[ライトノベル]桑原 水菜/炎の蜃気楼

  1. 2008/03/12 桑原水菜「炎の蜃気楼」10~12巻(集英社/コバルト文庫)
  2. 2008/02/20 桑原水菜「炎の蜃気楼」9巻(集英社/コバルト文庫)
  3. 2008/02/18 桑原水菜「炎の蜃気楼」6~8巻(集英社/コバルト文庫)
  4. 2008/02/08 桑原 水菜「炎の蜃気楼」1~5.5巻(集英社/コバルト文庫)まで一気読み!

桑原水菜「炎の蜃気楼」10~12巻(集英社/コバルト文庫)

現在20巻(第二部終了)まで読んだ時点で、小休止中の「ミラージュ」です…。

だって、色んな意味ですんごい消耗しちゃうんですもん。
だけど、早めに感想あげないと、また記憶の彼方に飛んでいってしまいそう。

ということで、桑原水菜さんの「炎の蜃気楼(ミラージュ)10~12巻―わだつみの楊貴妃(前・中・後編)」の感想です!

わだつみの楊貴妃〈前編〉 (コバルト文庫―炎の蜃気楼)
『炎の蜃気楼(ミラージュ)10― わだつみの楊貴妃〈前編〉』
譲の心配をよそに、留年が決定的となった高耶。直江との関係もいっこうに良くならず、「おまえは、直江をなくすことになるぞ」という千秋の忠告にも耳を貸そうとしない。一方、直江と綾子は、闇戦国がらみの海難事故の調査のため、神戸に来ていた。毛利の村上水軍が、巨大な怨霊の戦鑑を作りあげようとしているらしい。そんな時直江は、〈力〉が使えなくなっていることに気づいた。
(1993年8月10日 第1刷発行)


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈11〉わだつみの楊貴妃 中編 (コバルト文庫)
『炎の蜃気楼(ミラージュ)11ーわだつみの楊貴妃 〈中編〉 』
大破した船から投げ出された高耶、直江、風魔小太郎は、瀬戸内海の小島に漂着していた。身を呈して高耶を守った直江だったが、その目は光を失ってしまっていた。信長を討つため、毛利、一向宗と手を組もうとする小太郎に、高耶は激しく抵抗するが、直江を人質に取られ、毛利の本拠地へと連れ去られてしまう。一方、大和の謎を追っていた綾子たちは〈楊貴妃〉に会うため、秋芳洞へ向かうが。
(1993年11月10日 第1刷発行)


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈12〉わだつみの楊貴妃 後編 (コバルト文庫)
『炎の蜃気楼(ミラージュ)12―わだつみの楊貴妃 〈後編 〉』
輝元が放った銃弾は、直江の心臓を撃ち抜いていた。駆け寄った高耶とたった一瞬、視線が結ばれ、それが直江の最期だった。「直江、早くオレを助けてくれ。早く、おまえがいる世界に帰りたい…。」その瞬間、毛利の本拠・萩城一帯を激しい地震が襲い、巨大な火炎の渦が夜空に燃え昇った。高耶の魂の絶叫が、地上に大崩壊を招こうとしていたのだ。衝撃の第一部完結編。
(1994年1月10日 第1刷発行)

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景虎の記憶が戻るにつけ、高耶の女王様ぶりも堂に入って来ましたね。

それはともかく。

私にとっては、まさに 「衝撃」の第一部完結編でした…。
よもや、こんな風に話が落ちるなんて。
全然予想だにしておりませんでしたので、それだけにショックも大きかったです。

読み始める前に持っていた「ミラージュ」の知識が本当に浅かったので、その分とても新鮮な気持ちで
物語を楽しむことが出来ていたのが幸いでしたが、だからこそ、この3作は本当に痛かった…。

唐突に直江を喪った高耶の魂の叫びが、余韻となっていつまでも心に残ります。

桑原水菜「炎の蜃気楼」9巻(集英社/コバルト文庫)

「ミラージュ」以外にも、まぁ、読んでいるもの(もちろんBLコミック)はあるのですが、とりあえず今日はこちらの感想をあげておこうと思います。

桑原水菜さんの「炎の蜃気楼(ミラージュ)」9巻『みなぎわの反逆者』(集英社/コバルト文庫)を読みました!

炎の蜃気楼(ミラージュ)〈9〉みなぎわの反逆者 (コバルト文庫)
大阪の製菓会社社長・狭間の前に姿を現すという「お姫様の霊」を探るために、秘書兼ボディ・ガードとして会社勤めを始めた直江。高耶と綾子も、怨将・荒木村重を追って、京都に来ていた。一向宗は荒木一族の怨念を封じ込めた「遺髪曼陀羅」を使って強力な「荒木大砲」を作ろうとしているのだ。ついに村重を見つけ出した高耶たちだが、村重は綾子の二百年前の恋人・慎太郎そっくりだった。
(1993年3月10日第1刷発行)

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高耶のよき理解者であり、かつ“上杉夜叉衆”の中ではこの人が一番まともで常識のある人なんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

この「みなぎわの反逆者」では、いよいよ門脇綾子こと柿崎晴家の200年前の恋物語が語られます。

だけど、あれれ??
勝手に妄想していた内容とは…全然違ってた~!!
しょぼーん。

されど、直江の「社長秘書」姿のみならず、「狂犬」ぶりまでもが堪能出来る実に美味しい1冊♪
まさに第一部のキモですよ。

さぁあなたも、直江の掟破りの言葉責めに度肝を抜かれて下さい!!

