[BLコミック]西田東

  1. 2009/10/06 西田東『ラブストーリー』(ディアプラスコミックス)
  2. 2009/01/06 西田東『LIFE,LOVE 1』(花音コミックス)
  3. 2008/04/29 西田東「天使のうた 2」(新書館/ディアプラスコミックス)
  4. 2008/01/21 西田東『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)
  5. 2007/08/08 西田東『天使のうた 1』(新書館/ディアプラスコミックス)
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西田東『ラブストーリー』(ディアプラスコミックス)

表紙を見る限り絶対BLには見えないんですけど、今度は中世か!と驚かされました。

ということで、西田東さんの『ラブストーリー』(ディアプラスコミックス)を読みました!

ラブストーリー (ディアプラスコミックス)
巡礼の旅をするダニエルは騎士・レオナルドと出会う。身分や考え方の違いから、最初は反発する二人だったが、共に旅をするうち心が近づいていく。だがレオナルドには想い人がいて……。中世を舞台に描かれた愛の物語「ラブストーリー」。海外出張中に漂流した無人島で始まる上司と部下の禁断の恋「パラダイス・パラダイス」を同時収録。


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「サンティアゴに巡礼」、と言えば、世界遺産にも登録された“サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路”を辿る巡礼のことですね。

「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道はおもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。
中世後期には宗教や文化の変遷や発達に重要な役割を果たし、中世ヨーロッパ諸国やあらゆる階層の人々のキリスト教の信仰と影響力の証明であり、今もなお世界中から多くの巡礼者が辿る道となっている。」

そこを舞台にするとは、なんと壮大なお話になることか…!

と思いましたが、なるほど西田さんは上手くまとめてくれました。笑

設定だって、もう何がキタって驚きませんよ。こないだはローマ時代だったし。
むしろ、このくらい浮世を離れてくれた方が、ドラマチックで読んでいて楽しいです。

西田さんの作品を読むと、すごく地味な絵柄なのに(失礼)、あいかわらず気持ちがワクワクしてしまう。

キャラクターが視線のみでここまで語れる漫画は、最近あまり見られませんからね。

ダニエルとレオナルド。
2人の距離がゆっくり近づいていく感覚に、胸がじんわりとしました。

西田東『LIFE,LOVE 1』(花音コミックス)

2009年の初感想はやはりこれかしら~?

ということで、西田東さんの『LIFE,LOVE 1』(芳文社/花音コミックス)を読みました!

LIFE、LOVE 1 (1) (花音コミックス) (花音コミックス)
「ジャック、男に抱かれていいと思ったのは、おまえが初めてだ」
海外の視察先で政治家の養父と間違われた新海隆裕は、マフィアに誘拐されてしまった! マフィアの下っ端・ジャックの部屋に監禁された隆裕は、養父の救いを待っていた。しかし、汚職事件の発覚した養父が自分を見捨てたと知り──!!?
マフィア×政治家秘書、目を逸らすなスリリングラブ!

■初出一覧■

LIFE,LOVE #1/2008年花音4月号
LIFE,LOVE #2/2008年花音5月号
LIFE,LOVE #3/2008年花音6月号
LIFE,LOVE #4/2008年花音7月号
LIFE,LOVE #5/2008年花音10月号
あとがき/描き下ろし

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発売日にたまたま池袋「とら●あな」にいたので、新刊用の平台を前にしてしばらくウロウロと見渡したのですが、なんと私としたことが、この単行本を見つけられませんでした…。
で、同行していたKさんに場所を教えてもらったという。(散々眺めていた平台にちゃんとありました…。Kさん、その節はありがとうございました。汗)

でも、その時一緒にいた皆さんも仰ってましたが(というか、聞いてみた)、今回表紙のイメージがいつもとは違いますよね?
それは垢抜けたタイトルロゴのせい?

あと、ジャックがアッシュ(@BANANA FISH)に見えてくるのは、やはり典型的なアメリカンカジュアルウェアのせいでしょうか?
というか、マフィアだから?

いえ、ジャックは攻めなんですけれど。


と、表紙ひとつとっても色々と言いたくなってしまった西田さんの新刊。
やはり期待を裏切らずに面白かったです!!

西田作品はもう、BL(ボーイズラブ)とかML(メンズラブ)とかの範疇に数えなくていいと思う。
カテゴリは「西田」で十分通用します。
相変わらず肉厚の肉体がホンモノっぽいです。笑

今回は「ストックホルム・シンドローム」がテーマ、なのでしょうか?
(「ストックホルム症候群」 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

ありえなさそうな物語を「さもありなん」という風に描き出す、相変わらずの西田ワールドにまたまたのめり込みました!

