[BLコミック]国枝彩香

  1. 2010/05/17 国枝彩香『50x50』(BBC)
  2. 2009/02/18 国枝彩香『耳たぶの理由』(バンブーコミックス)
  3. 2007/12/28 国枝彩香『番人』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)

国枝彩香『50x50』(BBC)

いや、ちょっとこれは面白い。
BL界の革命児じゃないですかね?

ということで、国枝彩香さんの『50x50』(BBC)を読みました~♪

50×50 (ビーボーイコミックス)
イケメンリーマン・東野と川西は、高校時代から「モテ」を競い合ってきた腐れ縁。
同時に失恋してヤケ酒をあおった夜に、勢い余っていたしてしまい、さぁ大変!!女好きの色男のはずが、男相手に欲情なんて・・・ありえねぇ!なのに、女の子を口説いていても気になるのは、やっぱりアイツのことで・・・!?
攻同士の熱いラブバトル勃発!

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「攻同士」っていうと、語弊があると思います。

そうですね、これは言わば…「フェチ同士」!?

もしくは「ノンケ同士」!

が正解だと思います。笑

リーマンものですが、互いに我こそは世界一の「巨乳」好きと「美脚」好きとして、キング・オブ・フェチの座を一歩も譲ろうとはしない元高校の同級生の東野と川西。

なんでそんな二人がラブになだれ込むかと言うと…

悲しいかな…

失恋記念(?)の、お酒の失敗が原因なんですよね~~。汗

主役の二人が「乳」と「脚」好きな上、どっちも“もて男”な設定なので、取り巻きの女性キャラもわんさかご登場!!

見た目も、国枝さんご自身が「あえて受け攻めわからないように描いた」(あとがきより)ということで、その画力の高さもあいまって、どっちがどうなんだか最後までわからない…。

だって…
肝心なシーンは全部「朝チュン」なんだものー!!爆

という事で、はっきり言ってこの作品には「笑い」はあるけど、「萌え」はないです。

でも、私はすごく楽しく読めちゃいました~。

正統派のBLじゃないけど、ファンタジーとしてのBL、娯楽作品としてのBLだと捉えると、すごく完成度が高いと思うんですよね。

登場する女性たちも嫌味なく存在感があって、魅力的だし。

そして、この手の話をさらっと作れるのは、レディコミ誌で長年描いてきた国枝さんの真骨頂な気がするんです。

だってこれ、レディコミ誌に載ってても、さほど違和感がありませんよね?笑

でも、「BLとはこうあるべし!」という頑なな読者の方には…

ウケないだろうなあ~~。汗

まだ彼らのお話は続くということで、今度ちゃんと受け攻めが決まるのか(私は眼鏡が7受け予想)興味深々なんですが、せっかくだからリバもありな展開をぜひ国枝さんにはお願いしておきたい!

酒の上の過ちも3度続けば真理!!

続きを楽しみにしています☆

国枝彩香『耳たぶの理由』(バンブーコミックス)

これ、表紙のイラストの子がめっちゃ可愛いんですけど…!!

ということで、国枝彩香さんの『耳たぶの理由』(竹書房/バンブーコミックス)を読みました!

耳たぶの理由 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
山口はタラシだ、多分生まれつきの。石川の知る限りこの1年で12人の女と付き合っている。同じ男とすれば憧れるかムカつくかの二者択一なのだが、石川は当然後者だ。その石川と山口になぜ、体の関係があるのかというと…!?クールなイケメンとおバカなカワイコチャンの素直になれずにすれ違う恋愛模様を描いた人気シリーズ他、読みきり1編を収録した待望の最新コミックス。

■CONTENTS■

耳たぶの理由/麗人2005 3月号
指先の媚薬/麗人2005 11月号
唇のてっぺん/麗人2006 7月号
つむじの真ん中/麗人2006 11月号
後ろ姿の夏の猫/麗人2006 9月号
あとがき/描き下ろし

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初出を見たら、かなり前に麗人に掲載された作品なんですね。
なんで出版にこんな時間かかったんでしょう??

