[少女マンガ]山口美由紀

  1. 2007/10/31 山口美由紀『春告小町』全4巻(白泉社/花とゆめCOMIX)
  2. 2007/04/02 山口美由紀『タッジー・マッジー』全3巻(白泉社文庫)
  3. 2007/04/01 山口美由紀『フィーメンニンは謳う』全2巻(白泉社文庫)

山口美由紀『春告小町』全4巻(白泉社/花とゆめCOMIX)

新田祐克さんの『オトダマ―音霊― 1』(感想はこちら)を読んだ時に、そういえば山口美由紀さんの漫画にも要と同じように「聞こえざる声」が聞こえてしまう耳を持った人がいたな~、と思い出しました。

それが『春告小町』(白泉社/花とゆめCOMIX 全4巻)の坂崎正之助です~!

春告小町1春告小町2春告小町3春告小町4

団子屋の看板娘・お春は大のお侍嫌い。
そんなお春の長屋に坂崎正之助という浪人が越してきた。
人の心の声が聞こえるという、不思議な力を持つ正之助。
その侍らしからぬ飾り気のない人柄に、お春は次第に心を開いていく…。
花のお江戸のあったか純粋ストーリー!
(1巻 裏表紙より)

■初出■
月刊メロディ 平成13年5月号~平成16年7月号掲載

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ファンタジー漫画界の華!
山口さんの描く、江戸時代物。

です!
町娘です!
エセ坊主です!!笑

ふんわりキラキラした画風の中に、元気で明るい女の子、ちょっと影のあるいい男、そしてマッチョなゴツめキャラが登場するのは変わりませんが、微妙に画風の変遷を思わせます。

山口さんご本人も仰ってますが、1巻と4巻の表紙のお春の顔が…違う~
でも、読んでるうちにはそんなに気にならない、いわばマイナーチェンジといった感じです。

内容としてはホラーがかっていながら、魅力的なキャラの数々と、ほんわかあったかいストーリー展開は健在。
そして、この作品、特筆すべきはラブストーリーなのです♪

江戸の町を舞台に繰り広げられる、山口ワールドをどうぞご堪能下さい!

山口美由紀『タッジー・マッジー』全3巻(白泉社文庫)

山口美由紀さんの「タッジー・マッジー」全3巻(白泉社文庫)を読みました!

タッジー・マッジー1タッジー・マッジータッジー・マッジー3

人には言えない秘密がいっぱいのロッテは、わけあって「モーゲン」という小さな町に1人っきりで越してきた。でも、大家カロリーヌばあさんの口車に乗って借りた家は電気も水道もないとんだボロ屋。おまけに幽霊が出るというウワサまであって…。そんなある日ロッテは秘密の力を大家の孫・リヒトに見られてしまう。この町を出て行く決心をしたロッテだが、彼女と同じ不思議な力を持つシルビィの存在が気になって…!?
(文庫1巻あとがきより)

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『タッジー・マッジー』ファン待望の文庫化です!
この作品は1992~94年に「花とゆめ」に連載されました。

山口美由紀さんのキラキラ、ふわふわした繊細な絵柄とファンタジーが大好きな方にはたまりません。
文庫の表紙が1巻から3巻までそろうと、洒落たストーリー仕立てになっていてとても素敵です。
他の作品ではあまり見かけないこの演出、とってもGOOD!
まるで作品中の二人の距離感のようですよね♪
表紙を書き下ろした山口さんの、この作品を愛する気持ちが伝わってきます。

前作『フィーメンニンは謳う』(白泉社文庫/全2巻)(感想はこちら)での人気者、シルヴィのための作品とも言える『タッジー・マッジー』。

シルビィファンばかりでなく、魔女・妖精・ドラゴンなどの単語に反応してしまう方は必見です!

山口美由紀『フィーメンニンは謳う』全2巻(白泉社文庫)

山口美由紀さんの「フィーメンニンは謳う」(白泉社文庫/全2巻)を読みました!

フィーメンニン1フィーメンニン2


ドイツの勤勉女学生リーナは勉強にバイトにと忙しい毎日を送っていた。そんな彼女のライバルは、無愛想でちょっと風変わりなユリウス。そんなある日、自分にしか見えない小さな女の子を拾ったことから、リーナの日常は大きく変わっていくことに。女の子ミルッヒのために「あちらの世界」に旅立つことを決意したリーナ。そこにはとんでもない事件が待ち受けていて…。

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『フィーメンニンは謳う』は1990~91年にかけて「花とゆめ」に連載されました。

ファンタジー好きにとっては外せない作家さんである山口美由紀さんの代表作ともいえるこの作品。
文庫で出版されることになって、多くの人が喜びの涙を流したことでしょう。笑

山口美由紀さんの美しく繊細な絵柄は、まさにファンタジーむき!
清水玲子さんのファン同様、「この絵が大好き!」と仰るファンが多いことと思います。
もちろん、カラーイラストも素晴らしい!!

ファンの間では2冊目の「画集出版運動」も展開中です。



改めて見ると、確かにご本人も仰るように近年よりもずっと華奢な絵柄です。
特に男性…。
シルビィなんて、もう折れてしまいそう~!
うふふ♪←なぜ喜ぶ?

いつまでも古びることのない、ファンタジーの底力を感じる作品です。

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