2007年02月

  1. 2007/02/28 新田祐克『春を抱いていた7』(ビブロス/SBBC)
  2. 2007/02/27 「きのう何食べた?」(週刊モーニング連載)
  3. 2007/02/26 新田祐克『春を抱いていた 6』(ビブロス・SBBC)
  4. 2007/02/26 新田祐克『春を抱いていた』4・5(ビブロス/SBBC)
  5. 2007/02/23 新田祐克『春を抱いていた 3』(ビブロス・SBBC)
  6. 2007/02/23 新田祐克『春を抱いていた』1・2(ビブロス・SBBC)
  7. 2007/02/20 新田祐克『ウブ』全2巻(花音コミックス)
  8. 2007/02/20 新田祐克『イロコイ』全3巻(花音コミックス)
  9. 2007/02/19 新田祐克『ナイトキャップ』(花音コミックス)
  10. 2007/02/19 新田祐克『ラスト・ワルツ』全2巻(芳文社花音コミックス)
  11. 2007/02/18 新田祐克『男が男を愛する時』(花音コミックス)
  12. 2007/02/18 三浦しをん『むかしのはなし』(幻冬舎)
  13. 2007/02/16 槇村さとる「Do Da Dancin’! -ドゥ ダ ダンシン-」(集英社ヤングユーコミックス)既刊9巻
  14. 2007/02/13 日渡早紀「ぼくの地球を守って」白泉社文庫 全12巻
  15. 2007/02/09 山田ユギ『俺は悪くない』(芳文社文庫)
  16. 2007/02/06 二ノ宮知子『天才ファミリー・カンパニー スペシャル版』幻冬舎コミックス

新田祐克『春を抱いていた7』(ビブロス/SBBC)

『春を抱いていた7』(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)のテーマはズバリ、帯の通り香藤の「役者魂(スピリッツ)、炸裂!!」で!

春を抱いていた 7 (7) ←おっとこの香藤くん、ジムの帰り?笑

ある日、岩城が手にした一冊の小説「冬の蝉」。不思議に心ひかれるこの作品が映画化される事になり、岩城に主役の話が持ち上がる! 香藤も海外進出をけってまで「草加役」に固執するがそれが大騒動に!? 一方、プライベートでも事件発生。2人の愛の巣に空き巣が侵入! ピリピリと神経質になる岩城に、香藤がとった行動とは…!?

 「チャコール・フィルター」b-BoyZips 2002年7月掲載
 「今そこにある危機」b-BoyZips 2002年9月号掲載
 「シックス・ナイン 99.9999」b-BoyZips 2002年3月号掲載
 「ダブル・キャスト」BE・BOY・GOLD 2002年8~12月号掲載
 「エア・キャッスル」b-BoyZips 2002年11月号掲載

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「なんだかこのごろの香藤くんは骨太になったな~」と感じていましたが、それは挙式前後から岩城さんが素直に香藤くんに甘えるようになったせいかしらん?と思ってました。
でも、それだけじゃありませんでした。

子供っぽくてやんちゃ、真っ直ぐな天真爛漫さが魅力の香藤くんももう27歳。
色々考えて、行動する大人の男になっていたんですね。

役者として、さらに岩城さんのパートナーとしての成長ぶりが7巻では伺えます!!

「きのう何食べた?」(週刊モーニング連載)

以前から聞いておりました、よしながふみさんの新連載が始まりました!
掲載誌はなんと天下の「週刊モーニング」(講談社)!!
ふみ先生の領域は、とうとうそこまで達してしまったのですね…。
ということで、「きのう何食べた?」を(店頭で)チェックして来ました~。

モーニング表紙

 週刊誌コーナーで、ひときわ異彩を放つターコイズブルー!
 
 ←それがこれ!
 
 書店でもコンビニでも、目立ちに目立ってます。
 男二人連れの買い物姿が!!笑
 2007年2/22発売「週刊モーニング №12」




よしながさんの新連載が始まるのは「こちら」で情報を得ておりましたが、内容まではまったく把握していませんでした。

だから、まさか「週刊モーニング」での主役がゲイのカップルだなんて…!!

