[感想]雑誌・mook

  1. 2008/05/24 FRaU2008年6月号『特集:甘いものには目がなくて!』よしながふみさんインタビュー
  2. 2008/01/14 「ダ・ヴィンチ」2008年2月号 特集2“よしながふみは好きですか?”
  3. 2007/12/04 「このBLがやばい! 2008年腐女子版」(宙出版/Next BOOKS)
  4. 2007/11/21 「乙女読み」と「腐女子読み」、「萌え」をかく語りき。
  5. 2007/11/12 「活字倶楽部」2007秋号【特集“乙女と隠れ腐女子のための読書案内”】
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FRaU2008年6月号『特集:甘いものには目がなくて!』よしながふみさんインタビュー

「西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜」アニメ化を控えて、時期的にはまさにぴったり!

ということで、『FRaU(フラウ)』2008年6月号【特集:甘いものには目がなくて!】での“よしながふみさんインタビュー”をチェックして来ました!

FRaU (フラウ) 2008年 06月号 [雑誌]
【特集1】甘いものには目がなくて!
・甘いものに目がない人の手みやげ
・TOKYOスイーツレストランガイド
・カバンお菓子は、働く女の隠し玉である
・全国甘いお取り寄せ、誘惑の魔女の宅急便
【特集2】ランニング 走る女は美しい
ランナーになったら、「世界」が違って見えました
◆とじ込み保存版:京都で甘いもの探し


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なんで私は『西洋骨董洋菓子店』が好きなんだろう、と考えていて、最近ようやくこれが“チーム男子萌え”なんだ、と思い至りました。
あの4人、だからいいんですよね。

それはさておき。

表紙を飾るのは蒼井優ちゃんです。
表紙のどこにもよしながさんのお名前はありませんが、中をチェックするとしっかり4ページ、インタビュー記事がありました。

スッカスカの脳細胞に頼った頼りない詳細は、以下折り畳みます〜!

「ダ・ヴィンチ」2008年2月号 特集2“よしながふみは好きですか?”

特集が気になって買っておきながら、しばらく放置プレイしてしまっていたこの雑誌。
この3連休に所用があって急きょ帰省した折り、長距離バスの中で熟読してしまいました。

もー、早く読めばよかったわ〜。

ということで、「ダ・ヴィンチ」2008年2月号特集2“よしながふみは好きですか?”を読みました!

ダ・ヴィンチ 2008年 02月号 [雑誌]

【特集1】 この小説の書き方がすごい-やっぱりは文豪すごい!、すごい古典に学べ座談会、本読みのプロがこっそり教える・いま狙い目な文豪、文豪にすごい小説の書き方を直撃!、文豪に学ぶすごい小説の書き方/【特集2】 作家・マンガ家にもファン続々・・・男女逆転『大奥』3巻発売!-よしながふみは好きですか?/スタジオインタビュー-松山ケンイチ/表紙-松山ケンイチ




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「あ、Lだ〜♡ 」
そう、表紙は松山ケンイチさん。
インタビュアーの方が「少年のイメージだったが背が高い。180cmある」と書いていて、私もびっくりしましたよ。

それはともかく。

もちろん今回のお目当てが【特集2】の方であることは、言うまでもありません。

「よしながふみは好きですか?」
と問われれば、
「はい、好きです」
と、お答えしましょう。

だけど、
「じゃあどんなところが好きですか?」
と問われると、なんだかこれが難しい。

「どんなところが好きなのか?」という質問は、=(イコール)「どんなところが面白いのか?」という問いかけだと思うのですが、私が「よしなが作品」に抱いている感情は、もう「スキ」とか「キライ」とかの枠を超え、とにもかくにも「よしながさんの作品がそこに存在する。ならば読む。」としか言いようがないのです。

この特集では、各界の著名人が「よしなが作品」についてのご自分の思いを、熱く熱く語っています。

それを読んでいるだけで、
「そうそう、この気持ちわかる!」とか、
「そうか、このシーンで感じた感覚は、実はこういうことだったのね」とか、
相槌を打つこと多数。

おかげで、今まで私が「よしなが作品」に対して抱いて来た、なんとなくもやもやとした、形になるようでならない、これまでうまく表現が出来なかった感情が、だいぶ整理されたような気がします。

特に三浦しをんさんと萩尾望都さんの対談は、小説家と漫画家というお二人のベースから読み取った「大奥 」既刊3巻(白泉社/ジェッツコミックス)に対する視点が面白く、とてもよかったです。
少女漫画界の「神」・萩尾望都先生にここまで絶賛されるなんて、よしながさん漫画家冥利に尽きますね。

また、BL作家の松岡なつきさんのお話も、同じBLを描く作家さんの視点から「よしなが作品」を読み解いていて、とても興味深かったです。

ダ・ヴィンチ読者に聞いた「あなたの好きなよしなが作品は?」のアンケートの上位6位までがBL以外だった(ちなみに一位は「西洋骨董洋菓子店」)のは、ここ数年の代表作から言えば納得なのですが、まだよしながさんのBLを読んだことの無い方には、ぜひ恐れずにこっちにもトライして頂きたい。

よしながさんが真摯に描き出す「物語」に、きっと取り込まれること請け合いですから。

ちなみに、私が一番好きなよしなが作品は「ジェラールとジャック」。
このブログでもたびたび語っていますが、BL読みとして復活したきっかけとなった作品で、BLなんて言葉もなかった時代に親しんでいたJune的世界が、10数年を経てこんなに豊穣になっていたことを思い知り、興味を掻き立てられてしまって、今に至るという実に罪深い名作。笑

この作品を超えるBLに出会うため、これからもBLをガンガン読み続けていきたいと思います!