桑原水菜「炎の蜃気楼」6~8巻(集英社/コバルト文庫)

「老眼」で悩むのはまだ当分先だと思っていましたが、これは認識が甘かったかと嘆息する今日この頃…。
いや、ちがう。
これは「眼精疲労」というものなのよ、と心中でささやかな抵抗をしつつも眼の疲れ・かすみに悩まされております。
ええ。
それはもちろん、このところずっとこの大作に翻弄される日々を送っているからに他なりません。

と言うことで、桑原水菜さんの「炎の蜃気楼(ミラージュ)」6~8巻『覇者の魔鏡前・中・後編』(集英社コ/バルト文庫)を読みました!


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈6〉覇者の魔鏡 前編 (コバルト文庫)『覇者の魔鏡 前編―炎の蜃気楼(ミラージュ)6』
日光東照宮から、何者かに盗まれた秘宝、『恙鏡(つつがきょう)』は、人間の魂を封じこめる魔鏡だった。一方、由比子とともにプールに出かけた紗織は、謎の白い腕が次々と若い女性を水の中に引きずりこむのを目撃する。〈闇戦国〉の北条の動きをめぐって、霊が活性化しているのだ。紗織の連絡を受けて〈調伏〉に向かった高耶たちだが、彼らを待っていたのは、練馬城の悲劇の姫・伊都と豊島一族の怨霊群だった。
(1992年5月10日第1刷発行)


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈7〉覇者の魔鏡 中編 (コバルト文庫)『覇者の魔鏡 中編―炎の蜃気楼(ミラージュ)7』
「恙鏡(つつがきょう)」に魂を封じられ、北条氏照の手に落ちた高耶。思念波によって送られた映像を頼りに箱根に駆けつけた直江が見たのは、生きる屍と化した高耶の姿だった。「闇戦国」制覇を目論む北条一族は、景虎の魂を神木に木縛し、霊的な兵器にしようとしているのだ。一方、伊達小次郎に拉致された譲は、森蘭丸の催眠術によって、封印されていた強大な〈力〉を、徐々に発現させようとしていた…。
(1992年8月10日第1刷発行)


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈8〉覇者の魔鏡 後編 (コバルト文庫)『覇者の魔鏡 後編―炎の蜃気楼(ミラージュ)8』
「このひとを、鏡の中から解放してほしい」それが、直江が選んだ願いだった。北条氏康の化身した竜が持つ恙(つつが)鏡に呼応し、魔鏡から高耶の魂が放出された。意識を取り戻した高耶は風魔が支配する箱根を脱出し、譲が木縛されようとしている日光へ向かうのだった。天海僧正が徳川幕府守護のために、強力な呪法を行ったという『関東大三角』をめぐって北条と上杉夜叉衆の最終決戦が始まった。
(1992年10月10日第1刷発行)


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うがッ!?
表紙のイラストがこれまでの(1~5.5巻の感想はこちら)「バトルもの」から「BLもの」にぃ~~!
突然路線変更しまい、家人からのチェックが面倒なため、8巻からはカバーをつけて読んでいる次第であります。

でも、ここしばらくの間あまりに没頭して読んでいるので、一体何を読んでるのか唐突に問われました。(そもそも漫画以外を読んでいるということが珍しいらしい。)

その時は丁度浜田翔子さんのイラストに変わった「炎の蜃気楼(ミラージュ)13 黄泉(よみ)への風穴 前編 」を読んでいたところだったので、堂々と表紙を見せたわけですよ。
これが「炎の蜃気楼(ミラージュ) 11 わだつみの楊貴妃 中編」だったら、あまりのきわどさに、とても見せられませんが。汗

とりあえず「戦国武将が現代に生まれ換わって、再び天下取りをするという壮大なスペクタルバトルものよ!」と、ざっくり説明してみましたが、レーベルが“コバルト文庫”ということに目ざとく気づいたらしく「それって普通は女子中学生とかが読むものじゃないの?」と、妙に鋭いツッコミをされてしまい、言い返せずになんだか悔しかったです…。

とまあ、家人からの冷ややかな視線と、活字を読むと起こってくる眼痛&頭痛のダブルパンチと格闘しながら、何とかかんとか読み進めている「炎の蜃気楼」!

ここらで一旦感想をあげておかないと忘れてしまいそう。←すでにかなり怪しいし。汗

直江と高耶、二人のこれからの運命を決定させた「覇者の魔境編」感想です!

桑原 水菜「炎の蜃気楼」1~5.5巻(集英社/コバルト文庫)まで一気読み!