店頭で「モーニング」を手に表紙を見つめ微動だにしない私に、隣で立ち読みするお兄さんがいぶかしげな視線を送って来ます。

「は!いかん、いかん!」

我に返り、期待と疑念をこめて慌てて表紙をめくってみると…
やはりただのBL漫画ではありませんでした!笑

新田祐克『春を抱いていた 6』(ビブロス・SBBC)

『春を抱いていた6』(ビブロス・スーパービーボーイコミックス)は、堂々の「ウェディング記念号(?)」!!

春を抱いていた 6 (6)深夜2人愛し合うベッドの中で、ふとどこからか赤ん坊の泣き声が岩城の耳に聞こえる。それを境に岩城の様子が豹変し、不思議な行動を起こし始め…。アメリカ新婚旅行編&写真集撮影秘話(商業誌未発表作)も収録。

「リンゲージ・マップ」b-BoyZips 2001年7月号掲載
「夢見る頃を過ぎても」b-BoyZips 2002年1月号掲載
「ラブ・シンボル」BE・BOY・GOLD 2002年2月号掲載
「ヘブン・アンド・アース」(前後編)2002年4月6月号掲載
「KISS OF FIRE」同人誌より再録

↑ご覧下さい~!
この2人の満面の笑み♪
「岩城さ~ん、俺にもひとくち!」「仕方ないなぁ、ほら」みたいな(笑)
名実ともに夫婦となった特別な巻ですから、いつもよりさらに甘めです。

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ええッ?
岩城さん、香藤を愛するあまりとうとう…!?
いや、まさかそんな。
香藤の妹の洋子ちゃんがめでたく妊娠!
香藤家の名前の不思議(「洋」シリーズ)の秘密が今明かされます。

アメリカ新婚旅行編では『カジノ・リリィ』(ビブロス)の2人もコラボして大活躍!!

岩城と香藤、2人の永遠の愛を誓う姿に感動して下さい!

新田祐克『春を抱いていた』4・5(ビブロス/SBBC)

『春を抱いていた』4・5巻(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)は、幾多の苦難を乗り越え愛を確かめ合う2人に忍び寄る暗雲が…といったところでしょうか。

春を抱いていた 4 (4)   4巻ではまだまだ笑顔の固い二人…。
   浅野くんの出現を暗示しているかのようじゃないですか!?
 「イクァリティ・ラヴァー」 b-BoyZips 2000年7月号掲載
  「クロス・ゲーム」 b-BoyZips 2000年9月号掲載
   「インサイド・レポート」b-BoyZips 2001年1月号掲載
   「his best」b-BoyZips 2001年3月号掲載
   「マザーズ・ルージュ」 b-BoyZips 2000年3月号掲載


春を抱いていた 5 (5)  やっと2人揃って笑顔になりました~~~!!
  なんだかこうして見ると、感慨深いですね。
  「サイレント・キラー」
  「寝ても・醒めても」
  「Always asking for the moon」
   「冬の蝉」
  2002年1月初版発行


互いに「月9」の主役に抜擢され、あまりの忙しさに一週間もご無沙汰の岩城と香藤。会いたい気持ちが限界を越えた香籐は、岩城の仕事場へ乗り込み、狭い車中で岩城を抱く。さらに岩城の新マネージャーとして、役者の卵・浅野が登場し、売名のために2人を利用しようと画策し始め、そんな態度を不安に思う香藤は岩城をなじるが…。


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新婚でラブラブな毎日を送る2人。
互いの仕事が順調なのはいいのですが、でなんと対番でライバルに!!
テレビなんて視聴率を稼いでなんぼの世界。
同業者としてはシビアな関係ですね。

でも、ここら辺りからがきっと新田さんの描きたかったことなのではないかしら?

大変貴重な岩城さんの「攻め」っぷりと、2人の前世編として人気を博した『冬の蝉』も堂々収録の2冊です!
どうぞハンカチのご用意を忘れずに。

新田祐克『春を抱いていた 3』(ビブロス・SBBC)

『春を抱いていた』第3巻は(ビブロス・スーパービーボーイコミックス)は「スウィートホーム購入記念号(?)」!


