[BLコミック]鳥人ヒロミ

  1. 2007/09/16 鳥人ヒロミ『饒舌な試着室 新装版』(ビーズラビーコミックス)
  2. 2007/09/02 鳥人ヒロミ『グッドナイト』(芳文社/花音コミックス)
  3. 2007/04/28 鳥人ヒロミ『年上のひと―成層圏の灯―』(ビブロス/スーパービーコミックス)
  4. 2007/04/20 鳥人弥巳(ヒロミ)『成層圏の灯』(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)
  5. 2007/01/31 鳥人ヒロミ「キャラメル・フレーバー」(芳文社/花音コミックス)
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鳥人ヒロミ『饒舌な試着室 新装版』(ビーズラビーコミックス)

急に暑さのぶり返した土曜日の美容院の帰り道、「そういえば9/15発売でチェックしないといけない新刊があったはず…」と唐突に思い出して、隣市K市の駅ビルに入っているK国屋書店へ向かう。

エスカレーターで書店のある8Fへ上る途中、ずっと作品名を思い出そうと記憶を辿るがさっぱり浮かんで来ない…。
最近、こういうことが本当に多いんですよ。
いやんなるな~。

書店について真っ直ぐにコミックコーナーへ…。
すると、目的のものがすぐに目に飛び込んで来ました!

「そうだ!この表紙だよ~!!」

そんな訳で、鳥人ヒロミさんの『饒舌な試着室 新装版』(エンターブレイン/ビーズラビーコミックス)を読みました~♪

饒舌な試着室 新装版 (ビーズラビーコミックス)
スーツは極上のエロス。男の身体は、包むほど彩めき立つ――。

ボンクラ大学生の陸は、成人式のスーツをあつらえるため、父に連れられ高級老舗テーラーへ。
そこで出会った年上美人の店長、仕立ての腕は超一流。だがとんでもなく男にだらしないロクデナシで!?
軽い気持ちで手を出したのが運の尽き、陸は店長の魅力に絡め取られてしまう。
高貴で淫らで美しい、あのひとに振り向いてもらうには?
若さと無限の可能性だけを武器に、青年は賭けに出る――。
鳥人ヒロミのリュクスな名作シリーズが、装いも新たに登場。
貴重な描き下ろしエピソードと、単行本未収録作品を28ページ加えた愛蔵版!!

■CONTENTS■
饒舌な試着室 第二話…2004年 BE・BOY GOLD 6月号(ビブロス刊)
饒舌な試着室 第三話…2004年 BE・BOY GOLD 10月号(ビブロス刊)
饒舌な試着室 第四話…2005年 BE・BOY GOLD 2月号(ビブロス刊)
饒舌な試着室 休日…2005年「饒舌な試着室」(ビブロス刊)
饒舌な試着室 サイレント・マイノリティ…描き下ろし
シークレット・キス…2003年コミックアクア夏号(オークラ出版刊)
弟のユウウツ…2003年「b-BOY LUV 5」(ビブロス刊)
シンクロニシティ…2005年 It's BOY'S LOVE Vol.4(マガジン・マガジン刊)

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リュクス(=luxe)とは、「贅沢」「豪華」「優雅」「上品」などを意味する仏語を語源とする言葉。

このところファッション紙でよく見かけるこの単語を、よもやBLコミックで拝見するとは!

でもね、確かに上品で素敵なんです。
この装丁。

画像ではわかりづらいですが、タイトルもイラストも、ちょっとマットな手触りの紙に、艶のあるゴールドでプリントされているんですよ。
そして、文字にはアクセントに紅色があしらってあって、本当に洒落てます~

コミックコーナーではやはりダントツに目を引いていました!

視力が悪いうえに、視野が異常に狭い私でさえ一発で見つけられたのですから、デザインの勝利といえましょう。
「カラーイラストじゃビブ版に勝てない」という、編集部の判断は間違いなかった!

