載第一話では、二人が再会して、まほろの駅で一度別れ、「行くところがない」と言った行天の姿を多田が追いかけて行って、声をかける…ところまでが描かれます。
ってもう、ここまでがまるでBLのあらすじだ。笑

原作でのイラストの下村富美さんの絵柄は、どちらかと硬質でドライな感じです。
なので、物語の中の多田と行天も、もっとさっぱりと割り切った雰囲気でやり取りしてたイメージだったんですが、山田ユギさんの絵柄だと、彼らのやり取りも、もっとウェットで情が濃いというか…。

ユギさんの描く多田と行天は、ちゃんと血肉があって、まほろの町にしっかり息づいています。絵柄の持つ雰囲気で、作品に与えられる印象がこんなにも変わるんだ!!とびっくりしました。

いや~、それにしても「まほろ」は今後がホントに楽しみなんですが、驚いたことに他の掲載作品を読もうと言う気がぜんぜん起きない。
かつての自分なら、枠線でかこってあって、そこに人やなんかが書いてあって、ふきだしに台詞が入ってるものなら、なんでもかんでも手当たり次第に読めたのに・・・。

好きなものしか読みたくない、という本能のあらわれなのでしょうか。
それはそれで、漫画読みとしては失格だよな…。汗

だからこれも、今後はコミックス待ちしてしまうかもしれません。
あ、でもまんだ林檎さんの作品があったから、あれはあとで読んでみようっと。

白泉社「メロディ」フェア(原画展) IN 有隣堂ヨドバシAKIBA

中学高校のまばゆい青春の日々に、どっぷり白泉社作品に浸かって育った私としては、これは何があっても見逃せん!!

ということで…

有隣堂ヨドバシAKIBA店で開催中の『白泉社「メロディ」フェア(原画展)』(2008年1月26日(土)~2/17(日))に行ってきました~!

白泉社 成田美名子白泉社 清水玲子白泉社 よしながふみ
(C)白泉社/メロディ 成田美名子 清水玲子 よしながふみ

まったく~、いつまでたっても有隣堂の情報ページが更新されないので、やきもきしちゃったよ~~
と、それはともかく。

東京とはいえ都下に住まう私は、めったなことでは都心には出向きません。
つまり、この「メロディフェア」は私にとって、それだけ価値のある“めったなこと”だったのですが。

それにしても予測していたとはいえ、休日の「バシカメ」はえらい混んでおった。

さらに以前とは駅が全然違っちゃってて(つまり新しくなってて)、出掛けに旦那に「バシカメAKIBAに一番近い改札口はどこか」をたまたま聞いておいてよかった…!!と、つくづく思ったわけです。
じゃないと、また迷子になるところだった…。汗 ←実は池●でよくなる

本当の予定では、初日の朝一で行って、中村明日美子さんの「直筆サイン本ゲット~~~ッ!!」を狙っていたのに、旦那が飲んで朝帰りの上、昨日一日「生きた死人」と化していたので子供を頼めず、泣く泣く今日になったわけですが…。

やっぱりね。

当然1冊も残ってなかったですよ。涙

でも、いい!!
とりあえず、豪華作家陣の『原画』を拝めて大満足!!

その模様はこっそり折りたたんだこちらでどうぞ♪

ヤマシタトモコ『恋の心に黒い羽根』(東京漫画社/MARBLE COMICS)

才能って、あるところにはあるんだな~。

というわけで、ヤマシタトモコさんの『恋の心に黒い羽根 』(東京漫画社/MARBLE COMICS)を読みました!

恋の心に黒い羽

君に罵られたい、蹴られたい、好かれたい。
ドMの二神は同僚の中頭に恋心を抱いている。好きという純粋な気持ちと、それを覆う汚れた性癖。交錯する感情の狭間で引き出される二神の本心とは…。
表題作ほか、日常から生まれるドラマチックな瞬間を綴った6編のラブストーリー集。描き下ろしでは掲載当初描ききれなかったそれぞれのエピソードを収録!ファン必携の1冊!