さて。

久しぶりにリビングのテーブルに堂々と置いておけるBLコミックを買いました。
この表紙は、どこからどう見ても少女マンガ。笑

この「表紙画像」が密林の予約画面に出たときから、すっごく気になってたんですよ!!

なんだ、このラブリーさは??
国枝さん、まさかの高校生モノ!?
バンブーなのに!?

と、商品説明読んでも大混乱。

なんの予備知識もないままに作品に取り組むのも、非常に新鮮でよいものです。笑

内容はクールだけど、ちょっとヘン●イ入ったイケメン君と、ちっちゃかわいくて負けん気の強い大学生同士の、すごくノーマルな王道BL

だけど、なんでか正統派になりきれない(汗)国枝テイストが大変美味し~い1冊でした!

国枝彩香『番人』(リブレ出版/ビーボーイコミックス)

今日こそは年賀状を印刷しようと思ったのに…
何と、プリンターが壊れた~!!
おーまいがー!

もうすっかりやる気がなくなったので、2007年の心残りがないように感想をあげようと思います。
ということで、国枝彩香さんの『番人』(ビーボーイコミックス)です~!

番人 (ビーボーイコミックス)
《夜伽、母の謎、本当の父、最後の夏の洋館―暴かれた、愛。雑誌掲載に衝撃を呼んだ、読者の心に刻まれた名作登場!》

洋館に囚われた無垢な弟・霞に献身的に仕える、無口で無愛想な加納。
主人の胤彦は、感情を見せない加納に伽を命じる――この男の激情を感じるために。
そして暴かれる三人の秘密、本心、愛…死者が語る最後の一日とは。
他、著者の才能全てを揃えた傑作集。

■初出■
番人/MAGAZINE BExBOY(’05年8月号)掲載
ShowMeHeaven/MAGAZINE BExBOY(’06年1月号)掲載
空の裏側/MAGAZINE BExBOY(’07年2月号、’07年3月号)掲載
めぐり逢い…COSMO/b-BoyPhoenix(2)(’06年9月)掲載
あとがき/描き下ろし

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「著者の才能全てを揃えた傑作集。」

b-boyの新刊予告でこの文字を見たとき、私の胸がどんなに期待にうち震えたことか…。
そして、どうです!?
この素晴らしい表紙のイラストは~~~ッ!?
ギャー、すてき~~!!!
…こほん。

国枝彩香さんと言えば、坂井久仁江さんのペンネームでも数々の名作を描いていらっしゃいますが、その代表作が『花盛りの庭』(集英社/ヤングユーコミックス)のシリーズかと。
この作品は、祖父と父と雅樹、三代の男達をめぐる「秘密」を描いた全5冊からなるシリーズもので、雅樹とその父の近親相姦など、かなり重いテーマをメインとしています。

そして、玉の輿を狙う美人OLとクリーニング屋の跡取り息子の恋を描いた『雨の日は恋をする』全7巻(集英社/ヤングユーコミックス)などのラブコメディでは、笑わせながらも恋する切なさを上手く切り取って、さらに心がぽっと温かくなるような心巧みな理描写も見せたりする。

その間口の広さがとても魅力的で、好きな作家さんの一人です。

ただ、なんといいましょうか、国枝作品の特徴として、ドロドロと暗い作品は果てしなく暗く、明るい作品は天井をぶち抜く勢いで果てしなく明るい…。
そして、美形はとことん美形で、ブ●イクはとことんブ●イクだと…。笑

両方のバランスが程よいと思うのは堅物な高校教師と軟派な美術教師のラブを描いた『未来の記憶」「風の行方』(ビブ版/ビーボーイコミックス)位でしょうか。汗

だから、今作も私的には期待通りっちゃあ、期待通り!!
だけど、「やっちゃったね、国枝さん」の感も否めない。

ただ、あとがきによるとご本人が至極ご満悦のようなので、それもまたよしでしょう。爆

“究極の耽美”と“BL界の歴史に残る問題作!?”の競演。
国枝ワールド初心者の方は、どうぞ心の準備をなさってページをお開き下さいね。

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