鳥人さんのHP「おまえはそれでいいのか」で、この表紙が披露された時から、発売されたら絶対買おう!と思っていました。
(もちろんビブロス版も持っています。)

この時の残留思念が、暑さボケで働かない脳の片隅にかろうじて残っていて書店に引き寄せたに違いありません。


純情一途な若者のはじめての本気の恋がゆっくりと成就する過程を、さあご覧あれ。

鳥人ヒロミ『グッドナイト』(芳文社/花音コミックス)

今市子さんの描く『幻月楼奇譚2』(感想はこちら)のテイストが大好き♪

ということは、当然鳥人さんの描くこの時代のお話も好きなんです♪

ということで。

鳥人ヒロミさんの『グッドナイト』(芳文社/花音コミックス)を読みました!

グッドナイト (花音コミックス)
幼なじみの龍郎がゲイで、密かに自分を好きだと知った菊政の驚きは大きかった。流れでなぜか二人きりの京都旅行にやってきた「初夜」。はたして菊政は龍郎を抱くのか…。移りゆく多感な時期に訪れる予想外の恋。最新後日談も収録。
他、華族の秘められた愛憎劇、南国で媚薬を発掘する王子の恋など色とりどりの傑作短編集。

■初出■
「グッドナイト[前編]」 2004年花音10月号
「グッドナイト[後編]」 2004年花音11月号
「ホントの事さ」 2005年花音ゴージャス⑩エリート特集
「シャンソン」 2001年スパイス⑤
「暗闇でダンス」 2003年Heartz③
「甘き誘惑の香り」 2002年MAXシリーズVOL⑭仮面舞踏会/王族特集
「グッドナイト~ゆく年くる年~」 2007年花音7月号

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これは以前の作品を集めてひとつにまとめて刊行した短編集。

鳥人さんご自身は「恥ずかしいのででれきば読まないでください。」なんてコメントされてますが、どうしてどうして、ファンは読めて嬉しいですよ~!

表題作「グッドナイト」は現代モノなのですが(表紙の龍郎が肩に羽織ってるのは、旅館の?浴衣です~)、「シャンソン」、「暗闇でダンス」の2作品がまさにそんな時代を背景にしています。

鳥人さんといえば『彩おとこ』(既刊3巻/ディアプラスコミックス)でもなんちゃって?大正時代が背景の作品を描かれていますが、あの時代の西洋化が進みつつも日本文化の伝統もまだ息づいていた日本の空気感がお好きなよう。

ご自身も和服好きで通ってらっしゃるので、和服を描くのもお手のものです。

BL=ファンタジー、だと個人的にも思っていますが、鳥人さんの作品には「ゲイのリアル感」が常に漂っている貴重な作家さんです。

時代背景も人物設定もさまざまで、万華鏡のような鳥人ワールドがここに展開しています。

鳥人ヒロミ『年上のひと―成層圏の灯―』(ビブロス/スーパービーコミックス)

鳥人ヒロミさんの『年上のひと―成層圏の灯―』(ビブロス/スーパービーコミックス)を読みました!

年上のひとそれは禁じられた恋だった…!
叔父と甥でありながら、肉体関係に溺れていく聖(ひじり)と英(えい)。
そして罪悪感という媚薬(スパイス)は、二人の愛を戻れないものへと変えていった――。

■初出■
「成層圏の灯―SEASON」 BE・BOY GOLD/1996年Autumn号掲載
「境目のない世界」 同人誌再録
「成層圏の灯―赤い鳥」 BE・BOY GOLD/1998年2月号掲載
~単行本収録にあたり、大幅に加筆修正~

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『成層圏の灯』シリーズ2作目になる「年上のひと」では、喜瀬川と叔父の聖が共に暮らしていた日々が描かれます。

母に虐待されていた幼い英を引き取った聖が、どのように英を慈しみ、育て、愛したのか。

「親子」に近い愛情から、互いをかけがいのない「恋の相手」として求め合った二人の濃密な時間に圧倒されます。

鳥人弥巳(ヒロミ)『成層圏の灯』(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)

鳥人弥巳(ヒロミ)さんの『成層圏の灯』(ビブロス/スーパービーボーイコミックス)を読みました。

成層圏の灯写真のモデルを引き受ける代わりとして佐伯が喜瀬川に出した条件は、肉体交渉だった。
真面目そうな喜瀬川は、意外にもそれを承諾する。
だが、遊びの関係が次第に重さと熱を持ち始める時…!