■CONTENTS■
ベイビー,ハートに釘/2007.5『BGM Vol.1』
イッツ マイ チョコレート!/2007.7『兄弟カタログ』
悪党の歯/2007.9『不良-ワル-カタログ』
恋の心に黒い羽/2007.10『BGM Vol.2』
その火をこえてこい/2007.11『青春カタログ』
FOOL 4 U/2007.12『BGM Vol.3』
フォトジェニック/描き下ろし
SHORTS CUTS/描き下ろし
悪童の歯/描き下ろし
ONE 4 FOOL,FOOL 4 ONE./描き下ろし

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初出を見て、またこの精密機械のようなお仕事ぶりと、各作品の完成度の高さに唸ってしまった・・・。
才能って、あるところにはあるんだな~。←2回目

さて。

いずれの作品も“アンソロジー”(一つのテーマに添った読みきり書き下ろしの漫画を集めて単行本としたもの)の『BGM(Boys Guys Mens)』と『カタログシリーズ』に掲載されたものですね。
だから、各作品に当然『お題』があります。
でも、ヤマシタさんの場合はこれが一筋縄ではいきません。

例えば「イッツ マイ チョコレート!」。
これは『兄弟カタログ』に掲載です。

テーマが『兄弟』なんだから、BLにおいてのスタンダードは「義兄弟」とか「近親●姦」とか「幼い頃に生き別れになった兄と弟が…」(by「めぐり逢い…COSMO」)とかのお話を想像しちゃうものではないですか!?

え?そんなので今さら誰も萌えないって??
マジで??マジですか???


高校生、リーマン、ヤクザ、パティシエ、デリヘルボーイ…
さまざまな年代、さまざまな職種の彼らの日常に息づく『恋物語』に惹き付けられます。

早く先が読みたい。
だけど、ページをめくるのが何だか怖い。
鋭い。
だけど、やわらかい。

そんな複雑な魅力を持った作品集。
さあ、あなたもヤマシタさんの才能に酔って下さい。

西田東『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)

帯を見て思った。
「あ、また『メンズ・ラブ』って書かれてる」、と。

BL(ボーイズラブ)という言葉がここまで世に浸透している中、西田東さんの作品だけはいまだにこの呼称が付いて回るのは何故なんだ…。

ということで

西田東さんの『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)を読みました!

青春の病は

学生時代、勉強ばかりだった湊は学校で隠れて自慰にふける松本と鉢合わせてしまった。人気者の彼がひた隠す秘密を知った湊。何事も無かったように振舞ったが、その光景が脳裏に焼きついて離れなかった。数年後。研究所所員と有能な営業マンとして二人は再会するが……。初恋の記憶に縛られる男の物語「青春の病は」。「願い叶いたまえ」その後の工藤を描いた「天国が見える」。描き下ろしも収録した2つのメンズ・ラブストーリー

■初出一覧■
青春の病は(1)/2007年花音4月号
青春の病は(2)/2007年花音6月号
青春の病は(3)/2007年花音8月号
青春の病は(4)/2007年花音10月号
天国が見える[前編]/2006年花音12月号
天国が見える[後編]/2007年花音1月号
GOOD NIGHT/描き下ろし

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ああッ!クドーってば、こんなところにいたのか~ッ!!

と、まぁそれはともかく。

確かにリーマン作家・西田東さんの作品に『ボーイズ』は出てきませんよね。
だから『メンズ(少年以上の大人同士の)ラブ(愛)』と称されるのも、もっともですけどね。

そう思いながらページをめくって、びっくり!

うわ~~~~~ッ、いるいる!!
ちょっと老け顔(失礼)だけど、学ランを身にまとった少年たちが~!!

年末に同時発売された西田さんの新刊2冊のうち、こちらのテーマはズバリ「初恋」
そして、またお見事なタイトルつけに感心致しました!

この作品、トジツキハジメさんの『初恋の病』(dariaコミックス)、草間さかえさんの『はつこいの死霊』(ドラコミックス)とともに“3大初恋モノ”に勝手に認定したいと思います!

