[BLコミック]石原理

  1. 2009/04/10 石原理『ひまわり 1』(HUG COMICS)
  2. 2008/07/16 石原理『テッペンカケタカ』(ミリオンコミックス)
  3. 2007/11/20 石原理『あふれそうなプール3』(HUG文庫/メディエイション)
  4. 2007/10/29 石原理『羊たちの番人』全2巻(Dariaコミックス/フロンティアワークス)
  5. 2007/09/28 石原理「あふれそうなプール2」(HUG文庫/メディエイション)
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石原理『ひまわり 1』(HUG COMICS)

なんか。
感想あげるのが久しぶり過ぎて、戸惑ってます…。
感想ってどう書くんでしたっけか…??汗

と、そんなブルーな気持ちを一瞬で吹っ飛ばすような快作、石原理さんの『ひまわり 1』(HUG COMICS)を読みました!

石原理 ひまわり1
なんか、胸んとこが、ぎゅっとする。
たぶん、お前のせいだ!!

元伝説のトラック野郎、「竜巻の一輝(子持ち)」がはじめた、ワケありラーメン人生。仲間に助けられ、ぶきっちょだけど、一本気なラーメン屋・一輝が業界大手「春野フーズ」社長で義兄でもある実篤の妨害に牙をむいた!!

■初出■
第1回…Hug-コミハグ-vol.2掲載
第2回…Hug-コミハグ-vol.3掲載
第3回…Hug-コミハグ-12月号掲載
第4回…Hug-コミハグ-4月号掲載
第5回…Hug-コミハグ-6月号掲載
第6回…Hug-コミハグ-8月号掲載
第7回…Hug-コミハグ-10月号掲載
第8回…Hug-コミハグ-12月号掲載
描きおろし…食べるヤツら

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「熱いハートがガチにぶつかりあう!
この本気、マジにヤバイっす!!」

元伝説のトラック野郎「竜巻の一騎」にはどうしても貫かなければならない信念があった。ぎこちない手つきで作る一杯のラーメンは、二つの魂が結実した、まっすぐな生き様そのものだった!!
(帯より抜粋)

ってもう、この帯からして熱いッス!

担当さんの作品にかける熱い思いが伝わってきますよ~。
書店のお姉さんにもその情熱が伝わったのか、10冊以上平積みでしたし。笑

ところで。

Hug」って休刊しちゃったと思うんですが、「1」とあるからには「2」も出るんですよね!?
こだかさんの『BORDER』みたいに、モバイル配信とかしてらっしゃるのでしょうか??

ふむふむ。今久しぶりにサイト覗いてみたら、しているらしい。汗
(ついでに、『BORDER』の2巻は9月単行本発売予定だそうです!さらに通常版に加え、限定5000部のドラマCD版も発売予定だそうです!キャスト気になる!)

でも、私はモバイルのちっさい画面で漫画を読む気には到底なれないので、是非とも紙媒体での出版を心待ちにしております~。

さて。

今回、この作品を読んで私は実感しました。
年をとってみないと、わからないものもあるってね。

石原さんがBL界の山田○二監督に思えてきた、「日本人の情」に訴える快心の一作でした!

石原理『テッペンカケタカ』(ミリオンコミックス)

あー、これもう面白すぎて、どうしよう!?って感じなんですが。

ということで、石原理さんの新刊『テッペンカケタカ』(大洋図書/ミリオンコミックスHertz Series 41)を読みました!

テッペンカケタカ (ミリオンコミックス  Hertz Series 41)
ジョン・レノンの亡くなった年の暮れに生まれた龍園寅次郎。
そして、ふたつ年上の幼馴染み・さくら。
不遇の子供時代、ふたりは互いへの絶対的な信頼だけを支えに暮らした。
お前は俺のものだから。俺はお前のものだから。
互いに人生を賭けた、男たちの物語が始まる!!