春を抱いていた 3 (3)>「パラドックス・ドッグス」b-BoyZips1999年11月月号掲載
 「イノセント・ヴァンプ」 b-BoyZips2000年1月号掲載
 「オールウェイズ」b-BoyZips2000年5月号掲載
 「ファースト・クライ」(前後編)BE・BOY・GOLD2000年8・10月掲載
 「岩城さんと香藤くんのご新居訪問!!」b-BoyZips2000年5月号掲載
 「岩城さんのカバンの中身拝見」b-BoyZips2000年1月号掲載
 「香藤くんのカバンの中身拝見」b-BoyZips2000年3月号掲載
 (画像はリブレ出版から発売の新装版になります)


岩城に気持ちを受入れてもらった香藤は、岩城とのHに明け暮れる日々…。さすがに10日連続で仕事にも支障をきたすようになった岩城が、「求め」を拒むと香藤が逆ギレ!!香藤がいない部屋で岩城の思うことは…。

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「ラブラブな2人なのに、どうしてそんなに怖い顔なんですか!?」
 と思わずツッコミたくなる表紙の二人(特に岩城さん…)。

香藤の気持ちを受入れた岩城が次に起こした行動、新居への引越し、岩城の実家との確執の顛末など今後の二人の歩む人生の第一歩となるお話です。

このあたりから香藤くん、岩城さんからビシバシ躾け(調教…?)られてますね。
あんまり成果が出てこないけど。笑

ということでアマアマのようでいて、しっかりビター。
大人の味わいの第3巻です。

新田祐克『春を抱いていた』1・2(ビブロス・SBBC)

新田祐克さんの「ホストシリーズ」にすっかり魂を抜かれた私に、「次はこれね♪」と「や○い」の師匠Hちゃんが貸してくれたのがこちら!

『春を抱いていた』既刊12巻(ビブロス・スーパービーボーイコミックス)です!
ビブロスから現在は「リブレ出版」より順次新装版コミックスが発売中です。

春を抱いていた 1 (1)

「春を抱いていた」    b-Boy Zips 1997年7月号掲載
「フォーカス・フラッシュ」b-Boy Zips 1998年3月号掲載
「フレッシュ・フルート」 b-Boy Zips 1998年5月号掲載
「ワンクール・ポルノ」  b-Boy Zips 1998年9月号掲載
「イミテーション・ルーム」b-Boy Zips 1998年11月号掲載


春を抱いていた 2 (2)

「セルフィッシュ・ジーン 利己的遺伝子」b-BoyZips 1999年3月号掲載
「ワンナイト・ジゴロ」b-BoyZips 1999年5月号掲載
「ファミリー・ツリー」b-BoyZips 1999年7月号掲載
「レーゾン・デートル 存在理由」b-BoyZips 1999年9月号掲載
「ヌード・ダンサー」BE・BOY・GOLD 1999年12月号
(画像はリブレ出版から発売中の新装版です)

人気AV男優の岩城京介(27歳)と香藤洋二(22歳)。映画のオーディションをきっかけに俳優へと転身していく二人の衝突と「本気の恋」。

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うがッ!!
これまた表紙の二人の視線が眩しい~~ッ!!

今週はかなりの濃度で新田作品に浸かっています。
溺れそうです。
『春抱き』の11巻まで、子供が朝学校行って、4時間目終わって帰ってくるまでの間に一気に読み終えちゃいました。
「この巻までにしよう」「ここまで読んだらやめよう」…
途中、何度も思ったのに、結局ページをめくる手がとまりません!!
ギャーーーー!!ぶくぶくぶくぶく…←すでに手遅れ


新田さんの代表作にして出世作(?)のこの「業界モノ」シリーズ。
今さら何の説明も要りません。


これ、アニメ化してましたよね!?
あら、3月にスカパーでやるんですって。
見たい…かも。

新田さんのカラーって(初期のものほど特にですが)アニメのセル画のような感じなので、ファンの方も山田ユギさんの『最後のドアを閉めろ』(ビブロス)ほどアニメ化に抵抗なかったのではないでしょうか?笑


さて、まったくの予備知識なく取り組んだ連載10周年!BL界屈指の超ロングヒット作品の「春抱き」。
この作品は全てのBL読みにとっての、通過儀礼です!

新田祐克『ウブ』全2巻(花音コミックス)

男が男を愛する時』(感想はこちら)、『ラスト・ワルツ』1・2巻(感想はこちら)、『ナイトキャップ』(感想はこちら)『イロコイ』全3巻(感想はこちら)に続く、シリーズ完結編!!
『ウブ』全2巻(芳文社/花音コミックス)です!