「BL読み」が息子にばれそうになった時・・・

皆さんは、おうちでBLを読むときは、一体どういうシチュエーションで読んでいるのでしょうか??

我が家では、昼過ぎから小2の息子が学校から帰ってくるまでの数時間か、就寝前の小一時間程度、もちろん家族の目が無い時間を狙ってって感じです。
その他どうしても読みたい新刊がある時などは、購入時にカバーをかけてもらって夕食の仕込みの時にも読み続けたりしています。
でも、それもさすがに旦那がいたら致しません。

そんな「主腐生活」を続けて約2年。
最近息子の成長に伴い、私の読む漫画へのチェックが侮れなくなって来てしまいました。

それはつい先日のこと。
就寝時に未読のBLコミックを積読本の山の中から気分で選び出し、電灯を消したら枕もとのスタンドのスイッチをON!するのが日課の私。
その日は旦那は別室のPCの前で株価とにらめっこで、当分寝室には入ってくるまいと踏んだのです。(就寝時間が重なる時は一般コミックを持ち込みます)

さあ、ではいつもの様に“めくるめく官能の世界”へトリップ~~~~
を、決め込んだつもりが、おや??

なんだかいつもと違って、純な視線を感じるような…。汗

我が家は親子3人和室に布団を並べて、文字通り「川の字」で寝ているのですが、いつもならとっくに寝ているはずの隣の布団の息子が、ぱっちりと目を開け、「じーーーーーーーーッ」と私の手元を見ているではありませんかッ!?

そしてひと言。

「男同士なのに、どうして『愛しあってる2人』なの?」

瞬間、「フリーズ」。
そう、私はその時、田中鈴木さんの「愛しあってる2人」(ビブロス/ビーボーイコミックス)を読んでいたのです…。

愛しあってる2人 (ビーボーイコミックス)

←息子が見入っていた表紙がこちら

高校教師をしている桐原は、成り行きで、ちょっとだけ愛に恵まれない青年・呼春を自分のアパートで面倒みている。体の関係はある2人だが、まだ恋人同士ではなく…!? 表題作他、サラリーマンを描いた「正義の味方の恋の行方」&読切2本を収録!!





うぬぬぬぬ。ヤバイ。こいつ、いつの間に「愛」という漢字が読めるようになったのか!?数年前には、「愛」が難しいからって、落書きしたガアラの額に「受」という字を書いちゃってたのに。そう、あの時はあまりにツボにはまって、大笑いしちゃったっけな。いやいや、今そんなことを思い出して笑っている場合でない。なんで男同士で愛しあってるかって言われても。そういう愛もこの世には存在するのだと話しておくべきか!?いや、でも男女の愛を語る前に、男同士の愛について語るってのもどうなんだ。しかもまだ小2だし。うわ~~~~、どうする??どうすりゃあいいの、わたし!!??

と、怒涛のような文句が脳内を駆け回った挙句、口をついて出た一言。

「いいからもう寝なさい」

…。
こんな大人でホントすみません。

でも、田中鈴木さんの作品世界はやっぱり面白かった。←ぜんぜん懲りてない

これからBLものの取り扱いは、さらに丁重にすることを改めて肝に銘じた冬の日の出来事でした。

木下けい子「隣の彼」(大洋図書/ミリオンコミックス)

「雰囲気BL」の旗手、木下けい子さんの最新刊。

「隣の彼」(大洋図書/ミリオンコミックス)を読みました~!

隣の彼 (ミリオンコミックス 60 Hertz Series 34) (ミリオンコミックス 60 Hertz Series 34)
大学に入学して憧れの一人暮らしを始めた松田くん。
ところが、アパートのお隣さんは無精髭にジャージ姿の怪しい住人・早乙女さんとちっちゃな住人はなちゃん・・・
最初は早乙女さんを警戒しまくっていた松田くんだったけれども、
いつしか強く意識するようになっていて!?