「このBLがやばい! 2008年腐女子版」(宙出版/Next BOOKS)

某大型書店にて発見。

うわ。また出た。
どうしよう。もうやめとくか。
いや、でもなんか新しい情報あるかも。

と、中身をパラッと見たことろで、「あら??」
知ってる名前を発見!!
レジに直行〜。

と、いうことで(だから前置き長ッ!)「このBLがやばい! 2008年腐女子版」(宙出版/Next BOOKS)を読みました!

このBLがやばい! (Next BOOKS)
「2008年の傑作BLマンガがひと目でわかる。
ボーイズラブコミックベスト20、ボーイズラブ小説ベスト10」
【目次】
このBLマンガがやばい!BEST20・ゴールデンホモー賞発表!!・期待のニューカマー・各界のBL通に聞きました!あなたのBLベスト5・まだまだあるぞ!!2008年のGOODなBLマンガ探し・出口のない世界へようこそBLへの入り口調査・Special Interview・萌えジャンルで見るBLマンガ・広げよう、BLのワ!BLを読まない人にも薦めたいBL・ハズレなし作家の効能別作品紹介〔ほか〕

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「ダ・ヴィンチBL特集」(感想はこちら)といい、「活字倶楽部 2007秋号」(感想はこちら)といい、一体なんなのだ?
この出版界のBL〜、BL〜、BL〜は!?

「またかよ。今回は立ち読みでいいや〜、けッ。」
と思ってたのに、知ってるお名前が内容にあると買ってしまうものですね。

それは私もほぼ日参している「ゲイ&腐男子のBL読書ブログ」管理人aya-meさんのお名前。
BL好きな方なら、きっとご存じだと思う100万HITブロガーさんです。
「各界のBL通に聞きました!あなたのBLベスト5」なる記事中に「腐男子」代表で、アンケートに答えられてました。

私は漫画を読むのに忙しく、BL小説にはとんと疎いのですが、こちらの感想でBL小説の今がわかり、しかもその紹介文がめちゃ上手いので、更新が毎日楽しみなんですよ〜。
しかも、コメントを入れると絶対にお返事を下さる素晴らしい方であります


で、そんな(一方的な)ご縁で手にした今回の「このB(ビー)」(勝手に略)は、巻頭特集の「BLコミックベスト20」発表に驚愕し、草間さかえさんのインタビューに感嘆しました!!

「乙女読み」と「腐女子読み」、「萌え」をかく語りき。

私のアルバイト先の上司、Tさん(女性、10歳年上)と、自分の「萌え観」について語る機会がありました。

私が今Tさんから借りて読んでいる、萩原規子さんの「西の善き魔女」全4巻(中央公論新社)について話したのがきっかけです。

3巻の前半で本編が一旦終わるので、「続く外伝は飛ばしていいから」と、Tさんに言われて4巻を読み始めたところでした。

papico:「Tさん、4巻に入ってからアデイル、アデイル、アデイル、ヴィンセント、みたいに女子しかでないんで読むのが止まっちゃいましたよ〜!」(「西の善き魔女」キャラは「アニメ公式サイト」参照 こちら

Tさん:「あ、4巻の最初も外伝なのよ。そこもあとから読んで大丈夫だよ」

papico:「そうですか〜。わかりました!なんか私、男子が出てこないと読む気が起きないんですよね。私は正直言って、ルーンとロットの絡みがもっと読みたいんですけど〜」

ちなみにTさんには漫画読みの“たしなみ”として、BL作品も読んでいることを告白済み。
「西の善き魔女」も、はじめはフィリエルに感情移入して泣いたり笑ったりしてましたが、読み進めるうちにルーンと脇キャラ・ロットの関係を深読みする“腐女子読み”にすっかり移行してます。
ははは。

Tさん:「あ、ロットは最後まであんまり出てこないよ」

papico:「そうなんですか!?なんだ〜、楽しみ減っちゃいましたよ。(あからさまにがっかり)じゃあそこらは妄想しておくしかないですね。」(近頃は腐的発言をかなりぶっちゃけ気味)