ウブ 1 (1) (花音コミックス)ウブ 2 (2) (花音コミックス)
鷹秋の恋人、そしてホストクラブオーナーとしてスタートを切った新川は、恋敵だった岩城にホスト志願の甥の教育を頼まれる。しかしそれは鷹秋との関係に波風を立てることになり…。はたして新川の決断は…?

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巻収録分が花音2004年1月~2005年1月号に掲載。
2巻収録分が花音2005年3月~2006年1月号に掲載され、コミックス発行にあたり最終回に加筆されています。


いよいよ新田さんの「ホストシリーズ」も最終章。
『イロコイ』でのラストを見て、このまますんなり納まる恋じゃないとは思いました…。
が、ここまでドラマティックに盛り上がるなんて!!
新田先生、「マ~ベラス!

作品全体に、煌めく星のように散りばめられた台詞とモノローグ。
それら全てが巧妙に張られた伏線の数々だということに、ページを閉じた時に気づきます。
どうぞお取りこぼしの無いように…。

鷹秋と新川の奇跡の恋。
岩城の愛。
そして剣崎の募る想いの行き着く先は!?

息つく暇も無いジェットコースターラブロマンス、怒涛の完結です!!

新田祐克『イロコイ』全3巻(花音コミックス)

新田祐克さんの「ホストシリーズ」もいよいよ佳境に入って来ました!
Hちゃん、教えてくれてありがとう~~!
こんなにハマると思わなかったよ、このホスト達に!爆

男が男を愛する時』(感想はこちら)、『ラスト・ワルツ』1・2巻(感想はこちら)、『ナイトキャップ』(感想はこちら)に続く第4弾!!
『イロコイ』全3巻(芳文社花音コミックス)です!

イロコイ 1 (1)イロコイ 2 (2)イロコイ3

新宿歌舞伎町№1ホスト鷹秋亮(たかあきりょう)は7年の時を経て再び岩城京介と向き合えたかに見えた。しかし、いずれ鷹秋は郷里で母の店を継ぐと知った岩城の心は揺れる。男達の道は交錯しどこへ行き着くのか…。

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第1巻は「花音」2000年11月号~2001年7月号に連載。
同2巻は2001年11月号~2002年9月号、同3巻は2002年11月号~2003年5月号に連載しています。

新田さん、とってもきちんとお仕事なさる作家さんなのですね~。
感心!
そして絵が…超絶上手くなってます!!

カラーだけでなく、普通の紙面でさえもキラキラしています
とても白黒の画面とは思えません!!
凄まじいほどのトーン使い…。
新田組には「トーンマスター」の称号を与えたいと思います!

さあ、では魅力的な男達の「プライドをかけた本音の世界」の扉を開こうではありませんか!

新田祐克『ナイトキャップ』(花音コミックス)

この勢いでどんどん行きたいと思います!
男が男を愛する時』(感想はこちら)、『ラストワルツ』1・2巻(感想はこちら)に続く、新田祐克作品ホストシリーズ第3弾、『ナイトキャップ』(芳文社花音コミックス)です!

ナイトキャップ
新宿歌舞伎町に君臨し、他の追随を許さぬ№1ホスト・岩城京介(いわききょうすけ)は、夜の路上でまるで宝石のような魔性の美しさを秘めた少年・香藤洋二(かとうようじ)と出会う。どこか屈折した香藤がホストになる決意をした日、岩城は「鷹秋亮」の名を贈った。二人の物語は、ここから始まった…。

「花音」1999年12月号~2000年7月号に連載。




いや~~ん、表紙の岩城さんをご覧あれ!!
もう、ギランギランに輝いています!!
未だかつて、ここまで黒シャツを着こなした男はいたでしょうか!?

で、表紙をめくって見てください!
裸体の岩城さん、すっごいお色気です!
さすが歌舞伎町に君臨したキング・オブ・ホスト
これじゃあ世の女性陣がこぞって貢いで貢いで貢ぎまくるわけです♪

新田作品…いや、ホスト界自体が初心者だった私もシリーズがここまで来ると、イタリアンブランドのスーツも、ゴールドのチェーンも、ごつい指輪も、ベンツも、毛皮も、だいぶ視覚的には馴染んできました~!