■初出■
CRAFT Vol.23・2005,vol.27・2006
HertZband.17,18,21,23・2007 band25・2008

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さくらが黒髪・短髪なのはかなり新鮮~!
石原さんの描くキャラは見た目も中身も、攻めは「黒」で、受けは「白」なイメージなもので。

さて。

「ヤ○ザ」と「やんちゃ」を描かせたら右に出るもの無し!!の石原さん。

その作品にハズレ無し!
と、断言できる大御所の作家さんですが、その長い創作活動の中でも、今が一番ノってる感じがします。


“「ヤ○ザ」と「医者」の組み合わせが大好きで(中略)それは多分生命に対する倫理と立場の対立があるからだ”とは、あとがきでの石原さんの言葉。

その思惑とはまた違った方向に進んでいく二人(寅とさくら)ですが、“描くたびに愛情が湧く”と言う恵まれたキャラだけに、非常に冴え渡った描写が素晴らしい。

男同士の矜持と野心がぶつかりあう、石原節が炸裂です!

石原理『あふれそうなプール3』(HUG文庫/メディエイション)

発売日に買い損ね、書店を7軒梯子してようやく手に入れた思い入れ深い作品!?
石原理さんの『あふれそうなプール3』(HUG文庫/メディエイション)の感想です!

あふれそうなプール 3 (3) (HUG文庫)
良太とともに、温泉に来た入谷。良太に自分への気持ちをぶつけられと惑う。 
そこに木津が現れて…。 
入谷をめぐる、二人の勝負の行方は…?入谷の出した答えは…?それぞれの進む道は…? 
友情・愛情・同情・嫉妬…絡み合ったそれぞれの思いが完結するコミック文庫第三巻。描き下ろしマンガとともに登場!! 

■初出■
あふれそうなプール溺れた魚3…MAGAZINE BExBOY(99年8月~9月号・11月~12月号・00年1月・5月号)掲載
あふれそうなプール…MAGAZINE BExBOY(00年8月~9月号)掲載HIKONE…MAGAZINE BExBOY(00年12月~01年1月号)掲載
手当たり次第にオスを刺す君は最悪のキス・・・b-BOY Zips⑩(98年9月)掲載
CHIRISTMAS NIGHTMARE…同人誌再録
描き下ろしマンガ…描き下ろし

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おっと、2巻の感想(こちら)で述べた勝手な予想に反して、表紙は木津x入谷の黄金の2ショット~!!
木津が学ランの襟を開けようとして入谷にとめられてるのか、それとも入谷が開けさせようと誘っているのか…。

それにしても、石原先生!
ここに来て、入谷の学ラン姿をありがとう!!
お坊ちゃまの入谷には、ブレザーももちろん似合いますが、やっぱり学ランは格別ですね。
しっかりと見納めたいと思います


しかも、ここに来て、急に木津がかわいく見えて来ましたよ!?
そうか。
木津ってば、まだ17歳だったんだよね…。

人生の早い時期に運命の人に出合ってしまう。
「あふプ」は、そんな奇跡を互いに認め合うまでの物語だと思いました。

石原理『羊たちの番人』全2巻(Dariaコミックス/フロンティアワークス)

続刊を待ちに待ったこの作品が、足掛け8年に渡る歳月を経て、いよいよクライマックスを迎えました。
1年に1本の掲載が長年かかって作品にまとまったこのシリーズ。
特に1巻は、これだけでも実に6年の歳月かかっていることもあり、絵柄がマイナーチェンジしていたり・・・。

それが石原理さんの『羊たちの番人』全2巻(Dariaコミックス/フロンティアワークス)です~!

羊たちの番人 (Dariaコミックス)
16才の時に人を刺した過去を持つ矢内。 亡き父の後を継いで牧師になった彼は主の教えに背いてばかりいた。 そんな時、矢内の元へ湯名が現れた。 身分を偽り矢内に近づいた湯名は、矢内の罪を悔いる心に触れ、再び伝導者になる事をすすめる…。
大人気牧師シリーズ、待望のコミックス化!!

■1巻 初出■
羊たちの番人…Daria vol.7(’99 8月号)
羊たちの番人2…Daria vol.11(’00 8月号)
羊たちの番人3…Daria vol.18(’02 5月号)
羊たちの番人4…Daria2003WINTER(’04 2月号)
羊たちの番人5…Daria2004AUTUMN(’04 11月号)
羊たちの番人6…Daria2004WINTER(’05 2月号)
掲載分に大幅加筆・修正  
あとがき…描き下ろし


羊たちの番人2
神の教えに背いてばかりの牧師・矢内と、同じく牧師の湯名は、教会で勤めに励む日々を送っていた。 相変わらず矢内に振り回される湯名だが、矢内を取り巻く人間関係や広い世界を知り、自分を省みて、ある決意をする――。 少しずつ互いの距離を縮める二人の前に『奇跡をおこす男』と呼ばれる陽光が現れて…!? 
大人気・牧師シリーズがついに完結!! 描き下ろしマンガも収録。