Tさん:「あ、私も妄想はするよ!特にルーンが精神的に参ってたりすると、もっとやれ!まだ足りない!!とか思って、脳内でどんどん痛めつけて立ち直れないくらいにやりこめる。」

papico:「・・・・・・。それもまた新たな楽しみ方ですね。でも、Tさんは基本的に主人公にどっぷり感情移入した“乙女読み”(参照:「かつくら」2007年秋号より 感想はこちら)じゃないですか?私がルーンとフィリエルがいちゃこいてるとムカつく!って言ったら、「それがいいのよ」って言ってたじゃないですか〜?それは自分がフィリエルに入り込んでるから、ルーンといちゃいちゃしてるのが嬉しいわ♪ってことですよね??」

Tさん:「それはそうなんだけど・・・。なんて言うのかな〜。ルーンに関して言うと、もっと虐めてやりたくなっちゃうのよね〜。そこに「萌え」るって、言うか・・・。」

そう言うと、しばしうつむき、考え込むTさん。
やおら顔を上げると、急に声を上げました。

Tさん:「あ!わかった!!言わば“S型乙女読み”なんだわ!」

…。
「S=サド」ということですね。

世の中には、無限の「萌えツボ」があることを実感しました。

この後、「萌えは世界平和につながる」(今までのように、他人の「萌え」を排除しないで互いに互いの「萌え」を認め合えば、争いは起きずにひいては世界平和に貢献する。Tさん曰く「メカビvol.01」で語られていたそう)という壮大なテーマに話は移行し、しばし「萌え」について大いに語りあってしまいました。


ちなみに、「私がここまでで1番萌えたのは、ロットがルーンに「その眼鏡はあとがつくからやめたまえ」と言ったところなんですけど?」と言ったら、Tさんに「それは萩原さんはなーーーんも考えてないと思うよ。」って言われました…。

ええ〜!?そうなの!?

ルーンロットユーシス








↑アニメ版のきらきらなルーン、ロット、ユーシス。
ルー・ルツキン(ルーン)とロットは黒髪と金髪でお似合いでしょ!?
赤髪のユーシスは二人にとっては犯しがたい太陽のようなものかと。


アデイルが作中で自分の義兄ユーシスとルーンのBL小説を書いて、母校の修道院で人気をはくす設定なんですが、基本的にお坊ちゃまで、真っ直ぐ育ったユーシスにはそんな淫靡さが似合わない。
伊達男のロットの方が遊び慣れてるし、「ルーンの寝顔がかわいい」と発言したり、ルーンにかまいたがって何かとちょっかい出してくるところがいい。
おまけにルーンは小さい頃、見世物小屋にいましたが、そこが窃盗団でもあり、必要とあれば夜伽で客を取らされていたという筋金入りの少年です。

確かに「活字倶楽部 2007秋号」での三浦しをんさんとの対談でも、BLの要素はない!と作者ご本人が言い切ってますけど・・・。

これは絶対にあえて「匂わせてる」んだ、と思うけどな〜。

やっぱり「乙女読み」と「腐女子読み」には超えることの出来ない深い溝があるようです・・・。

「活字倶楽部」2007秋号【特集“乙女と隠れ腐女子のための読書案内”】

先日、私の少女マンガの師匠Sさん(自宅リビングの本棚に2000冊もの少女マンガを蔵書されているのです!)に、久しぶりにお会いした時、開口一番にこの雑誌のことを教えて頂いた。
それが「活字倶楽部」(通称:かつくら)の【特集“乙女と隠れ腐女子のための読書案内”】。

活字倶楽部 2007年 12月号 [雑誌]

巻頭特集は、『乙女と隠れ腐女子のための読書案内』。
〈乙女〉のみなさまには女子のココロのツボにヒットする小説を。〈隠れ腐女子〉のみなさまには殿方の素敵な愛の物語を。慎み深い女子の魂に捧げる、ナナメ読み文学ガイド!
【荻原規子×三浦しをん】のスペシャル対談、腐女子がお仕事!な人たちによる座談会、【松野志保】【江森備】の特別インタビューの他、「108冊文学ガイド」をお届けします!


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「面白かったよ〜!でも私は“乙女読み”だな♪」と教えてくださったSさんは子供の頃の物書きになりたいという夢をつい最近実現されて、昨年念願の作家デビューを果たした方。

そして、お嬢さんがお二人いて、上のお嬢さんは「BL作家になりたい」との夢のために、日々精進なさっているとのお話を以前伺っていたのです。
「私は女子高でJuneを読んでいたので、お嬢さんのお気持ちわかります」と話したことを、ずっと覚えていらしたようです。
もちろん、今でもガッツリ読んでいますとは隠しておりますが。


で、今号の「かつくら」の特集は「小説の楽しみかたはさまざま」あって、その中でも「特に、キャラクターに思い入れが強い読者」の読み方は「乙女読み」「腐女子読み」「BL読み」3パターンに分類できるとしています。

ほほう。
ならば私はどの分類に属するのだ??

そんな興味からはじめて手にした「かつくら」。
三浦しをんさんと萩原規子さんの対談が、とても面白かったです!

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