近頃ブログの更新が滞っている理由。
それは…

いよいよもってこの大作に取り掛かってしまったから~!!
に、他なりません。

ということで、桑原水菜さんの「炎の蜃気楼(ミラージュ)」(コバルト文庫/集英社)をとりあえず1~5.5巻まで一気読みしました!

炎の蜃気楼(ミラージュ) (コバルト文庫)
『炎の蜃気楼(ミラージュ)』
武田信玄の霊を封印した魔縁塚が、何者かによって破壊された夜、高耶の親友・譲は、火だるまになる夢を見た。「ようやく見つけましたぞ、お屋形様」譲に忍び寄ってくる武者たちの亡霊。強力な霊によって憑依されようとしている譲を救おうとする高耶は、不思議な「力」を使う直江と出会った。自ら何百年も生きた換生者と名のる直江は、高耶に前世からの宿命を告げるのだが。



緋(あか)の残影―炎の蜃気楼 2 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)

『緋(あか)の残影―炎の蜃気楼 2』
運転に自信のあるバイクで転倒してしまった高耶。登校してみると、目の前に見慣れない少年が現れ、クラスメイトで親友だと言う。高耶には全く記憶がない。そして、次々と学校に異変が起きて!?




炎の蜃気楼(ミラージュ)〈3〉硝子の子守歌 (コバルト文庫)
『硝子の子守歌―炎の蜃気楼3』
仙台市で、建築物が一瞬のうちに倒壊する事件が続発。直江の連絡で、高耶と綾子が調査に向かうことになった。仙台では活発化する最上義光軍の怨霊に対抗するため、伊達政宗が復活。激しい〈闇戦国〉を繰りひろげていた。政宗と同盟を結ぼうとする高坂弾正、事件のかげに見え隠れする狐の霊を操る女…。そして巨大な陰謀が渦巻く仙台で、高耶は自分を捨てて出ていった母・佐和子と出会った。



炎の蜃気楼(ミラージュ)〈4〉琥珀の流星群 (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
『琥珀の流星群―炎の蜃気楼4』
高坂の謀略で慈光寺を爆破され、九死に一生を得た高耶。だが、住職の国領は瀕死の重傷を負ってしまった。自分の無力さを知り、かつての景虎の〈力〉を取り戻そうと苦しむ高耶だが…。一方、仙台に集結した千秋、綾子らは、仙台市を「金輪の法」を用いた巨大な結界で包囲しようとする最上義康を追っていた。呪法の「壇」となる陥没事故現場を舞台に、義康と冥界上杉軍の対決が始まった。仙台を乗っ取ろうとする最上軍の怨霊たちに、高耶は!?アクション・ファンタジー。


炎の蜃気楼(ミラージュ)〈5〉まほろばの龍神 (コバルト文庫)
『まほろばの龍神―炎の蜃気楼5』
夜な夜な出没するという火の玉『ホイホイ火』を調査するために、奈良入りした高耶と千秋。火の玉に殺された塩原の家に向かった高耶たちは、そこで妖怪にとりつかれた少女・なぎと出会った。なぎに寄生しているのは、戦国時代の茶釜の妖怪・平蜘蛛だった。なぎを救うために、妖怪を操る『信貴山の龍神』の正体を探ろうとする高耶たち。だが、宿敵・織田軍も、なぎを狙って動きだしていた…。



炎の蜃気楼(ミラージュ)〈断章〉最愛のあなたへ (コバルト文庫)
『最愛のあなたへ―炎の蜃気楼〈断章〉』
奈良の事件を解決し、かつての上杉家の古戦場を訪ねた高耶と直江。だが、そこでも闇戦国の怨将の陰謀が渦巻いていた。佐々成政を狙う早百合姫の秘密とは。「最愛のあなたへ」。母に去られ、酒乱の父に反発しながらグレていた中学時代の高耶。孤独な彼の心を救ったのは、そばにいる譲の存在だった。そんな時高耶が無実の罪に問われ。「凍てついた翼」。大人気「炎の蜃気楼」シリーズ番外編登場。



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BL漫画読みの通過儀礼が新田祐克さんの「春を抱いていた」(リブレ出版)ならば、BL小説読みの通過儀礼がこの「炎の蜃気楼(ミラージュ)」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)なのではあるまいか。

そうわかっていながらも、全40巻+5.5巻&20.5巻という、あまりに壮大すぎるスケールからすっかり及び腰になっていたのですが、去年(2007年)のNHK大河「風林火山」でのGacktさま演じる麗しい上杉謙信さまのお姿を拝見し、さらに来年(2009年)の大河が直江兼続(なおえ・かねつぐ)を主役とした「天地人」だと知ったからには、「やはりミラージュを読破しておかないことには、これからのBL読み人生が思うままには楽しめまい」と思い至ったのです。

1900年~2004年まで実に14年に渡る連載後、また近頃邂逅編の新刊も出版された“主従下克上もの”の聖典とも言うべき「炎の蜃気楼(ミラージュ)」。
直江と高耶、二人の400年に渡る愛憎劇に、初っ端から気持ちがぐーるぐるしてしまいました!!

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