さてこちらは「岩城と鷹秋出会い編」。
二人が出会ってから1年間の物語です。

新田祐克『ラスト・ワルツ』全2巻(芳文社花音コミックス)

新田祐克作品「ホストシリーズ」第二弾は「男が男を愛する時」(感想はこちら)の続編「ラスト・ワルツ」1・2巻です。

ラスト・ワルツ 1 (1) ラスト


新宿歌舞伎町No.1ホスト、鷹秋亮とその後輩・新川は、岩城の新宿進出を阻止したはずだった。しかし岩城は、新宿に店を出すことも、愛する鷹秋が育てたホスト・新川を引き抜くことも、諦めなかった…。

岩城がオーナーの「ラスティネール」は新宿店をオープン。
店長の剣崎は、石井を鷹秋のいるライバル店「シュナップス」に送り込み、他のホストたちの顧客を軒並み奪い営業妨害を図る。
男として鷹秋を越えたい新川は鷹秋のもとを離れ、単身岩城の店へ乗り込むことを決意するが…。

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あいかわらずギラギラとまぶしい表紙のイラストです!
(個人的には2巻の表紙のスーツの鷹秋のほうが好み♪)
この作品は1巻の収録作品は1998年2~12月号、2巻が1999年2~9月号に花音に連載されました。

あとがきによると、新田さんが「ホストの首位攻防戦」みたいな話にしたかったらしく、1作目で大活躍した漆原さんがどっかに行ってしまいました。笑

「男が男を愛する時」は、いわばこの物語の前置きみたいなもの。
この作品からプライドが邪魔をして素直になれない男たちの、本格的なラブストーリーに突入します。
剣崎&石井の新コンビも登場で、ますます目が話せません!

新田祐克『男が男を愛する時』(花音コミックス)

新田祐克さんの『男が男を愛する時』(芳文社花音コミックス・1997年8月初版)を読みました。

さすがの私もあまりに150キロ直球ストレートなタイトルに尻込みしましたが、ご近所に住む「や○いの師匠」、Hちゃんのお墨付きBL漫画なら読まねばなるまい!!

人生の半分以上を「や○い」にささげ、二人の子供がいながらも年に一度のコミケは欠かさない素晴らしい根性の持ち主Hちゃん。
普段は筋金入りの「小説派」なのですが、「新田さんの作品だけは特別!!」なのだそう。

男が男を愛する時
新宿歌舞伎町のNo.1ホスト、鷹秋亮(たかあきりょう)は、ある日漆崎(うるしざき)という男性客から指名を受ける。漆崎は妹が『タカアキ』というホストに入れあげ借金までしていることに腹を立て、二度と妹に近づかぬよう忠告しにきたのだった。実は同名のホスト・新川貴明(しんかわたかあき)と間違えられた鷹秋だったが、漆崎に興味を抱いた鷹秋は、漆崎が客として通ってくれれば妹には手を出さないという提案を持ちかける…。

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新田さんのデビュー作であり、代表作のひとつ「ホストシリーズ」の第1作目。1996~1997年にかけて「HANAOTO DX.」に連載されました。

どちらかと言えばスーツなら「お水」より「リーマン」、「きれい系」より「かわいい系」、「オレさまがトップを狙う!」より「気づくと友情が愛情に的ストーリーしかもHなしでも可」という、ぬる~~いBLが好みなわたくし。
Hちゃんにオススメされなければ、絶対に手を出していない系列のお話です。
(ファンの方、すみません。汗)

表紙の鷹秋のキラキラと光り輝く視線が、ま、まぶしーーー!!
だが、それにひるむことなかれ!!
勇気を持ってページをめくると、めくるめく夜の世界に生きる男達の色気がさんざ煌いておりました!

三浦しをん『むかしのはなし』(幻冬舎)

三浦しをんさんの『むかしのはなし』(幻冬舎)を読みました。
2005年2月発行。原稿用紙340枚の書下ろし小説です。


日本人になら誰にもお馴染みの「むかし話」。
それを元に紡ぎだされる7つの物語。

むかしのはなし
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『日本昔話』が、この本の中でどう語り変えられたのか、お楽しみいただけたら嬉しい。(巻末「あとがき」より)


 
それぞれの人物の日常を切り取った小説なのかと思わせておいて、「これってSF!?」と思わせる意外な設定。
予備知識なくこの作品を読み出して、途中きっと戸惑う読者も多かったと思います。
でも、読み進めるうちにその設定があるからこその人物たちが生きてきます。
そしてやはり自分が「その」立場に置かれたらどうするだろうと考えたり。