西田東「天使のうた 2」(新書館/ディアプラスコミックス)

続きがすご~く気になっていた「天使のうた」の完結編。
西田東さんの新刊、『天使のうた 2』(新書館/ディアプラスコミックス)を読みました♪

天使のうた2
父親が死んだ36歳を迎え「破滅の年齢」だと言ったクリス。息子・アレックスが暴漢に襲われた夜、見舞いに訪れた彼はアレックスに暴行しようとし、その後失踪。次第に彼を蝕む狂気。寒空の下、震えるクリスを見つけたミシェルは、思わず彼を抱きしめ、激しく求める――!! 傷ついた男たちのシンフォニー、ついに感動のフィナーレ!!

■初出■
天使のうた…Dear+2007年8,10~12月号 2008年1,2月号
天使の描いた絵…Dear+2007年4月号

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その作品を「BL=ボーイズラブ」ではなく、「ML=メンズラブ」と称されることが当たり前の西田さん。

この作品を読んで、あまり一般的ではないこちらの呼称(つまり「ML」)の方が、やっぱりしっくりくるのかもな~、と改めて思ってしまいました。

西田さんの描く男性は、年齢そのままのがっしりした躯体を持って、重量感があります。
その風貌に刻まれた人生をそれぞれに背負い、ゆるぎない「存在感」さえ発散しています。

絵柄から西田作品を不得手とされている方は、本当にもったいないことをしていると思いますよ。

今回も熱く、重く、深い作品でした。

BLという枠を超えて、大人のドラマチックな「ヒューマンラブ=人間愛」の物語が読みたい方に是非おすすめしたい作品です。

西田東『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)

帯を見て思った。
「あ、また『メンズ・ラブ』って書かれてる」、と。

BL(ボーイズラブ)という言葉がここまで世に浸透している中、西田東さんの作品だけはいまだにこの呼称が付いて回るのは何故なんだ…。

ということで

西田東さんの『青春の病は』(芳文社/花音コミックス)を読みました!

青春の病は

学生時代、勉強ばかりだった湊は学校で隠れて自慰にふける松本と鉢合わせてしまった。人気者の彼がひた隠す秘密を知った湊。何事も無かったように振舞ったが、その光景が脳裏に焼きついて離れなかった。数年後。研究所所員と有能な営業マンとして二人は再会するが……。初恋の記憶に縛られる男の物語「青春の病は」。「願い叶いたまえ」その後の工藤を描いた「天国が見える」。描き下ろしも収録した2つのメンズ・ラブストーリー

■初出一覧■
青春の病は(1)/2007年花音4月号
青春の病は(2)/2007年花音6月号
青春の病は(3)/2007年花音8月号
青春の病は(4)/2007年花音10月号
天国が見える[前編]/2006年花音12月号
天国が見える[後編]/2007年花音1月号
GOOD NIGHT/描き下ろし

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ああッ!クドーってば、こんなところにいたのか~ッ!!

と、まぁそれはともかく。

確かにリーマン作家・西田東さんの作品に『ボーイズ』は出てきませんよね。
だから『メンズ(少年以上の大人同士の)ラブ(愛)』と称されるのも、もっともですけどね。

そう思いながらページをめくって、びっくり!

うわ~~~~~ッ、いるいる!!
ちょっと老け顔(失礼)だけど、学ランを身にまとった少年たちが~!!

年末に同時発売された西田さんの新刊2冊のうち、こちらのテーマはズバリ「初恋」
そして、またお見事なタイトルつけに感心致しました!

この作品、トジツキハジメさんの『初恋の病』(dariaコミックス)、草間さかえさんの『はつこいの死霊』(ドラコミックス)とともに“3大初恋モノ”に勝手に認定したいと思います!

西田東『天使のうた 1』(新書館/ディアプラスコミックス)

すご~~く楽しみにしていた西田さんの新刊!
『天使のうた』(新書館/ディアプラスコミックス)を読みました~♪

天使のうた 1 (1) (ディアプラスコミックス)

最愛の妻と子供を事故で失い、人生に希望を見出せない医師・ミシェル。ある日ゲイストリートに迷い込んだ彼は、かつて知り合いだった少年を目撃する。その少年・アレックスは美形の音楽家、クリストフ・アドラーの息子。アレックスのことを相談しにクリスの楽屋を訪れたミシェルが目にしたのは、男と戯れるクリスの姿だった——。

■初出■
「天使のうた」Dear+ 2006年6.7.9.11.12月号掲載
「見守る者」 描き下ろし

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ご覧下さい、この麗しい表紙を
まず2人が素晴らしい。
その色合いも、ベルベッドの風合いまで感じられるようです。

そしてもちろん、ストーリーも期待を裏切りません・・・!!

う~む。
確実に進化しています!

西田先生~、こうなったらどこまでもついて行きますぞ~!

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