■初出■
ライフ イズ ビューティフルⅠ・Ⅱ・Ⅲ→HertZband.14-16.2006
隣の彼Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ→HertZband.17-19.2007

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BL読みにとってのけい子さんと言えば、紺野さんか木下さんかと。
(おっとイニシャルもK.Kだ…)

で、木下けい子さんと言えば、ふんわりとした優しい絵柄と、ほんわかした作風が持ち味の作家さん。

泣き虫なリトル」「君とハルジオン」「ボクとオレのカワイイあの子」(大洋図書/ミリオンコミックス)と、立て続けにほんわかほんわかな雰囲気そのままで来て、ガチンコラブが溢れるBL作品の中、一服の清涼剤としてその作風にはたいへん癒されておりました。

さらに満を持して登場した「キスブルー」(大洋図書/ミリオンコミックス)で、「切なげ系作家」として不動の地位を確立されましたね。

「攻めがこういうタイプになって、持ち味にも幅が出たのね~、ふむふむ。」
と、ここまではまだまだ私にも余裕がありました。
そして、その後読んだ「蜜色パンケーキ」(コアマガジン/drapコミックス)…。

これがけっこう私的には衝撃作だった!!
「ええ!?こう来ちゃったの!?」みたいな…。

というわけで、今回の「隣の彼」も読むのに勇気がいったのですが、思い切って読んでみてよかったです。

目つきの悪いやさぐれ感いっぱいの無精ヒゲ、そんな八乙女は名前通りの乙女攻めでありました!

「ダ・ヴィンチ」2008年2月号 特集2“よしながふみは好きですか?”

特集が気になって買っておきながら、しばらく放置プレイしてしまっていたこの雑誌。
この3連休に所用があって急きょ帰省した折り、長距離バスの中で熟読してしまいました。

もー、早く読めばよかったわ~。

ということで、「ダ・ヴィンチ」2008年2月号特集2“よしながふみは好きですか?”を読みました!

ダ・ヴィンチ 2008年 02月号 [雑誌]

【特集1】 この小説の書き方がすごい-やっぱりは文豪すごい!、すごい古典に学べ座談会、本読みのプロがこっそり教える・いま狙い目な文豪、文豪にすごい小説の書き方を直撃!、文豪に学ぶすごい小説の書き方/【特集2】 作家・マンガ家にもファン続々・・・男女逆転『大奥』3巻発売!-よしながふみは好きですか?/スタジオインタビュー-松山ケンイチ/表紙-松山ケンイチ




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「あ、Lだ~♡ 」
そう、表紙は松山ケンイチさん。
インタビュアーの方が「少年のイメージだったが背が高い。180cmある」と書いていて、私もびっくりしましたよ。

それはともかく。

もちろん今回のお目当てが【特集2】の方であることは、言うまでもありません。

「よしながふみは好きですか?」
と問われれば、
「はい、好きです」
と、お答えしましょう。

だけど、
「じゃあどんなところが好きですか?」
と問われると、なんだかこれが難しい。

「どんなところが好きなのか?」という質問は、=(イコール)「どんなところが面白いのか?」という問いかけだと思うのですが、私が「よしなが作品」に抱いている感情は、もう「スキ」とか「キライ」とかの枠を超え、とにもかくにも「よしながさんの作品がそこに存在する。ならば読む。」としか言いようがないのです。

この特集では、各界の著名人が「よしなが作品」についてのご自分の思いを、熱く熱く語っています。

それを読んでいるだけで、
「そうそう、この気持ちわかる!」とか、
「そうか、このシーンで感じた感覚は、実はこういうことだったのね」とか、
相槌を打つこと多数。

おかげで、今まで私が「よしなが作品」に対して抱いて来た、なんとなくもやもやとした、形になるようでならない、これまでうまく表現が出来なかった感情が、だいぶ整理されたような気がします。

特に三浦しをんさんと萩尾望都さんの対談は、小説家と漫画家というお二人のベースから読み取った「大奥 」既刊3巻(白泉社/ジェッツコミックス)に対する視点が面白く、とてもよかったです。
少女漫画界の「神」・萩尾望都先生にここまで絶賛されるなんて、よしながさん漫画家冥利に尽きますね。