「むかし話」と、しをんさんの静かな語り口が印象に残る小説です。

槇村さとる「Do Da Dancin’! -ドゥ ダ ダンシン-」(集英社ヤングユーコミックス)既刊9巻

槇村さとるさんの「Do Da Dancin’! -ドゥ ダ ダンシン-」(集英社ヤングユーコミックス)既刊9巻を読みました!
この作品は2001~2005年にかけて「YOUNG YOU(ヤングユー)」に連載。
バレエ漫画大好き♪なYちゃんが、「SWAN」(感想はこちら)に引き続き貸してくれました。

Do Da Dancin’! 1 (1) 
魚屋の1人娘・桜庭鯛子(さくらばたいこ)は、幼い頃からバレエを始め、将来を嘱望されていたが14歳で母親を事故で亡くして以来、バレエへの真の情熱を失っていた。でも、踊ることが好きな鯛子はバレエから離れることもできない。
自分の踊りを見出せないままいた鯛子の前に、ある日世界的に成功しているダンサー・三上朗(みかみあきら)が現れ、鯛子のバレエへの情熱が再び沸き立ってくる…。

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漫画から遠ざかっていた間にも、たま~にチェックしていた雑誌がありました。それが、「YOUNG YOU」。
少女マンガを本屋で立ち読みするにも、ましてやジャンプは人前ではいかがなものか、と思っていた10代後半から20代半ばつまり女子大生~OL時代、チラチラとチェックしていた唯一の漫画雑誌でした。
1986年の創刊から20年。
休刊はさみしい限りですが、「コーラス」と「YOU」にその精神は引き継がれるということなので、今後はそちらで多くの名作を生み出してくれることと思います。

さて、槇村さとる先生!(公式HPはこちら
この作品連載中に、漫画家デビュー30周年を迎えてらしたんですね!
「おめでとうございます~♪」

抜群のデッサン力と、ストーリー展開の巧みさはまさに職人気質
いずれの作品でも安心して読み、泣き、笑い、感動できる作家さんです。
主役の女の子もキュートでお洒落。
すぐにでも真似したい可愛いコーディネートが大好きです♪

ダンスものをお描きになることも多いですが、実はわたしは槇村作品ではこの漫画が初めて。
やっぱり、絵が上手くなくては肉体美を表現するバレエ漫画は楽しめません!
そういう点でもこの作品は大満足!

主人公鯛子ちゃんの気持ちに寄り添って、バレエへの、そして朗への揺れる想いにドキドキしましょう!

日渡早紀「ぼくの地球を守って」白泉社文庫 全12巻

この三連休に日渡早紀さんの「ぼくの地球を守って白泉社文庫全12巻を読みました!
昨年花とゆめコミックス全21巻をざっくりと読んでいたのですが、ちょっと腰を落ち着けて読みたかったので。

ぼくの地球を守って―愛蔵版 (7)


こちらの作品は1987年から1994年にかけて「花とゆめ」に連載されました。1人の小学生と6人の高校生を軸に、輪廻する主人公たちの前世の記憶をめぐる複雑な人間関係や時を越えた恋愛を描いた近未来SF漫画。


植物と交信できる不思議な能力を持つ高校生、坂口亜梨子(さかぐちありす)は、ある日隣家のイタズラ小学生小林輪(こばやしりん)を誤って自宅マンションの15階のベランダから突き落としてしまう。奇跡的に回復した時、輪にはもう一人の自分が覚醒していた。
一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生小椋迅八(おぐらじんぱち)と、錦織一成(にしきおりいっせい)と出会う。
そんな中、輪は亜梨子との婚約をせがみ、その申し出を受入れた亜梨子は同時期に不思議な夢を見始めるのだった…。

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と、延々と続くあらすじはここで申し上げるまでもありません。
(しかも上の画像は愛蔵版だったり。)

熱烈な「ぼく地球(たま)」ファンを生み出し、当初の予定よりも大幅に連載が長期化したため、時代設定の1991年を現実が追い越してしまったほどです。
一時「前世ブーム」なるものも引き起こし、SF漫画に新たな金字塔を打ち立てた不朽の名作と言われています。

本誌連載時はちょうど高校生だったわたくし。
「花とゆめ」と「月刊ララ」を愛読書としていた時代のはずなのに、なぜかこちらの作品に関する記憶があまりありません…。
中学時代は「アクマくんシリーズ」の大ファンだったので、新たな連載に興味を持てなかったのかしらん。

でも、そのお陰でとても新鮮な気持ちで取り組めたこの作品。
ずっと「SF」のイメージが強かったのですが、大人になって読み返してみて実は立派な
恋愛モノ」だと判断しました!