■2巻 初出■
羊たちの番人7…Daria 2006 8月号
羊たちの番人8…Daria 2006 10月号
羊たちの番人9…Daria 2007 4月号
羊たちの番人10…Daria 2007 6月号
羊たちの番人11…Daria 2007 10月号
密日…描き下ろし 
あとがき…描き下ろし

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石原理さんの描く「黒い攻め」と「白い受け」が好きです。
この場合の黒と白は単純に作画の“髪の色”だけではなくて、そのキャラのもつ精神性も表現しているような気がしてなりませんが、どうでしょう?

そんな「黒い堕落した精神の持ち主」である矢内牧師と、まったく正反対の「潔白な精神の持ち主」である湯名牧師の教会内ラブアフェア、なBLなのですが、元来気が小さい私は、こういう背徳感に満ちた舞台設定って、それだけで心拍数が上昇してしまいます~。ドキドキ。汗

「ああ、神よ許し給え…」
と、つぶやきつつも、しっかり読むとこは読みますが。笑

少しずつ互いの距離を縮めていく2人の関係が、読んでいてとても心地いい。
擦り寄ることで互いを開放していく、そんなお話です!

石原理「あふれそうなプール2」(HUG文庫/メディエイション)

私の持つ文庫版「あふれそうなプール1」(感想はこちら)の帯には、「第2集は6/10発売!!」の文字が躍っている。
なのに、待てど暮らせど2集が出ない。
そうか、この帯で入谷鉄夫が哲夫と誤植されているように、きっとこれは「9/10発売」の間違いなのだ。
無理やりそう納得して数ヶ月。

9月に入ってすぐのある日、またあてどもなく書店のコミックコーナーを徘徊していると、新刊コーナーの平積みの一冊から強い視線を感じて、ふと立ち止まる。

そう、そこには待ちに待った石原理さんの「あふれそうなプール2」(HUG文庫/メディエイション)が!!

「これって、ひょっとしてガン飛ばされてる!?」(死語)と、勘違いしそうになった木津の強面がこちら。

あふれそうなプール2
―複雑な気持ちに戸惑いながら木津を受け入れた入谷。
心が通い、そしてぶつかり合いながら、深く愛し合って行く二人・・・。
友情と愛情の微妙な狭間でゆれる入谷の出した答えは・・・。
大人気を博した『あふれそうなプール』のコミック文庫2巻目が、描き下ろしマンガを収録して登場!!
別ストーリーの『色悪』も全編収録。


■初出■
あふれそうなプール「水の季節が終わるまで」
…MAGAZINE BExBOY(97年11月~98年1月号)掲載
あふれそうなプール「溺れた魚1」
…BExBOY COMIX あふれそうなプール3(98年10月)掲載
あふれそうなプール「溺れた魚2」
…MAGAZINE BExBOY(99年2月~4月号)掲載
色悪 前編…MAGAZINE BExBOY(98年5月号)掲載
色悪 中編…MAGAZINE BExBOY(98年7月号)掲載
色悪 後編…MAGAZINE BExBOY(98年8月号)掲載
触れない指先…コミックJUNE(98年5月号)
描き下ろしマンガ…描き下ろし

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「見てる~!怖い顔のお兄ちゃんがこっち見てる~!!」

と、子供も思わず泣き出しかねない木津の顔ですが、連載当時から10年を経てやっぱり趣は変わってますね。

文庫には1、2巻ともに「特別編」として描き下ろしがついてるのですが、こちらでは現在の絵柄での木津と入谷が楽しめます。
でも、この描き下ろし、「この物語は最終話後です。全巻読了後に読むことをおすすめします。」との無体な注意書きが…。

むむむ。
そんなの待っていられません。
ちょっとは(2日くらい)我慢しましたが、やはり読んでしまいました…。
くっ。

私は中古のビブ版もざっと読んでいたので、まあおおよそのストーリーは分かっていた(全巻揃いではなかった)からいいですが、文庫2巻以降を未読の方は、やはり3巻の発売を待ってからお読みになることを強くおすすめいたしますよ!

一度は体を繋げた木津と入谷。
とまどいながらも、その心までをしっかりと繋いで行く過程が2巻では描かれます。

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