■初出■
「アジアの片隅で」1995年小説ビーボーイ2月号掲載
「FACE」1993年小説ビーボーイ③掲載
「間接的な視線」1993年同人誌「10LITTLE INDIAN'S+」掲載
「春の後」1995年ビーボーイゴールドSpring掲載
「スケルトン・コースト」1994年同人誌「skeleton coast」掲載
「成層圏の灯」1995年ビーボーイゴールドAutumn掲載/1996年ビーボーイゴールドWinter掲載
「CHAMP」描き下ろし
「あとがき」描き下ろし   

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『成層圏の灯』は成層圏シリーズの1冊目であり、かつ鳥人ヒロミさんの初単行本。
三浦しをんさんのエッセイ『シュミじゃないんだ』(新書館)での第一章(「リバーシブル」がテーマ)で紹介されていたのを読んでからというもの、気になって、気になって…。

今や絶版でなかなか手に入らない状態でしたが、今年新書館から「文庫版」が出版されます!!

鳥人さんのHP「おまえはそれでいいのか」で8月頃に発売予定だとあります。
どうやらページの都合で描き下ろしもあるようで、うれしいです♪



とはいえ、その発売まで待てなかったワタクシはヤフオクで手に入れてしまいましたが…。
子供が小さい頃、育児のストレス解消で始めたヤフオクがこんなところで役に立つ(今や絶版本&同人誌の購入に大活躍!!…この際散財には目をつぶる)とは、人生何が幸いするのかわからんもんです。←?

成層圏シリーズは『成層圏の灯』、『年上のひと』(これより鳥人ヒロミ名になります)、 『セミ・シングル』、『幾千の言葉より』の全4冊で完結。

現時点では中古書店などでは、比較的2~4冊目は手に入り易いと思います。
でも可能であれば、最初から順を追って読んでいくことをオススメします。その方が喜瀬川と佐伯の関係の変化がよくわかるからです。

『成層圏の灯』はデビュー作なので、どうしても絵の荒さが気になる等のご意見もあるようですが、それはそれ。個人的には気になりませんでした。(ちょっと吉田秋生さんの絵に似てるな~、とは思いましたが。)

鳥人さんの原点ともいえる『成層圏の灯』。
ファンならずとも、「リバーシブル」推進派の方にも必見の名作です!

鳥人ヒロミ「キャラメル・フレーバー」(芳文社/花音コミックス)

引き続き、鳥人ヒロミさんの「キャラメル・フレーバー」(芳文社/花音コミックス)です。

前作「キャラメル・エスプレッソ」(感想はこちら)の続編。

帯のあおりがまたまたこんなです。

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大学生の左右(さゆう)は二重人格者の美少年アオに惚れ込んでいる。
柴はアオの主人格アキをずっと想い続けていた。
そして左右を狙う謎めいた男・カズ先輩まで現れ、
恋は淫らな四角関係に………!?

「抱きたくてしようがない」

自由で身勝手な心と身体。
大学生4人の性春ラブストーリー


キャラメル・フレーバー
鳥人 ヒロミ
芳文社
売り上げランキング: 202770


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この文句はいわゆる担当さんが考えるのでしょうかね?
ベタなんですけど…ウケてしまった!!

で、謎めいた男って、誰ぞや!?

帯を外すと、たしかに、えっらいムサ苦し~いひげ面が…。

確かに「ひげ」は個人的には大変好きな萌えパーツですが、いくらなんでもこんなにワサワサ生やさなくても~~~!!
と動揺しつつページをめくると…

前作よりもラブが大幅増量しておりました!(当社比50%増)

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