山田ユギ『俺は悪くない』(芳文社文庫)

ユギ先生第二弾は、2006年11月発行「俺は悪くない」文庫版(芳文社)でいこうと思います。

1999年10月号~2000年9月号まで「花音」に連載し、全2巻で出版されていた「俺は悪くない」に『未収録作品&描き下ろしを34pプラス!』の豪華版!
これは単行本2冊を所有している人でも、そのエサにつられて食いついてしまいます。

俺は悪くない
弁護士の父親への建て前上法学部へ入学した梶俊明(かじとしあき)は、大学生活に目標を見出せないでいる。そんな中、なりゆきで入部させられた映画研究会にいた同じ1年の中村郁郎(なかむらいくろう)と出会う。普段はホラー映画馬鹿で素っ気ないメガネ青年中村が、時おり見せる梶への不自然な態度のわけはなんなのか…。
同じ映研には複数の男と金目当てでつき合い、AVにも出演する美形の鯨井純(くじらいじゅん)や、彼に執着する幼馴染の高崎豊(たかさきゆたか)、BL(というより○モ?)大好きな美樹先輩など個性的な先輩も勢ぞろい!

「映研を舞台に繰り広げられる切なく甘い青春グラフィティ完全版!」
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大学1年生ですよ!
まさに「青春」ですよ!!

進学してみたものの、自分が将来どんな職業についているのかなんて想像もできず、一人暮らしの慣れない新生活にドギマギし、高校の頃の子供っぽい恋愛とは違った、大人の恋愛に憧れる時期…。
梶と中村の1年コンビのウブな恋に、遠ざかった青春時代を思い出します。ふ。

若いからこそ一生懸命で、切なくて、苦しくて、いじらしい…。
中村→梶→鯨井→高崎の4人の気持ちのゆらぎが丁寧に描いてあって、ユギ先生の作り出す作品の世界にどっぷり浸かってしまいます。

二ノ宮知子『天才ファミリー・カンパニー スペシャル版』幻冬舎コミックス

『天才ファミリー・カンパニー スペシャル版』全6巻(幻冬舎コミックス)を読みました。
Kちゃん、いつも買ったばかりの漫画を気前よく貸してくれてありがとう!

ただいま真っ盛りの二ノ宮知子さん!!
大ブレイク中の『のだめカンタービレ』(講談社)は2002年1月に第1巻が発売されてます。

さかのぼってこちら「天ファミ」は1994年12月~2001年春まで「きみとぼく」(ソニーマガジンズ…すでに廃刊)に連載されていました。
このスペシャル版はコミックス部門を受け継いだ幻冬舎から2003年に発売されています。

天才ファミリー・カンパニー―スペシャル版 (Vol.1)
二ノ宮 知子
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あら、このメガネの彼、知的でなかなかいい雰囲気だわ~♪
と不純な気持ちいっぱいで表紙を開くと、二ノ宮さんのコメントが載っています。

「天才ファミリー・カンパニー」は若い人に向けて描いたお話です。95年ごろの日本を振り返りつつ、読んで頂けたらな、と思います。



ふむふむ。
1995年というと、新卒で入社した会社を3年勤めたので退社し、半年間ぷらぷら過ごし、年末に金欠に困って慌てて派遣登録した会社から外資のPC会社を紹介されて即効飛びついた…という年だったわ。
おっと、日本を振り返らずに自分を振り返ってしまいました。
というか、95年の日本に対する記憶なんて皆無ですって!!

そういえば、当時妹がさくらももこさんの『コジコジ(COJICOJI)』グッズを集めていましたよ!思い出した!これも「きみとぼく」に連載されていたんですよね。

コジコジの可愛さに気を取られて、当時漫画への興味が魔法(呪い!?)によって消されていた私の記憶にはまったく残っていなかった「天ファミ」…。
ぜひリアルタイムで読みたかった!!

さすが「のだめ」の作家さんは常に時代を先取りする「天才」なんだな~、と納得の面白さです♪

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