また、BL作家の松岡なつきさんのお話も、同じBLを描く作家さんの視点から「よしなが作品」を読み解いていて、とても興味深かったです。

ダ・ヴィンチ読者に聞いた「あなたの好きなよしなが作品は?」のアンケートの上位6位までがBL以外だった(ちなみに一位は「西洋骨董洋菓子店」)のは、ここ数年の代表作から言えば納得なのですが、まだよしながさんのBLを読んだことの無い方には、ぜひ恐れずにこっちにもトライして頂きたい。

よしながさんが真摯に描き出す「物語」に、きっと取り込まれること請け合いですから。

ちなみに、私が一番好きなよしなが作品は「ジェラールとジャック」。
このブログでもたびたび語っていますが、BL読みとして復活したきっかけとなった作品で、BLなんて言葉もなかった時代に親しんでいたJune的世界が、10数年を経てこんなに豊穣になっていたことを思い知り、興味を掻き立てられてしまって、今に至るという実に罪深い名作。笑

この作品を超えるBLに出会うため、これからもBLをガンガン読み続けていきたいと思います!

ヤマシタトモコ『タッチ・ミー・アゲイン』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)

発売日を待って書店に走る作家さんは数人ですが、この方はその内のお一人です。

ということで、ヤマシタトモコさんの最新刊、『タッチ・ミー・アゲイン』(リブレ出版/ビーボーイコミックス) を読みました!

タッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)

7年前、お前は俺を抱いた。でもそれっきり俺たちは、あの夜を忘れた『親友』の振りをし続けている・・・。近くにいるからこそ相手の本心がわからない迷路。でも触って、見て、ぶつけてほしい。あらゆる欲望が混在するその想いは、言葉にしたら「愛」なんだろう?特別な想いを込めた短編集。

■初出一覧■
タッチ・ミーアゲイン―1―/BE・BOY GOLD(’06年8月号)掲載
タッチ・ミーアゲイン―2―/BE・BOY GOLD(’06年10月号)掲載
タッチ・ミーアゲイン―3―/BE・BOY GOLD(’06年12月号)掲載
タッチ・ミーアゲイン―4―/BE・BOY GOLD(’07年2月号)掲載
タッチ・ミーアゲイン―5―/BE・BOY GOLD(’07年4月号)掲載
息をとめて、 /BE・BOY GOLD(’07年10、12月号)掲載
ヘヴィ・シュガーの嫌がらせ/MAGAZINE BExBOY(’06年1月号)掲載
Candied Lemon Peel/BE・BOY GOLD(’07年8月号)掲載
nuotatore nel cantero!/MAGAZINE BExBOY(’07年9月号)掲載
スターズ☆スピカ☆スペクトル/BE・BOY GOLD(’07年6月号)掲載
うしめし/描き下ろし
touch IT again,again,again&again/描き下ろし
I cannot breathe without U/描き下ろし
lemon crush,bitter&sour あのひのよるのそのごのはなし。 /描き下ろし
☆スピカのスはスジョウユのス☆/描き下ろし
postscript/描き下ろし

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東京漫画社の『くいもの処 明楽』(マーブルコミックス)(感想はこちら)で、オヤジ受けにおいての新境地を切り開き、BL作家としての地位を不動のものとしたヤマシタさんの待望の2冊目のコミックスです。

やっぱヤマシタさんてば、よいわ~

そして、書店で目に留まって唸らされたのが「帯」に書かれた言葉でした。

BL(ボーイズラブ)の物語のちから

そう。
結婚しても、子供がいても、この世界に引き込まれ、その深みに嵌り、抜け出せないのは何故なのか。

これがその答えに他なりません。

そしてヤマシタさんの描く漫画には、“物語の持つちから”があふれていました。

劇場版 BLEACH ブリーチ 『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』

「やっと息子の冬休みが終わった~~!!」

今日は都内の公立小中学校の始業式…。
待っていましたとも、この日が来るのを。

だって、家に子供がいると、ぜんぜんマンガが読めないんですよね。
特にBL。
あと、旦那のお正月休みが今年は長かったっていうのも痛かった。
ぜんぜんマンガが読めないんですよね。
特にBL。

だからこのお正月は、その反動でコミックスを買いまくっておりました。
さて、明日から読むぞ。
うふふふふふ。

と、それはともかく。

3学期の始業式で早く息子が帰宅したところを見計らい、冬休みに行きそびれていた劇場版 BLEACH ブリーチ 『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』を急きょ見に行って来ました~!


■劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸
製作:2007年 日本
監督:阿部記之
声の出演:森田成一 、朴 璐美、石田彰、折笠富美子 、斎藤千和 、江原正士

BLEACH もうひとつの氷輪丸
【あらすじ】
ソウル・ソサエティの王族の秘宝「王印」の警護の任についていた日番谷率いる十番隊は、運搬中に謎の一団の襲撃に遭って「王印」を奪われる。
そして、その時襲撃の首謀者と直接刃を交えた日番谷は、いきなり隊を飛び出し、姿をくらましてしまう。
それから数日、傷ついた日番谷が発見され、黒沢医院に運ばれる。彼は意識を取り戻すが、何も語ろうとはしない。行き違いの果て、一護と日番谷は剣を交えるが…。
2007年12月22日公開。

©久保帯人 / 集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ
© 劇場版BLEACH製作委員会 2007

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よ、よかった。
これ、見に行けて…。

2006年末、あまり予備知識のないままに『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』(感想はこちら)を見に行って、内容はともかく(すみません)全然キャラ萌えが出来なかったことを深く後悔…。

よって、昨年は「BLEACH 1~30巻」(ジャンプコミックス)を読破!(しかもブクオフの立ち読みで!!ねちこい!汗)

さらに「BLEACH-OFFICIAL CHARACTER BOOK SOULs.」と「カラブリ+―BLEACH OFFICIAL BOOTLEG 」(いずれもジャンプコミックス)をゲット!!

BLEACH-OFFICIAL CHARACTER BOOK SOULs.カラブリ+―BLEACH OFFICIAL BOOTLEG (ジャンプ・コミックス)

この2冊をじっくりゆっくり眺めすがめつし、さらにウィキペディア(Wikipedia)の「BLEACH」の項でもお勉強したので、「BLEACH」の世界観はもう完璧!
ふっふっふ。

そんな訳で、冬獅郎ファンの息子がとっても楽しみにしていたこの映画。

「卍解が満載でよかった~~~!!」

私としては、昨年の経験があったため正直あまり期待していなかったのですが、今作に関しては大満足。
それでは、以下ネタバレ気味な感想です!

新年のご挨拶&2007年に読んだBLコミック【マイBEST10!】

2008年、明けましておめでとうございます

ということで、花音さんの今先生のイラストでご挨拶~♪

hanaotoimaichiko
©芳文社/花音 今市子「僕のやさしいお兄さん」

思い起こせば2007年年頭の目標は、「ブログとやらを始めてみよう、そして細々ながらも続けよう!」でした。
拙い内容ながらも、何とかこの目標は達成出来ました~!
これも皆、遊びにいらして下さる皆さんのお陰です。
本当にありがとうございますm(__)m

そこでさらに2008年は気を引き締める意味も込めて、
「もっと完結に分かりやすい文章で感想を綴ろう!」
を目標にしようかと思います。

作品への思い入れがあるほど、感想も長文になる傾向にある気がして…。
いや、実際そうなんですよね。反省。汗

きっと私にはとても難しい挑戦だと思いますが、前向きに頑張ります!



唐突なのですが2007年に読んだBLコミックから【マイBEST10!】を、完全なひとりよがりの観点からまとめてみようと思い立ちました。
本来なら年末にまとめておけ、という感じですが年末は何かと忙しくって~。アハ。

ということで、今年の記事初めです~!

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